カーペットの施工方法ってどんなものがある?

カーペットの施工方法

カーペットを固定する際の施工方法には3種類あります。
接着剤を付けて直接床に貼る「直貼り工法」、モノボンド接着剤で固定する「モノボンド工法」、金具で固定する「グリッパー工法」。
敷き替えが簡単で、下地材のアンダーレイを入れて施工できるグリッパー工法が最近最も普及している施工方法です。
直接床に接着剤で貼り付ける方法は、敷き替えが面倒なデメリットがありますが、安全性には優れています。
カーペットの商品選びはもちろん重要ですが、場所に合わせて施工方法も適切な方法をとる必要があります。

グリッパー工法

グリッパーとはカーペットの固定金具のことで、この固定金具を部屋の壁際に固定し、カーペットの裏をピンに引っかけて施工する方法です。
カーペットの下にフェルトなどの下地を敷き、カーペットを伸ばしてピンに引っかける方法で、カーペットを充分伸ばしてからグリッパーに引っかけます。
カーペットを敷く前に下地床として、フェルト(アンダーレイ)を敷きこみます。
グリッパー工法は衝撃吸収性や、断熱性・防音性に優れているのが特徴です。
フェルトグリッパー工法とも言われます。
グリッパー工法は、カーペットを充分に伸ばしてピンに引っかける工法のためカーペットが伸びて波打つことなく、張替えも容易に出来ます。

グリッパー工法

施工の流れ

STEP1 下地の確認・調整・割りつけ

貼り方向・取り合わせを検討の上割付けする。

STEP2 グリッパーの取りつけ

グリッパーの取りつけ

グリッパーの取りつけ。たるみの発生しやすいところにはグリッパーを2本並べるダブルグリッパーとする。
グリッパーのピンが壁に向く(グリッパーの文字が読める)状態で部屋の周囲に打つ。グリッパーと壁面での間隔は使用するカーペットの厚みの2/3程度あける。

  • STEP3 アンダーレイ(フェルト)の敷き込み

    アンダーレイの敷き込み。アンダーレイのフェルトは切り込まずに継ぎ、真物で継いでいく。

  • STEP4 仮敷き

    しわが取れるまで仮敷きを行う。
    パイルの方向を確認して、流れ方向を合わす。
    柄物の場合、柄リピートを確認し、誤差が生じていた場合には、柄合わせしやすいように並べかえる。

  • STEP5 端部の裁断

    壁周りの余剰分を除いてカットする。

  • STEP7 敷き込み

    ニーキッカーやストレッチャーで、カーペットを充分に伸ばしながら敷き込む。

  • STEP8 トリミング仕上げ

    壁際と四隅のカーペットを裁断してトリミング仕上げをする。
    壁際はカーペットトリマーで裁断し、トリマーの使えない四隅はカッターで仕上げる。

  • STEP9 養生

    接着剤などによる汚れや不備な点がないかを確認し、養生する。必要に応じて養生シートで養生する。

注 意

カーペットは裏巻きで、広げた時に端(耳)部分がはね上がっている。あらかじめ反りぐせのあるところは平滑になるよう手で曲げておく。特に冬期の施工はくせがつきにくいので注意する。

豆知識
シーミング

カーペットの織り幅よりも施工場所が広い場合は、カーペットをつなぎ合わせて敷き込むことになります。これをシーミングといいます。シーミングには、専用のシーミングテープという粘着剤の付いたテープを使い、カーペットを繋ぐ部分の下にシーミングテープを置き、専用のアイロンで、粘着剤を溶かしながら接合していきます。カーペットの裏面にはジュートと合繊二次基布がありますが、合繊二次基布の方が高温に弱いので、注意が必要です。 専用の道具も使用するので、DIYをするにはかなり上級者向きです。DIYとプロでは、仕上がりにかなり差がでてしまうようなので、シーミングが必要な場合は、専門の施工業者に一度相談してみましょう。また、タイルカーペッでしたらDIY初心者でも施工できます。

タイルカーペットの施工方法を見る

直貼り工法

耐久性や安全性を重視する場所にタルミが出ない直貼り工法が適しています。
カーペットに接着剤を付けて、直接、床面に貼りこんでいく方法です。
接着剤の度合いを考えなければ、後からカーペットが剥がれないなどの問題が発生するので注意が必要です。
表面がフラットに仕上がり、摩擦抵抗が減るので耐久性が高まり、柄合わせ、つなぎ目(ジョイント)もきれいに仕上がり、施工後のシワやタルミもほとんどありません。

モノボンド工法

「モノスラブ」と呼ばれる厚さ約5mmのフェルト(アンダーレイ)を下地床とカーペットの間に敷き、下地床とモノスラブ、モノスラブとカーペットをいずれもモノボンド接着剤で固定する工法のことです。
直貼り工法と同じく、表面がフラットに仕上がり、摩擦抵抗が減るので耐久性が高まり、柄合わせ、つなぎ目(ジョイント)もきれいに仕上がり、施工後のシワやタルミもほとんどありません。

施工の流れ

  • STEP1 割りつけ

    貼り方向・取り合わせを検討し、割りつけする。割りつけ寸法より少し大きめにカーペットを荒切りする。

  • STEP2 荒切り

    一度に全部のカーペットを広げると汚れがつきやすいので、2~3枚ずつ広げて仮敷きする。

STEP3 仮敷き

幅継ぎ。両方のカーペットの耳を2~3cm目通し切断する。
ジュートムーバーのカーペットは、パイルを切断しないように慎重に目通し切断する。

STEP4 接着剤の塗布幅継ぎ・貼りつけ

接合部分はバッキングによって2つの方法がある。

  • クッションバックカーペットの接合部分

    接着作業完了後に整理切りし、こぐちだけ接着剤を塗布してジョイント仕上げする。パイルに接着剤が付着しないように注意。後日の変色を招く。

  • 織カーペット、タフテッドカーペットなどの接合部分

    目通し裁断をする。両方のカーペットがぴったり合わない場合には、隙間のないようにし、余っている部分は重ね気味にする。重なった部分は、ジョイントから遠ざけるようにニーキッカーを使う。

STEP5 丈継ぎ

接着剤を塗布し、貼りつける。
指触乾燥確認方法。塗布した接着剤に軽く指を触れて、多少ねばつく程度になってから貼りつける。
丈継ぎをする場合は、片目通しを基本とする。
丈継ぎは、ほつれが出やすいなど強度に劣るので丈継ぎが出ないような割りつけをする。やむなく丈継ぎをする場合は片目通しを行う。
ニーキッカーでならしながら接合部(継ぎ目部)をあわす。
ニーキッカーによって生じたしわは、カーペットの紙管などで継ぎ目から遠ざけるように下地に圧着して伸ばす。

  • STEP6 トリミング

    壁、柱回りのトリミングは、トリマーやパーキリなどでカットして納める。

  • STEP7 養生

    接着剤などによる汚れや不備な点がないかを確認し、接着強度が出るまで24時間以上養生期間をとる。必要に応じて養生シートで養生する。

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