天然木と人工木の違い

ウッドデッキの素材選びの参考に!
それぞれの特長と違いを比較
天然木と人工木の違い

天然木は風合いや香りを楽しめるのが魅力ですが、木材とプラスチックの特性を併せ持つ人工木も人気です。人工木には天然木に劣らない性能があり、今ではメンテナンス性や経年変化の弱点も克服し、できる限り天然木に近づけた商品になっています。天然木と人工木にはそれぞれ優れた特長があるので、条件に合った選択をしましょう!

天然木 vs 人工木それぞれの特長と違いを比較

天然木とは?

天然木とは?

天然木は大きくハードウッド、ソフトウッドという種類に分けられます。ハードウッドは硬く電動工具などが必要ですが、耐久性に優れています。一方、ソフトウッドは柔らかく加工しやすい反面、経年劣化が早く、定期的なメンテナンスが必要になります。特に、木の風合い・木目の美しさ、経年変化を楽しみたい方に天然木のウッドデッキが選ばれています。

人工木とは?

人工木とは?

人工木(樹脂木)とは、樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜ合わせ、押し出し成型した合成木材のことをいい、天然木特有のシロアリの被害や「腐る」という心配がほとんどありません。部材が豊富に揃っているため、デッキ材として選ぶ方も増えています。また、色褪せしない、ささくれが生じにくい、メンテナンスフリー、などの利点もあり、ウッドデッキを長持ちさせるためにメリットの多い素材です。

天然木ウッドデッキの特長

天然木ウッドデッキの特長

質感 (見た目)天然木特有の美しい木目、表面の滑らかさ、温かみある風合いを楽しむことができる。自然にとけこむナチュラルさがある。

色合い(色褪せ)必ず色褪せや退色が起こる。ハードウッドは経年変化を楽しむことができ、ソフトウッドは塗装することで好みの色合いに変えることができる。

耐久性(耐候性)樹種によって耐久性に大きな差がある。ウリンなどのハードウッドは硬く丈夫で何十年も長持ちするが、スギやSPFなどのソフトウッドは衝撃に弱く腐りやすいため耐用年数は短く、約2~3年で劣化する。

耐腐朽性ハードウッドはシロアリに強く腐りにくい性質があるが、ソフトウッドは水分を吸収するため腐りやすく、シロアリに侵されやすい。

メンテナンス性ハードウッドは特殊なメンテナンス不要。ソフトウッドは、防腐・防虫処理、塗装などの定期的なメンテナンスが必要。

施工方法基礎の材料と床板は同じ木材で作るのが一般的。角材や板材などの木材を使いすべてビスで固定して作る。

デメリット・デッキ表面にビスが露出するため危険な場合がある。
・水に濡れると滑りやすくなる。

選ばれる主な理由・初期費用を安くしたい。(ソフトウッド)
・好みの色に塗装したい。
・木目の風合いを楽しみたい。

人工木ウッドデッキの特長

人工木ウッドデッキの特長

質感 (見た目)木の質感も感じることができるが、天然木の味わいある温もり感には欠ける。すっきりとしたスタイリッシュな印象。

色合い(色褪せ)表面に多少の初期退色はみられるものの、その後大きな変化はなく色褪せにくい。天然木には無いカラーがあり、家の外観に合わせやすい。

耐久性(耐候性)木材の配合率で多少の差はあるが、プラスチック成分の働きで湿気に強く腐りにくい性質がある。乾燥によるひび割れやささくれも生じず、一般的に、10~15年は問題なく使用できる耐久性がある。

耐腐朽性湿気に強く、シロアリや腐朽菌に侵される心配がほとんどない。

メンテナンス性表面のキズや雨染みなどの汚れが目立つ場合はサンドペーパーで削り落とす必要があるが、基本的には簡単なお手入れでOK。塗装は向かない。

施工方法基礎(土台)作りは、主に鋼製、アルミ製、樹脂製などの部材を使う。床板張りは専用のクリップで間接的にビス固定する。

デメリット・プラスチックを含んでいるため、デッキ面が夏は熱くなり冬は冷たくなる傾向がある。
・廃棄が難しい。

選ばれる主な理由・出来るだけメンテナンスの要らないものがいい。
・施工後もずっとキレイなまま長く使用したい。
・施工方法がわかりやすい。

加工性の違い

天然木は大きくハードウッド、ソフトウッドという種類に分けられれます。 ハードウッドは電動工具などが必要になってきますが、ソフトウッドは柔らかいので加工性が良好です。 一方、人工木の加工性はソフトウッドには劣りますが、良好という部類に入ります。ソフトウッドも人工木もインパクトでビスを打ったリノコギリでカットしたりすることが可能です。適所に加工性に優れた材料を使用するなど、用途に合わせてハードウッド、ソフトウッド、人工木を巧く使い分ければ、簡単施工も可能!また、人工木のウッドデッキ組み立てキットもあり、こちらは留め金具などで簡単に作成できるようになっています。

ハードウッド

ハードウッド

硬く加工性が悪い

人工木

人工木

インパクトでビスを打ったり
ノコギリでカットできる

ソフトウッド

ソフトウッド

柔らかく加工性が良い

メンテナンス性の違い

メンテナンス性の違い

天然木のメンテナンスについては、ハードウッドがほぼメンテナンス不要なのに対し、耐久性の面で劣るソフトウッド は、年に1度、腐食防止のための塗装を行うことが求められ ます。一方、人工木の場合は、高耐久性を特長とする商品では、色褪せしにくく、腐食や劣化などの心配もほぼありません。 水洗いなどでらくらくお掃除ができ、手間の掛かるメ ンテナンスを行う必要もありません。 一般的な人工木の場合は、経年変化による色褪せなどは発生しますが、耐久性の面では問題ないといわれています。

実際の使い心地

実際の使い心地に関して、木ならではの良さを感じられる天然木は、昔からその利点が人々に愛され続けました。内部に適当な気泡があるので断熱性能に優れ、よって、冬は暖かく夏はそれほど熱くなりません。 一方の人工木はプラスチック が混ぜ合わされ、気泡は含まれていませんが、 天然木に負けない高耐久性や、劣化しにくく長持ちするメリットがあります。また、使い心地にも天然木にはない良さが感じられ、これもお買い求めになられるお客様が多い理由です。木の質感や手触りがお好きな方は天然木、最先端の素材を活かし、長持ちさせたい方は人工木をチョイスするようにしましょう。

天然木

天然木
  • 気泡により断熱性抜群
  • 木の香り
  • 経年変化で退色する

人工木

人工木
  • 冬冷たく夏は熱い
  • 雨に濡れると滑りやすい
  • 腐食しない

見た目や高級感

天然木の場合は自然のイメージに満ちた落ち着きのある風合いがあり、ズッシリとした重みと抜群の高級感を醸し出します。 天然木は時間の経過と共に段々と色褪せてしまいますが、 こまめにメンテナンスすればそれも新たな風合いに、人工木も今では天然木に負けない色合いや耐久性を持つ製品が増えており、用途に合わせてさまざまな場所で使われています。 多少は色褪せしますが、天然木ほどではなく、いつまでも明るい色を維持し続けることができます。存在感も天然木に劣りま せん。それぞれの特長がある天然木と人工木を、お客様の目的に合わせてお選びください。

天然木

天然木
  • 高級感抜群
  • 時間とともに色褪せる

人工木

人工木
  • カラーが豊富
  • 色合い長持ち

まとめ

人工木は、天然木にも劣らない性能をもった材料で、今ではメンテナンス性や経年変化の弱点も克服し、できる限り天然木に近づけた商品になっています。天然木と人工木のどちらを選ぶかお迷いの場合、例えば、周囲に自然が多く「日当たりの良い場所で、自然の息吹きを存分に楽しみたい」などのご希望をお持ちの方は、やはり天然木のウッドデッキがおすすめです。 湿度が高い場所などに設置するなら人工木が良いでしょう。天然木と人工木にはそれぞれ優れた特長があり、お客様の条件に合わせたチョイスが大切になってくるといえるでしょう。

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