簡単施工の裏にある見えない落とし穴とは?
シールタイプ(粘着剤付き)
フローリング特集
DIY専門店が教える
失敗しない選び方
貼るだけで簡単?実は落とし穴も。シールタイプ(粘着剤付き)フローリングの特徴やよくある失敗、選ぶべき素材、粘着剤の種類までDIY専門店が徹底解説。失敗しない選び方をわかりやすく紹介します。
シールタイプ(粘着剤付き)
フローリングとは?
手軽に貼れる床材の特徴
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「週末だけで床を変えたい」そんな願いを叶えるのがシールタイプフローリングです。裏面に粘着加工があり、剥離紙をはがして貼るだけ。
既存のフローリングの上から施工でき、工具もほぼ不要です。細かなキズを隠したい、模様替えを楽しみたい方に人気のDIY向けフローリングです。
剥がして貼るだけ!簡単 3STEP
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STEP1裏紙を剥がす
裏面の剥離紙を剥がします。
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STEP2ペタッと貼る
位置を合わせて床面に貼り付けます。
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STEP3しっかり圧着
ローラーなどでしっかりと圧着するだけで施工完了です。
貼れる下地・貼れない下地
簡単施工ですがどんな下地にも施工できるわけではありません。
結論から言うと、平らで安定している下地が条件です。
凹凸やクッション性がある床では浮きやずれの原因になります。
施工前に必ず下地の種類と状態を確認しましょう。
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○貼れる下地
・表面が平滑なフローリング
・フロアタイル -
×貼れない下地
・クッションフロア
・床暖房のフローリング
・合板等の木質下地
・コンクリート
・畳など
※施工可否は商品によって異なります。施工前に必ずご確認ください・
商品選びを誤ると大失敗に!?
見るべきポイントを解説!
「貼った直後はきれい。でも数か月後に後悔。」実は少なくない話です。
シールタイプは便利な反面、素材や粘着剤の違いで結果が大きく変わります。
温度変化や湿度の影響も受けやすい床材だからこそ、事前の知識が重要。
ここではDIY専門店の現場経験から、失敗しない選び方を解説します。
シールタイプ(粘着剤付き)
フローリングの
よくある失敗をご紹介
床材を貼った数か月後、
すき間や突き上げが発生
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いちばん多いのは、施工後しばらくして起きる“突き上げ”や“すき間”です。温度変化で床材が伸び縮みし、互いに押し合って盛り上がってしまいます。
貼った直後はきれいに見えても安心は禁物。床材の性質を理解せずに選ぶと、時間差でトラブルが起こります。見た目だけで判断しないことが、失敗を防ぐ最大のポイントです。
原状回復できると思ったのに
のり残りが・・・
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シールタイプフローリングは、基本的に原状回復できません。実際にさまざまな床材で検証しましたが、高い確率でのり残りが発生します。
「原状回復可能」とうたう商品もありますが、それは短期間の使用を前提と考えるのが現実的。賃貸や退去予定がある方は、慎重に選ぶことが大切です。
賃貸で「原状回復」を
優先したい方へ
シールタイプは簡単に施工でき、しっかりと床に貼り付くので便利ですが、
糊のこりのリスクが避けられません。
退去時に絶対汚したくない人ははめ込み式フや置くだけタイプ、
吸着タイプなどの賃貸向けフローリングがおすすめです。
商品選びのPOINT 1
伸縮しにくい素材を選ぶこと
床材は季節で動きます。だからこそ、伸び縮みが少ない素材選びが最重要。
粘着剤は“固定”ではなく“貼り付け”です。
素材が大きく伸縮すれば、粘着力では抑えきれません。
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粘着剤は”完全固定”ではないのが前提
接着剤と粘着剤は似ているようで全く別物です。接着剤は硬化して固定しますが、粘着剤は固まりません。常に柔らかい状態です。そのため接着力は限定的。床材の強い伸縮を完全に止める力はない、という前提で商品を選びましょう。
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おすすめは「PVC製(樹脂)」よりも
「MDF製(木質)」PVCとは塩化ビニルという樹脂素材で、市場にも多く出回っています。価格は手頃ですが、温度変化による伸縮が大きいのが弱点。夏は膨張して突き上げ、冬は収縮してすき間が出るケースも少なくありません。
一方、MDFは木材繊維を圧縮して固めた素材です。温度変化による伸縮が比較的少なく、施工後も安定しやすいのが特長。長くきれいな状態を保ちたいなら、MDF製を選ぶのが安心です。
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PVC製の「突き上げ」は防げるが、
「すき間」は防げないPVCは施工時に壁際へ少し逃げを作れば、夏の膨張による突き上げは軽減できます。
ただし冬の収縮は止められません。気温が下がると縮み、板と板の間にすき間が生じます。「多少のすき間は気にならない」ならPVCでもOK。
仕上がりの安定性を重視するならMDFが適しています。
MDFってどんな素材?
使われる素材】
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近年の住宅用フローリングでは、環境配慮の観点から国産の針葉樹合板が多く使われるようになっています。しかし、針葉樹はやわらかく、節も多いため、表面の強度が不足しやすいという課題があります。
そこで重要な役割を果たすのがMDFです。
MDFは、細かな木繊維を高密度に圧縮して作られており、全体で力を支える構造のため、針葉樹の数倍の曲げ強度と表面硬度を持ちます。このMDFを針葉樹合板の上に貼り合わせることで、フローリングとしての強度を備えています。
後悔しないための素材選び
MDF(木質)とPVC(樹脂)の違い
| 項目 | MDF製 (木質) | PVC製 (樹脂) |
|---|---|---|
| 温度変化への強さ | ◎ (伸縮が少なく安定) |
△ (夏に膨張、冬に収縮) |
| 水への強さ | △ (水分で膨張する可能性あり) |
◎ (吸水率0.1以下) |
| 主なトラブル | 水分による膨張 (長時間放置した場合) |
夏の「突き上げ」、 冬の「すき間」 |
| 質感 | ◎ (あたたかみがある) |
△ (冷たい質感) |
| こんな人におすすめ | 仕上がりや質感にこだわる方 | コスト重視、多少のすき間はOK |
商品選びのPOINT 2
粘着剤の種類をチェック
「ホットメルト」タイプは
おすすめしません
見落としがちですが、粘着剤の種類も重要です。
同じ見た目でも、粘着力は様々です。
特に温度が上がる場所で刃粘着剤の性能差が仕上がりに直結します。
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○アクリル系粘着剤
アクリル系粘着剤はホットメルトよりも耐熱性・耐久性が高く、経年劣化にも強いのが特長です。温度変化で軟化しにくく、粘着力が一定に保たれるため、一年を通して安定した接着を維持します。
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△ホットメルト
ホットメルトとはその名の通り、熱で柔らかくなり、冷えると固まるタイプの粘着剤です。安価で加工しやすいのが特徴ですが、PVC素材が熱で膨張するとき、だれて粘着力が弱まってしまいます。
シールタイプ(粘着剤付き)
フローリング
商品ラインナップ
MDF(木質)製
シールタイプフローリング
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RESTA
ワンフローリング 1.5mm Smart
薄さ1.5mmでドアや建具と干渉しにくい設計です。カッターでカットできる扱いやすさも魅力。DIY初心者でも施工しやすく、仕上がりも自然。見た目と実用性を両立した、バランスの取れた一枚です。
税込12,980円/ケース
25枚入(3.26m2)/ケース MDF製1.5mm厚
おすすめPOINT
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厚みわずか1.5mmで
建具と干渉しにくい
本商品はわずか1.5mm。既存床の上から施工しても段差が出にくく、巾木や框との納まりも自然です。
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接着剤並みの
強度を持つ粘着層
貼り付け後約24時間で接着剤並みの強度を発揮。さらに圧着前であれば微調整も可能で、施工がしやすいのが特長です。
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水分による膨張の少ない
MDF素材を使用
MDFの中でも水分による膨張の少ないメラミン樹脂タイプを使用。万が一水をこぼしても不具合が起きにくい設計です。
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NODA
カナエル リフォームフロア
防音フローリングの上から施工しても、遮音性能を維持できることを確認済み。管理規約で一定の遮音等級が求められるマンションにも対応しやすく、リフォーム時も安心です。
税込8,346円/ケース
12枚入(1.62m2)/ケース MDF製2.5mm厚
PVC(樹脂)製
シールタイプフローリング
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DECOWOOD デコウッド
木目を再現した表面のエンボス(凹凸)が特長。また、塩ビ素材でキズにも強く丈夫な表面仕上げです。水や油もしっかりと弾くのでお手入れも簡単!
税込8,823円/ケース
22枚入(3.3m2)/ケース PVC製2mm厚
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HERIBO WOOD ヘリボウッド
ヘリンボーン貼りに最適な短めサイズの粘着剤付きフローリング。複数の色を組み合わせて施工しても、個性的でおしゃれな床に仕上がります。
税込4,455円/ケース
20枚入(1.2m2)/ケース PVC製2mm厚
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おきピタっと
簡単に施工でき、糊が残りにくいタイプ。剥がすときも簡単なので、部分貼り替えにもおすすめです。ハサミでもカットできる柔らかい素材です。
税込14,711円/ケース
24枚入(3.29m2)/ケース PVC製2mm厚
「シールタイプ(粘着剤付き)
フローリング」の
よくある質問Q&A
Q.吸着フローリングとの違いは
何ですか?
大きな違いは原状回復性。粘着剤付きは基本的に元に戻せません。のり残りが発生します。「剥がせる」と書いてあっても一時的と考えた方が安全です。賃貸なら吸着タイプがおすすめ。貼ってもベタつかず、撤去しやすいのが特長です。
Q.床暖房の上でも使えますか?
床暖房との相性は良くありません。熱で粘着力が低下し、ズレや浮きの原因になります。床暖房には、はめ込み式フローリングや接着剤で完全固定するフロアタイルが安心です。
Q.水回りにも使えますか?
軽い水はね程度なら問題ありませんが、頻繁に水がかかる洗面所やキッチンの場合、継ぎ目から水が入り込み接着不良やカビの原因になる可能性があるのでおすすめしません。