機能性で選ぶ人工芝

人工芝だけで雑草対策ができたら楽なのに・・・。そんな願いを叶えてくれるのが防草機能付きの人工芝です。

通常、屋外用の人工芝には水を通すための透水穴があり、その穴から雑草が生えてくることがあります。そのため、施工の際には下に防草シートを敷くのが一般的です。

しかし、防草機能付きの人工芝は、透水穴が不要な特殊構造により、人工芝全体から水を通します。この仕組みによって人工芝だけで高い防草効果を発揮することができます。

細菌の発育や増殖を抑制する抗菌機能つき人工芝は、臭いの元となる物質の静菌作用や、ぬめりの発生を防止する効果もあります。
また、カビの発生しやすい高温多湿な場所にも有効な防カビ機能で清潔さを保つことができます。
高温多湿が気になる場所、保育園や高齢者施設、病院などにもおすすめの機能性です。

夏の晴れた日、直射日光が当たる場所では、人工芝の表面温度は驚くほど高くなります。
特に小さなお子様が遊ぶ庭や、ワンちゃんが走りまわるドッグランではこの熱さが心配です。

この人工芝の表面温度の上昇を抑える効果が期待できるのが遮熱機能です。

芝のパイルに遮熱加工を施すことで、太陽光の熱を反射し表面温度の上昇を抑制します。

歩行や運動の際の摩擦・衝撃に強いのが耐摩耗性です。摩擦や衝撃による擦れや破損に耐える強度が期待できます。
多くの人が集まる場所、歩行頻度の多い場所、人工芝の上でサッカーなどの遊びをすることがある場合にもおすすめです。

人工芝の素材は摩擦によって静電気を発生しやすい性質があります。静電気防止機能とは、静電気が逃げて発生しにくい性質を示し、パイルに静電気除去繊維を織り込むことで、放電させる効果があり静電気の発生を軽減します。
OA機器を扱うオフィスや、スライディングなど激しい運動で摩擦の多くなる用途の場合にもおすすめです。