
1番張りやすい!?
MANORの最大の特徴である施工性を比べてみました。
クラッセンMANORは
なぜ張りやすい?
従来のヘリンボーンとの違いを
解説
ヘリンボーン柄フローリングの常識を変える「クラッセンMANOR」。一般的なヘリンボーン施工は壁際から一方向に張る必要があり難易度が高くなりがちですが、MANORなら張る方向を気にせず中央からの施工も可能で簡単!その違いの理由とは?

ヘリンボーン柄
フローリングとは?

ヘリンボーン柄フローリングとは、フローリング材を「山形」に交互に組み合わせることで、魚の骨(ニシン=Herring)の形状に似た模様をつくる張り方のことです。この模様は、古代ローマ時代の石畳にルーツを持ち、現在でもヨーロッパの邸宅や高級ホテル、商業施設などで広く使われています。
見た目の美しさや重厚感、高級感に加え、光の当たり方によって陰影が強調されるため、空間に奥行きや立体感をもたらすメリットがあります。そのため、内装デザインにこだわる空間づくりでは、非常に人気の高いフローリングパターンのひとつです。
ヘリンボーン張りの種類
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シングルヘリンボーン
最も一般的で人気のある山型の組み方。木目の色柄によってナチュラルにもスタイリッシュにも。
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ダブルヘリンボーン
2枚1組で山型を構成する迫力あるデザイン。シングル張りよりも個性的な印象に。
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フレンチヘリンボーン
「フレンチパーケット」とも呼ばれる端が45度でカットされた部材を用いるV字型のデザイン。より洗練された印象に。
それぞれの柄には異なる施工技術が求められるため、選ぶパターンに応じて施工性や費用も変わってきます。
このページでは、一般的なシングルヘリンボーンで、普通のヘリンボーン施工の難しさとMANORの張りやすさは何が違うのか、実例を交えて解説しています。
従来のヘリンボーン施工の
難しさ

従来のヘリンボーン柄フローリングは、サネが無く張り方の自由度が高いフロアタイルとは違って、いくつかの施工上の課題が存在します。ヘリンボーン柄は視覚的に美しく、空間に奥行きや高級感を与えるデザインとして人気ですが、その施工には、寸法の精度、張り順、材料の区別、基準線の正確さなど、高度な技術と慎重な準備が不可欠です。そのため、職人の高い技術力が求められ、DIYでは施工ハードルが高いとされてきました。
従来のヘリンボーン張りの課題とは?
本実(ほんざね)フローリングの場合
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比較的自由度は高いが職人技が必要
本実タイプは、 片側が「オス(凸)」、もう片側が「メス(凹)」のサネ構造。これを横方向や縦方向にスライドして組み合わせていきます。特に接着剤併用の釘打ち施工などであれば、多少順序や方向を変えて張ることができますが、向きによっては隠し釘を打つのが難しくなります。
ヘリンボーン用のフローリング材は、左右でサネ形状が異なる「A材」と「B材」の2種類を交互に組み合わせて施工する必要があり、左右の部材の選別や順序管理が重要です。
はめ込み式(クリック式)の場合
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施工は簡単だが順序と方向に制約がある
通常、はめ込み式フローリングの場合、一方向から順番に組まないとロックできないため、非常に方向性に制限があり、一度張り始めたら途中で方向を変えることができません。さらに、部屋の中央から模様を展開するような自由な施工も難しく、どうしても壁際など端からのスタートに制約されます。
そのため、張る順番や方向を間違えるとすぐに接合ができなくなってしまい、施工ミスにつながりやすくなります。
はめ込み式タイプも、左右でサネ形状が異なるため、「A材」と「B材」の2種類があります。
両者に共通する施工の難しさ
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正確な基準線を墨出しする作業
本実式・はめ込み式に関わらず、ヘリンボーン柄の施工では、正確な基準線の設定が必須です。
通常のフローリングは壁に沿って施工することが多いですが、ヘリンボーンでは、パターンの対称性を保つために、張り始めの基準線はもちろん、縦方向・横方向の補助線や張り出し始点の角度を維持するガイド線など、複数の基準線を事前に墨出し(すみだし)する必要があります。これを怠ると、数列目でパターンがずれ、全体のデザインバランスが崩れてしまうリスクがあります。失敗しやすいため、墨出し後の仮並べも大事です。
クラッセンMANORの
特長とは?
「はめ込み式」でありながら、
中央から双方向に貼れる特殊構造!
クラッセンMANORは、こうした施工上の課題を解決するために開発された
画期的なはめ込み式ヘリンボーンフローリングです。
職人の技が必要とされた張り方も、ドイツClassen社製 高性能ラミネートフローリング「MANOR」なら、板同士をはめ込むだけの簡単施工で、おしゃれなヘリンボーン張りがDIYでも楽しめます。
MANORは、クラッセン特許技術の革新的なはめ込み構造「Megaloc twin」によってヘリンボーン張りが、かつてないほどスムーズに。また、特殊形状により自由な方向に張り進められるため、方向を気にせず直感的に作業ができるのが特長です。
施工する方向を気にせず貼れる

従来のサネ形状では、張り進められる方向が一方向に限られており、施工には高い技術が求められますが、MANORはどの方向にも張り進められる構造で、スムーズに施工が可能!
また、通常のヘリンボーンでは不可能だった「部屋の中央から施工」ができるのも大きなメリットです。左右対称に張り広げられる設計により、部屋のデザインバランスを自由に調整できます。
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一般的なタイプは、はめ込む方向が一方向だけなので、最初に寸法を計算してカットする必要があります。本製品はどの方向にもはめ込めるため、最後に実測して調整すればOK。細かなパーツを採寸&カットしながらはめていく壁際の施工もぐっとラクになります。
革新的な「はめ込み構造」による
張りやすさ

MANORのフローリング材は、左右の使い分けが不要!1種類の板だけでヘリンボーン柄に仕上がる仕様になっています。従来のヘリンボーンのように左右2種類の板を使い分ける必要がなく、効率的に施工を進めることができます。
「Megaloc twin」の構造は、短辺は1種類のサネで2パターンのはめ込みに対応。長辺は高精度なサネでしっかりロックされます。
この特殊形状により、従来のヘリンボーン張りよりはるかに張りやすい施工性を実現しています。
注意点として、MANORは非常に精度の高いはめ込み構造のため、不陸の影響を受けやすくなります。
従来のヘリンボーン張りと
MANORの違いを比較
従来のヘリンボーンフローリングとMANOR
比較一覧表
従来のへリンボーンフローリング | クラッセンMANOR | |
---|---|---|
使用部材 | A材・B材の2種類ある | 1種類で施工できる |
張り始めの位置 | 限定される壁際スタート限定 | 自由度が高い中央から施工可能 |
張り方向 | 限定される一方向のみ | 自由度が高い双方向可能 |
DIYのしやすさ | △ 難易度が高い(プロ向き) | 〇 比較的施工しやすい |
パターンのズレ修正 | △ 難しい(技術が必要) | 〇 比較的簡単 |
まとめデザイン性も施工性も、
そして機能性も。
妥協しないならMANOR

クラッセンMANORは、伝統的なヘリンボーン柄の上質な意匠をそのままに、施工方向や張り始めの位置に縛られない革新的な設計を実現したフローリングです。A材・B材といった左右異なる部材の選別が不要で、部屋の中央からも張り進められる構造により、施工性が大幅に向上。DIYにもプロの現場にも柔軟に対応できます。
さらに、最大24時間の耐水性を備えた「Splash Proof仕様」や、AC5相当の耐摩耗性・UC32の土足対応、床暖房への適合性に加え、抗菌・防汚・帯電防止といった衛生機能も充実。木目や節のリアルな風合いが際立つ「シンクロエンボス加工」も施され、見た目の美しさにも一切の妥協がありません。
クラッセンMANORは、美しさと張りやすさ、そして高い機能性をすべて備えた、次世代のヘリンボーン柄フローリングです。

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