防音にカーペットは適してる?
マンションや集合住宅で、快適に生活していく中で「音」はとても重要で、物を落とす音・ペットや子供の走り回る音など、階下への騒音はご近所とのトラブルにもなりかねません。そのためにも階下への防音には配慮が必要です。

防音カーペットを敷く3つのメリット
- Merit1カーペットは静か
- カーペットは音を吸収し、遮断する働きがあります。
- Merit2音を抑える
- 防音カーペットの構造は2層のマット。カーペットとしての肌触りやデザイン性を持つ層と、音を吸収するための層があります。また、音を吸収するための層は通常より厚くできています。
- Merit3より高い防音効果を得るために
- フローリングの上に部分的に防音カーペット(ラグカーペット・タイルカーペット・オーダーカーペット)などを敷くことで、フローリングとカーペットの2重防音になり、防音効果を高めることになります。

床で起こる音の種類
床材の床衝撃音に対する低減性能を等級表記する方法として、現在「ΔL等級」が使われています。床衝撃音の種類 | 軽量床衝撃音 | 重量床衝撃音 |
---|---|---|
スリッパで歩いたり、スプーンや食器を落としたり、椅子を引いた時などの、日常的に出る音 | 子どもが椅子から飛び降りたり、ボールを床に落とした時の音 | |
等級 | ⊿LL等級 | ⊿LH等級 |
床衝撃音に対する遮音等級と生活実感
床衝撃音低減性能の等級 | 椅子引きずり・ 物の落下音など |
走り回り、飛び跳ねなど |
---|---|---|
⊿LL(Ⅱ)-4 | ほとんど聞こえない | 静かなとき聞こえる |
⊿LL(Ⅱ)-3 | 小さく聞こえる | 聞こえるが気にならない |
⊿LL(Ⅱ)-2 | 聞こえる | 小さく聞こえる |
⊿LL(Ⅱ)-1 | 少し気になる |
等級の数字が大きいほど床衝撃音低減性能が高いことを表します。
※建物の構造によっては、性能が出ない場合もあります。
右に行くほど、L値は高くなり、防音効果があることになります。
-
⊿LL(Ⅱ)-1
一般的なフローリング
-
⊿LL(Ⅱ)-2
遮音性のある
フローリング -
⊿LL(Ⅱ)-3
カーペット
-
⊿LL(Ⅱ)-4
フローリングにラグ等
のカーペットを敷く
近年、住宅で多く使用されているフローリングですが、フローリングにも、遮音性の高いフローリングが販売されています。一般的には、フローリングよりもカーペットなどクッション性のある素材の方が、防音性能は高くなりますが、マンションなどでは防音フロアを使用している場合も多いので、カーペットなどと上手に組み合わせることで、より防音効果を高めることができます。
-
カーペットと塩ビタイル
との吸音率比較 -
カーペットと標準床
との衝撃音率比較

カーペット教室
-
カーペット全般おすすめ情報
-
カーペット選びのポイント
-
お手入れ・メンテナンス
-
ラグカーペットの選び方
-
オーダーカーペットの選び方
-
タイルカーペット豆知識
欲しい!が見つかるRESTAのカーペット
-
生活をより快適にしてくれるカーペット選びはこちらから。
-
デザイン性の高いおしゃれなラグで、お部屋のインテリアセンスがアップ!
-
フローリングに置くだけで和モダンのくつろげる空間に。