タジマのコンポジションビニル床タイル

1919年に建築防水材のメーカーとして創業したタジマルーフィングは、1950年に防水材で培った技術を応用したアスファルトタイル床材の製造販売を開始し、3年後の1953年には日本初の塩ビタイル「プラスチックタイル」の生産を始めました。その後2mmの厚みに改良した「プラスチックP（Pタイル）」を発売し、ビニル床タイルの製造メーカーとしてデザイン性の高いビニル床材を次々と開発。ビニル床タイルの老舗的な存在の建材メーカーとして成長しました。今ではPタイルやコンポジションビニル床タイル以外にもフロアタイルやタイルカーペット、業務用シート床材なども販売する大手建材メーカー「タジマ」として広く知られています。

6色の色をランダムに配置しているようで、それぞれの色が効果的に配置されています。さらに、あえて空間に対して斜めに並べることでおしゃれ感をアップさせています。少しグレーがかったスモーキーカラーを選ぶことで、ピンク系やブルー系の色を選んでも子供っぽくならず、大人の遊び空間のような雰囲気に。所々で配置された黒がぼんやりなりがちなスモーキーカラーを引き締めています。簡単そうで難しい色の配置ですが、配置図を参考にチャレンジしてみてくださいね。

濃淡差のある2色を大胆なジグザグ模様に配置。市松模様とは一味違ったインパクトを与えます。床のデザインが主役になる分、家具はシンプルにモノトーンでまとめると落ち着きのある仕上がりに。白と黒だけでは空間が重くなりすぎる場合は、ナチュラルカラーの木目をアクセントに配置するのがおすすめです。

ベビーやキッズが集まるスペースにはビビッドカラーやパステルカラーよりも少しくすんだアースカラーで統一した優しい配色がおすすめ。白やブルー、黄色のアースカラーを配色に加えるだけで床面の印象やトーンがアップし、おもちゃのカラフルな色合いを引き立てながら、植物の自然なグリーンやナチュラルな木目の質感とも良くなじみます。