はめ込み式ヘリンボーンフローリングMANOR(マノー)

施工する方向を気にせず張れる!
革新的な「はめ込み構造」採用!
はめ込み式
クラッセンMANOR|
ヘリンボーンフローリングの
施工方法

従来のヘリンボーンフローリングは、難易度が高く上級者向けでしたが、革新的なはめ込み構造によって方向を気にせず作業ができるので、かつてないほど施工がスムーズに!「クラッセンMANOR」なら、板同士をはめ込むだけのボンドを使わない施工で、DIYでもヘリンボーンフローリングが実現できます。

はめ込み式フローリング従来のヘリンボーンとは違う
優れた施工性
クラッセンMANORの特長とは

ボンドを使わない
「はめ込み式」でありながら
張る方向を気にせず施工できる
特殊なサネ構造

MANORは、従来のヘリンボーンフローリング施工の課題を解決するために開発された
画期的なはめ込み式ヘリンボーンフローリングです。

megaloc twin

従来のはめ込み式ヘリンボーンフローリングの施工は難易度が高く、上級向けのためDIYには不向きとされていました。MANORは、床板同士をはめ込むだけの施工性に加え、クラッセン特許技術の革新的なはめ込み構造「Megaloc twin」によって難しかったヘリンボーン張りの施工が、かつてないほどスムーズに!特殊なサネ形状により、方向を気にせず自由に張り進められるため、悩むことなく直感的に作業ができるのが特長です。

基本のはめ込み方

基本のはめ込み方

長辺を置くまで差し込みスライドさせ、そのまま下に降ろし短辺を合わせ、手前を手で押し込む。

施工上のポイントは4つ!

MANORのヘリンボーン張りは、従来のヘリンボーン床材に比べると施工しやすいと言えますが、
他のはめ込み式フローリングの中では難易度が高めです。

高精度なクリック構造のため、わずかなズレでもはめ込みにくくなったり
不陸の影響を受けやすく、すき間の修正が必要になる場合があります。

  • POINT.01敷き始めはダミーの1枚で解決

    POINT.01

    敷き始めがズレないようにするため、ダミーの床板を1枚仮置きすることで、1枚目と2枚目をまっすぐ繋ぐことができます。

  • POINT.02はめ込み時に無理に押し込まない

    POINT.02

    高精度なクリック構造のため、わずかなズレでも手ではめ込むのに強い力が要る場合があります。無理に押し込もうとすると破損の原因になることがあるので、ハンマー等の工具は使わず、必ず手でスムーズに入る位置ではめ込んでください。

  • POINT.03隙間ができないように注意

    POINT.03

    継ぎ目に隙間ができないようにサネ同士をぴったり合わせることが重要!不陸などで少しずつズレてくる場合があるので、都度、足で蹴るなどの方法で修正しながら張り進めてください。

  • POINT.04全体を張ってから壁際は最後

    POINT.04

    敷き始めがズレないようにするため、ダミーの床板を1枚仮置きすることで、1枚目と2枚目をまっすぐ繋ぐことができます。

アイコン

MANORヘリンボーンの施工を
動画でcheck!

はめ込み式ヘリンボーンフローリングクラッセンMANORの施工方法

  • 準備するもの

    準備するもの

    カッター大、メジャー、カット定規、差し金、
    のこぎり、墨つぼ(チョークリール等)、手袋、ペン、
    紙やすり(※必要に応じて)
    PEテープ又はアルミテープ(厚み0.1mm以下)

  • 使用する材料

    使用する材料
平滑な下地への施工が可能です
  • 施工できる下地

    凸凹のない平らな床面
    • コンパネなどの木質下地
    • 平らなコンクリート下地
    • フローリング、フロアタイル等
  • 施工できない下地

    凸凹のある床面
    • カーペット

    通気性が妨げられ、畳やカーペットにカビが生じることがあります。特に、柔らかいカーペットの上に施工した場合、クリック部分が破損する恐れがあります。

アイコン

1mあたり2mmを超える
不陸があると
施工上の不具合が
起きやすくなります

下地に不陸があると、床材がその傾きに沿って少しずつズレが生じ、
隙間が空いてしまうなど正しくはめ込めなくなることがあります。
その都度、隙間がないようにズレを直して床材の位置を整えることで
スムーズに施工を進めることができます。
アイコン

施工上の注意事項

壁際には必ず、
すき間を設けてください

施工時は周囲の壁との間に施工範囲1.25%程度のすき間(クリアランス)を設けて施工してください。
すき間なく施工すると、吸湿による膨張でクリック部分の破損を引き起こす恐れがあります。

例:3m×4m の部屋
→ 各辺に4mm・5mmのすき間を確保

施工範囲が8mを超える場合は
連続施工を避けましょう

  • 見切り材などで区切る
  • 施工範囲が8mを超える場合は
    見切り材などで区切り、施工してください。

湿気がこもりやすい場所への施工は
避けてください

本製品は表面からの耐水性には優れますが、多湿環境ではフローリング自体が吸湿し、サイズが変化する可能性があります。
以下のような場所での施工は推奨されません。

  • ランドリールーム
  • 野地板下地の部屋
  • 冬場、床面に結露が生じる部屋

POINT

施工に入る前の準備について
  • 施工に入る前の準備
  • 施工時の室温は常温(18℃以上)に設定し、材料を約48時間置いて常温に馴染ませておきます。

    ゴミや汚れはキレイに取り除き、必要に応じて下地処理を行うなど下地の凹凸は平らにならしておきましょう。

STEP1

採寸・割り付け

  • ヘリンボーンレイアウト

    今回は斜めに配置させるヘリンボーンレイアウトで施工します。

  • 寸法を測る

    まず、部屋の寸法を測って割り付けを行ない、床材の必要数量を割り出します。

  • サネの方向と配置に気をつける

    カットで余る部分は、サネの方向と配置に気をつければ、他の端に使って無駄(カットロス)を省けます。

  • >割り付け

    割り付けの際、中心付近の角の部分を4.6cm移動させると、左右を均等に割り付けることができます。

  • 割り付けを横方向に移動

    また、左右の壁際にギザギザ部分が掛かる場合は、このままだとカットする枚数が増えてしまうため、割り付けを横方向に移動させて調整してもOK。

  • 張り始めをカットして調整

    端の床材が施工できないほど小さくなる場合は、張り始めをカットして調整してください。

必要数量の計算方法

  • 見切り材などで区切る
  • ヘリンボーン張りの場合、必要数量の計算は少々複雑になります。
    1番シンプルな計算方法として、床材を斜め45度に傾けた状態での、図の(1)と(2)の寸法をもとに、たとえば、今回施工する
    横3840×縦4830mmの部屋の縦横寸法から割り出すと...

    横方向 : 3840÷454=8.45...
    縦方向 : 4830÷185=26.10...
    9×26=234枚

    1ケースあたり14枚入なので
    234÷14=16.71...
    つまり、17ケース必要ということになります。

    ※簡素化した計算方法のため、割り付けや施工方法によって実際の使用数とは誤差が生じる場合があります。

STEP2

アンダーレイシートを敷く

※下地の不陸が1m2あたり2mm以上の場合や、専用のアンダーレイシート「NEOlay」を使用していない場合は、施工に関する保証の対象外となります。

  • アンダーレイシートをカット

    まず、カッターを使って、アンダーレイシートを部屋の長さに合わせてカットします。

  • 端から敷き詰める

    壁際に、約5mmの隙間を空けて端から敷き詰めます。

  • シート同士は重ねない

    シート同士は重ねずに突き付けて敷きましょう。

  • >割り付け

    シートの継ぎ目はテープを貼って繋げておきます。
    ※使用数テープは、厚み0.1mm以下のアルミテープもしくはPEテープ推奨

STEP3

基準線を引く

  • 印を付ける

    敷き詰めたアンダーレイシートの上で部屋の中心を測って、中心から4.6cmずらした位置に印を付けます。

  • 基準線を引く

    印をもとに基準線を引きます。
    この基準線に、床材の角を合わせて配置していきます。

STEP3

「はめ込み」のコツ

  • 同じ向きに揃えて敷く

    長辺のサネは同じ向きに揃えて敷いていきます。

  • 敷いていく

    大きく出ている方のサネが手前にくるように持ち、奥から手前に向かって敷いていきます。
    敷く角度が変わっても常に奥と手前でサネを揃えましょう。

  • 手の力だけで十分

    サネに差し込む際は、手の力だけで十分です。強い力を使わなくても、スッとはめ込むことができます。
    ※ハンマーで叩いて入れるとサネが破損する場合があります。

  • はめ込んでいく

    長辺同士は、サネの向きを揃えたら、片方を斜めに差し込んでから下ろすと簡単にはめ込みできます。
    サネの向きを揃えれば、左右どちらから差し込んでもOKです。

  • 隙間なくはめ込む

    長辺を差し込んでから、短辺の位置を合わせて下ろすと隙間なくはめ込みできます。
    短辺は、長辺の両方のサネ形状に対応しています。

  • バリは取り除く

    サネの端にバリが残っている場合は、丁寧に取り除きながら施工しましょう。

STEP4

張り始め

  • 1枚目

    まず、張り始めはダミーの板を1枚仮置きし、1枚目の短辺をダミーの長辺にはめ込んで繋げます。
    ※ダミーとは、張り始めがずれないようにするためのカットしていない床材のこと。

  • 2枚目

    2枚目はダミーに長辺を差し込んで、短辺を1枚目の長辺にはめ込みます。

  • まっすぐ繋ぐ

    このダミーによって1枚目と2枚目をまっすぐ繋げることができます。

  • 1・2枚目を固定

    そのまま、手前に3枚目を繋げることで、まっすぐ繋げたまま1・2枚目を固定できます。

  • ダミーを取り外す

    3枚目を繋げた後で、ダミーを取り外して、

  • 基準線に合わす

    基準線に1枚目の角を合わせて置きます。

STEP5

全体に敷く

  • 基準線に合わせる

    縦方向に3列分の6枚を敷いたら、奥と手前の角の2ヶ所を基準線に合わせます。

  • 横方向へ繋げていく

    次に、横方向へ繋げていきます。
    ※繋げる順序には一定の決まりがあり、必ずL字の2辺が接するように敷いていきましょう。

  • 長辺は一辺ずつでしか差し込めない

    たとえば、このようにコの字の状態だと、両側に長辺があるため、はめ込むことができなくなります。

  • 奥側を先に

    この場合は、奥側を先にはめ込んでから、手前側をはめ込むようにします。

  • カットが必要

    その先の奥はカットが必要なのでまだ敷かずに残しておきます。

  • 2辺に接していない

    手前側のこの繋ぎ方も、2辺に接していないので正しい順序ではありません。

  • この繋ぎ方が正しい

    このケースでは、この繋ぎ方が正しい順序になります。

  • 手前側に張り進める

    手前側に張り進めることで、先ほどの部分も繋げることができるようになります。

  • 壁際のはめ込みができるところまで

    この要領で基準線から左右に壁際のはめ込みができるところまで敷いていきます。

  • 都度確認して修正

    ズレや隙間がないか、その都度確認して修正しておきましょう。

  • カットが不要な範囲を全て敷き詰める

    カットが不要な範囲を全て敷き詰めます。

  • 全体に敷き詰める

    全体に敷き詰めることができました。

はめ込みにくい場合

  • 継ぎ目に隙間ができないように

    はめ込む際は、継ぎ目に隙間ができないように、サネ同士をぴったり合わせることが重要ですが、隙間があるまま張り進めるなど、はめ込みにくくなることがあります。

  • 歪みがなければぴったり直角ではめ込みやすい!

    そんな時は、交差角度が90°からわずかにズレて歪んでしまっていることが多いです。
    この交差角度の歪みを修正して、継ぎ目の隙間を無くすことができます。
    ※不陸が大きいと歪みを解消できない場合があります。

  • 真ん中の谷の部分を蹴る

    不陸などが原因の歪みを解消するひとつの方法として、たとえば、この角度が90度よりわずかに広い場合は、真ん中の谷の部分を蹴ることで90度に修正できます。

  • 両側の山の部分を蹴る

    反対に交差角度が90度よりわずかに狭い場合は、両側の山の部分を蹴ることで90度に修正できます。

STEP6

壁際の床材をカットする方法

  • 壁際をカットして敷いていく

    カットせずにはめ込みできる部分をすべて敷き終えたら、残りの壁際をカットして敷いていきます。

  • 左右の端をカット

    まず、左右の端をカットするには、端のパーツごとに2ヶ所を測り、

  • 床材に印を付ける

    床材に印を付けます。

  • 印に沿ってノコギリでカット

    印に沿ってノコギリでカットします。
    必要に応じて、サンドペーパーで切り口を平滑に整えてください。
    ※手ノコで切断可能ですが、電動工具を使用すると施工時間を短縮できます。

  • はめ込みできるか確認

    カットしたパーツを、はめ込みできるか確認しましょう。

  • はめ込む際に順序がある

    カットしたパーツを壁際にはめ込む際にも順序があります。

  • はめ込む方向を見極める

    カットした複数のパーツを仮置きして、はめ込む方向を見極め、

  • 割り付けによって方向は変わります

    張り始めの1枚から順にはめ込んでいきます。
    ※施工状況により順番は前後します。

  • 奥側と手前側も順番にはめ込む

    奥側と手前側も同じようにカットして順番にはめ込みます。

  • ボンドを塗布してサネを固定する

    壁際のカットした辺が30cm以下になる部分は、ボンドを塗布してサネを固定することを推奨します。

  • ボンドで固定

    ボンドで固定する場合は、木工用ボンドをサネの上に塗ってください。

  • 壁際のめくれや浮きを防止

    固定することで、壁際のめくれや浮きを防止できます。

STEP7

巾木の取り付け

  • 最後に巾木を取り付ける
  • 床全体に施工できたら、最後に巾木を取り付けることで、壁際の隙間を隠すことができます。

AFTERヘリンボーンフローリング
施工完了!

AFTER1
  • AFTER2
  • AFTER3
  • 製品開発担当者
  • 実際に施工を経験したスタッフの感想

  • 実際に施工してみて感じたのは、「はめ込み作業は、コツさえつかめば意外と簡単」だということ。サネの位置をしっかり合わせれば、手で軽く押し込むだけでスッと気持ちよくはまります。(逆にスッと入らないときはズレている可能性があるので、無理に押し込まず一度位置を確認を!)
    とはいえ、一般的なはめ込み式フローリングに比べると、ヘリンボーン柄ならではの難しさもあります。下地のわずかな歪みで角度が少しずつズレてしまうことがあるので、常に角度が90度を保てているかどうかを確認しながら、必要に応じて「こっちは少しきついから、反対側を少し寄せて・・・」といった臨機応変な対応と微調整が必要です。
    さらに、壁際のカットにも少し手間がかかります。床材はMDF素材で加工しやすいのですが、1枚ずつ寸法を測ってカットする必要があるため、どうしても時間と根気が必要になります。
    個人的な感想として、MANORはヘリンボーンフローリングの中では、はめ込みがスムーズで圧倒的に施工しやすい印象ですが、通常のはめ込み式フローリングと比べると、難易度は高めかもしれません。
    それでも、完成したときのこの高級感と存在感は、他ではなかなか味わえません。手間をかけた分だけ、満足度の高い仕上がりになると思います。

こちらの施工方法は、DIY向けに本来の施工手順を一部変更・簡略化しており
プロの施工方法とは異なる場合がございます。

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