用途に合わせてボンドを選ぼう

用途に合わせてボンドを選ぼう

床材の種類や素材に合ったボンド接着剤の選び方を詳しくご紹介します。DIYからプロの方まで、多数のラインナップの中から用途に応じたおすすめのボンドをお選びいただけます。

床材の種類で選ぶ

ボンドの種類で選ぶ

床用ボンド選び方のポイント

「何を貼るか」+「どこに貼るか」で、適切なボンドを選びましょう

  • 何を貼る?
  • どこに貼る?

ボンドの選定には、床材の種類(何を貼るか)だけでなく、下地の種類や湿気の影響など、施工場所の環境(どこに貼るか)も合わせて確認することが必要です。適切なボンドを使用することで、施工後の不具合(浮きや剥がれ等の接着不良)を防ぐことができます。

「どこに貼るか」を確認する目安

  • 乾燥したコンクリート、木質下地
  • 湿っぽいコンクリート、多湿な場所
  • 水がかかる場所・屋外
  • 既存床に重ね貼り

床用ボンド選びの早見表

※DIY施工時のおすすめ(参考)です。

床用ボンド選びの早見表

○○系とは、ボンドの成分(種類)を示します。商品名やパッケージで確認できます。

ルビロンシリーズなら、
用途に合ったボンドが探せる!

RESTA「おすすめマーク」

おすすめ

このマークがついた商品はお求めやすい価格でDIY向けのボンドです。専用接着剤の指定がない限り、床材とメーカーが異なっても接着に問題はありません。様々な機能性によって価格や特徴が異なるので、コストパフォーマンスの良いDIYに適した商品をご紹介します。

床材の種類と施工場所で選ぶ
おすすめボンド

クッションフロア・カーペット・
パンチカーペット用

乾燥したコンクリート下地、合板などの木質下地
  • 初めてのDIYに!
    施工道具とボンドがセットでお得!

    ボンド4kg(約6帖分)、クッションフロア専用カッター、地ベラ、撫でバケ、ローラー、大カッター、クシのセット。専用CFカッターは、グリップ付きで使いやすい人気ツール!

    税込6,210
湿っぽいコンクリート、木質下地、水まわり・地下室などの多湿な場所、既存床に重ね貼り
  • 塗布方法

    クッションフロアなどの床材を貼る部分に、ボンドを適量出し、大きく弓を描くように付属のクシで均一に塗布します。ボンドが接着可能になるまで、オープンタイム(待機時間)をしっかり取り、床材を貼り付け!
    詳しい塗布方法は、写真または動画で確認できます。

フロアタイル・Pタイル用

乾燥したコンクリート下地、合板などの木質下地
湿っぽいコンクリート、木質下地、水まわり・地下室などの多湿な場所・屋外、既存床に重ね貼り
アイコン

温度変化による
フロアタイルの伸縮について

  • 施工の前に室温に馴染ませる
  • 塩化ビニル(PVC)素材のフロアタイルは、接着剤が硬化する前の急激な温度変化により、伸縮を起こしやすくなり、施工後に隙間が空いたり膨張により床材同士が突き上がる場合があります。

    施工前に床材をケースから出して室温に馴染ませ、部屋を10~25℃にキープした状態で施工を行うことが理想です。

    また、接着剤の適切なオープンタイムを取り、ローラーでしっかり圧着することで、施工後の目隙や突き上げを防げます。

  • 塗布方法

    フロアタイルを貼る部分に、ボンドを適量出し、付属のクシで大きく弓を描くように均一に塗布します。下地に凹凸がある場合は、先に凹凸を平らにする下地処理を施しましょう。 置敷き工法(ピールアップ工法)対応の床材は、ピールアップボンドでの施工も可能です。

ボンド不要!
伸縮しにくい高耐久SPC床材もおすすめ!

長尺シート・ノンスリップシート用

重量のあるプロ向け床材のため、
DIY施工は難易度が高めです。

乾燥したコンクリート下地、合板などの木質下地、湿っぽいコンクリート、木質下地、水まわり・地下室などの多湿な場所・屋外、既存床に重ね貼り

タイルカーペット用

部分貼り替え可能なピールアップボンドを使います。

乾燥したコンクリート下地、合板などの木質下地、湿っぽいコンクリート、木質下地、既存床に重ね貼り
  • ピールアップボンドとは?

    床面に一度塗るだけで、半永久的に粘着力が持続する、貼替え専用の床用ボンドです。タイルカーペットをピールアップボンドで施工することで簡単に部分貼替えが可能になります。ローラーまたは、くし目のないヘラで薄く塗っていきます。詳しい塗布方法は、動画で確認できます。

巾木・垂直面用

  • 塗布方法

    巾木用ボンドを端材などの上に出し、付属のクシを使って、直接、壁面にボンドを塗っていきます。ボンドの貼り付け可能時間内で貼れる範囲に塗布します。詳しい塗布方法は、写真または動画で確認できます。

木質フローリング・根太用(室内)

  • 塗布方法

    根太またはコンパネ下地に対して、チューブから押し出すように必要部分に塗っていきます。コーキングガンが必要なタイプもあります。マンション用については、クシを使い施工します。詳しい塗布方法は動画で確認できます。

屋外・人工芝用

※屋外での施工する場合、ボンドの施工・乾燥中に水がかからないよう
ブルーシート等で覆う処置を設けてください。

コルク用・その他のボンド

もっと詳しく知る床用ボンドの選び方

床用ボンド

クッションフロアやフロアタイルなどのDIYで使用されるビニル床材用接着剤は成分によって大きく3つに分かれます。聞き慣れない名称ですが、それぞれの特長を知っていれば、失敗なく、コスパの良いDIYが楽しめます。

01.「何を貼るか」で、
ボンドの種類が大まかに決まります。

  • クッションフロアやカーペット

    クッションフロアやカーペット

    クッションフロアやカーペットなどの裏が不織布の床材は、接着剤の水分を吸収しやすい性質があるので、一般的には安価・低臭で塗りやすい「白のり」と呼ばれるゴム系ラテックス形ボンドで施工できます。

  • フロアタイル

    フロアタイル

    フロアタイル(フローリングタイル)などのビニル床タイルは、素材の性質上、室温によって多少伸縮する特徴があり、その伸縮を抑えるために、強力に接着固定できるアクリル樹脂系やウレタン樹脂系のボンドがおすすめです。

  • タイルカーペット

    タイルカーペット

    タイルカーペットには、半永久的に粘着力が持続するピールアップボンドが使われます。完全に接着固定するのではなく、ズレを防止する目的のボンドで、床材の部分的な貼り替えやメンテナンスが可能になります。

  • 木質フローリング

    木質フローリング

    木質フローリングの施工には、床鳴りを防止するために弾性のある木質床材用の接着剤を使用します。マンション用防音フローリングの施工には直張り用ボンド、戸建て用フローリングには便利なチューブタイプがあります。

02.「どこに貼るか」は、
ボンドを決める重要ポイント。

  • 乾燥したコンクリート・モルタルに施工

    乾燥したコンクリート・モルタルに施工

    十分に乾燥したコンクリート・モルタルで、施工後にも水や湿気の影響が少ない場所に施工する場合を「一般工法」と呼び、様々なボンドで貼付け可能です。多くの場合、安価・塗りやすい・臭いが少ないという特長がある一般工法用接着剤(アクリル樹脂系ボンドやゴム系ラテックス形ボンド)が使用されます。

  • 吸水性のない下地の上

    吸水性のない下地の上

    水を垂らした時に吸収しない下地(非吸水下地)は、ボンドの水分も吸収しないため、床材をしっかり固定するために、化学反応によって硬化するウレタン樹脂系のボンドがおすすめです。下地の水分・油分・サビ等をしっかり除去してから施工しましょう。

  • 水回りや建物1階・地下などの多湿な場所

    水回りや建物1階・地下などの多湿な場所

    キッチン・脱衣室・トイレ・玄関土間など、水がかかる可能性のある場所、1階・地下室などの湿気が多い場所には、下地の種類にかかわらず、耐水性のあるウレタン樹脂系ボンドを使用しましょう。

  • 屋外での施工

    屋外での施工

    屋外や半屋外の床DIYには、耐水性・耐熱性・耐油性に優れたウレタン樹脂系のボンドがおすすめ。人工芝をアスファルトや防草シートの上に固定する場合にも使用できます。

こんな場所に貼る時は・・・

  • 水分を吸収しにくい下地

    しっかり接着させるためには、耐水性のあるウレタン樹脂系ボンドを選ぶことがおすすめですが、施工時のツンとした臭いが気になる方も多いので、一般工法用(アクリル樹脂系ボンド)を使用してのDIYも可能です。オープンタイムをしっかりとり、接着不良(浮きや剥がれ)を防ぐため、ローラー等で十分に圧着しましょう。
    ※水がかかる場所・多湿な場所にはウレタン樹脂系ボンドを使用してください。

  • 既存床に重ね貼り

    基本的には、既存の床を剥がしてから、下地の凹凸を平らにした後、適切なボンドで施工するのが最良です。
    既存床が、塩ビ素材の床(フロアタイル・クッションフロア等)や、化粧シート仕上げのフローリングの場合は、水分を吸収しない下地に値します。
    既存床を剥がさずに上から重ね貼りする場合は、接着不良を防ぐため、ウレタン樹脂系ボンドの使用をおすすめします。

ボンドを塗る前に、下地を平らにしましょう
  • 床材を施工する面(下地)に凹凸がない場合は表面の汚れなどを除去してから、そのままボンドを塗って施工できますが、既存の床材を剥がした残りや穴等の凹凸がある場合は、下地処理材を使って穴や凹みを埋め、乾いた後にサンダーで表面を平らに削っておきましょう。この工程を下地処理・下地調整と呼びます。

03.品質が良く、
低価格なボンドをご提案します!

  • 床の下地処理
  • 同じ種類(○○系など)のボンドでも、施工現場のニーズや床材の特徴に合わせて開発されたものなど、多種多様なボンドが製品化されています。機能性などの違いによって価格が異なりますが、専用接着剤の指定がなければ、床材とボンドのメーカーが異なっても接着に問題はありません。迷った方はおすすめマークのある商品をお選びください。

床材の種類で選ぶ

ボンドの種類で選ぶ

種類別 商品ラインナップ

ゴム系ラテックス形

「白のり」と呼ばれる安価な接着剤です。
クッションフロアやカーペットの施工に使用されます。

ウレタン樹脂系

耐水性に優れ、様々な床材に対応します。
水まわり・多湿な場所・屋外への
施工にも適したボンドです。

アクリル樹脂系

フロアタイルなどの塩ビ系床材を室内に施工する際に使用されます。
臭気が少なく、DIYしやすいボンドです。

ピールアップボンド

タイルカーペットやピールアップ工法対応のフロアタイルに使用します。
半永久的な粘着力で、床材を簡単に貼り替えできます。

エポキシ樹脂系

2液を混ぜて施工するため難易度が高く、プロ向けです。
DIYでは専用接着剤として指定されている場合のみ使用してください。

動画と写真で楽しく学んで
DIYの"わからない"を全て解決!

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