上貼りフローリングの厚みは何mmがいい?DIYで失敗しない選び方

厚みによる違いを徹底解説! 上貼りフローリングの厚みは
何mmがいい?
DIYで失敗しない選び方

上貼りフローリングの厚み選びで迷っていませんか?本記事では、1.5mm~5mm以上までの厚みごとの違いや特徴を徹底解説。段差・建具・施工性のポイントを踏まえ、DIYでも失敗しない最適な選び方がわかります。

フローリングの厚みは
なぜ違う?
用途ごとに最適なサイズがある

フローリングの厚みは使い方で決まります。
新築で下地から組む床と、今の床の上に重ねる上貼りでは、
求められる役割がまったく違うからです。

一般的なフローリングは
約12mmが主流

  • 一般的な複合フローリングの厚み
  • 複合フローリングと呼ばれる一般的なフローリングは、厚み12mmが主流です。新築住宅や床の張り替え工事など、多くの住宅で標準的に採用されています。

    この厚みは、根太組みの床や捨て貼り合板の上、マンションのコンクリートスラブ下地などに直接施工されることを想定しています。そのため、日常生活の荷重や歩行に耐えられる強度を確保できる厚みとして設計されています。

無垢フローリングは
15mm程度のものが多い

  • 無垢フローリングの厚み
  • 無垢フローリングは15mm前後が多く、複合よりやや厚めです。木そのものを削り出しているため、反りや収縮に耐える厚みが必要になるからです。

    足ざわりがやわらかく、削って補修しやすいのも無垢材の強みです。実際の現場でも、経年変化を楽しみたい家や自然素材にこだわる住宅で選ばれることがよくあります。

上貼りフローリングは
1.5mm~9mmまで種類が豊富

  • 厚みの異なる上貼りフローリングを並べた写真
  • 上貼りフローリングは、1.5mmほどの薄型から9mm近い厚型まで幅広くそろいます。既存床の上に施工するため、段差を抑えたい家もあれば、施工のしやすい厚みのある商品を求める家もあるからです。

    つまり、選ぶ基準は見た目だけではありません。床の状態、建具の高さ、施工方法まで見て厚みを決めるのが失敗しないコツです。

薄型のフローリングでも
強度は大丈夫?

  • 一般的な複合フローリングの断面写真
  • 上貼りフローリングの素材は、主に木質系のMDFと樹脂系のSPCに分かれます。

    SPCは石粉と樹脂を混ぜた硬質素材で、土足の店舗や商業施設でも使われるほど耐久性が高いのが特長です。へこみや水にも強く、ハードに使う場所でも安心して採用できます。

    一方、MDFは一般的なフローリングの表面層にも使われている素材です。近年は環境配慮で針葉樹合板が基材に使われますが、強度にばらつきが出やすいため、それを補う役割としてMDFが使われています。

    つまり、上貼りフローリングは素材の時点で強度がしっかり確保されています。薄型でも安心して使える床材であり、実際にプロの施工現場でも広く採用されている工法です。

上貼りフローリング選びで
最優先すべきは「厚み」

  • 上貼りフローリングの厚み
  • 色柄や表面の質感に目が行きがちですが、上貼りで最初に見るべきは厚みです。

    厚みを間違えるとドアが開かない、段差でつまずく、床の継ぎ目が不安定になるなど、施工後の不満につながります。逆に厚みが合っていれば、商品選びはかなり絞りやすくなります。

段差がほとんどない住宅では、
3mm以下が必須になる

  • バリアフリー住宅の段差は3mm以下
  • バリアフリー住宅やマンションのように段差が少ない家では、上貼りフローリングの厚みは3mm以下が現実的です。

    少しでも厚いと、廊下との取り合いで段差が目立ちやすく、ドアの開閉にも影響します。

    選択肢は少し狭くなりますが、3mm以下のフローリングから選びましょう。

薄い上貼りフローリングの
デメリットは?

「薄いほど安心」と思われがちですが、実はそう単純ではありません。
2.0mm以下の薄型フローリングの場合は、デメリットもあります。

  • 不陸がある場合はパテで埋める
  • 既存床の不陸を拾って表面がでこぼこに

    まず注意したいのが、既存床の不陸(凹凸)の影響です。薄い上貼りフローリングは下地をそのまま拾いやすく、わずかな凹凸でも表面に出てしまいます。

    凹凸のある床に使用する時は事前にパテ埋めなどで、表面をフラットにしておく必要があります。

  • ボンドのはみ出しに注意
  • ボンド施工では
    継ぎ目からのはみだしに注意

    ボンド施工の場合、継ぎ目からボンドがはみ出しやすいのもデメリットです。材料が薄い分、圧着時に逃げ場が少なく、はみ出してしまう場合があります。

    ボンド施工をするときは必ず、上貼りフローリング専用に塗布量が調整されたボンドヘラを使いましょう。

段差に余裕がある住宅ほど、
上貼りフローリングの
選択肢は広がる

  • はめ込み式ならDIYでも簡単に施工できる
  • 一方で、玄関框や見切り部分にある程度の高さが取れる住宅なら、上貼り材の選択肢はぐっと増えます。

    3mmクラスはもちろん、5mm以上のしっかりした商品も検討しやすくなります。

    厚みが増えると継ぎ目の安定感や施工性が上がる製品も多いため、床のたわみが気になる部屋では有利です。余裕のある家ほど、性能で選びやすくなります。

フローリングは厚みで、
「サネ形状」が変わる

上貼りフローリングは、厚みが増すほどサネ形状の自由度が高まります。
つまり、厚いほどしっかり噛み合う構造にできるということです。
一方で、薄いフローリングは加工できる深さに限界があり、シンプルな形状が中心になります。

1.5~2mm厚の上貼りフローリングは
「サネなし」か「あいじゃくり」
仕様が中心

  • あいじゃくり
  • 1.5~2mmの薄型フローリングは、「サネなし」や「あいじゃくり」といったシンプルな継ぎ目が中心です。薄い材料は深い加工ができず、無理にサネを作ると破損しやすいためです。

    このタイプは下地の影響を受けやすく、床にわずかな不陸(凹凸)があるだけでも、端部の浮きや段差として表面に出やすくなります。

    そのため、既存床に凹凸がある場合は注意が必要です。パテでの補修や下地調整を行い、できるだけフラットな状態に整えてから施工することで、きれいな仕上がりにつながります。

3mm厚以上の上貼りフローリングは
サネ仕様が多様に

  • より安定感のあるサネ形状
  • 3mm厚を超えると、サネ加工がより多様になり、板同士がしっかりと噛み合う構造のものは、継ぎ目の安定感が高まります。

    さらにある程度の厚みがあるため、接着剤が表面にはみ出しにくいのも特長です。

    薄さと施工性のバランスが良く、プロの施工現場では選ばれやすい厚みの一つです。

5mm以上の上貼りフローリングは
もっと簡単施工に

  • クリック形状も選べる
  • 5mm厚以上になると、クリック形状を採用した製品が選べます。板の継ぎ目をカチッとはめ込んで固定でき、接着剤やビス止め不要で簡単に施工できるのが特長です。

    海外ではフローティング工法と呼ばれる工法として一般的です。日本ではDIYに人気の床材として定番になりつつあります。

厚みで比較する
上貼りフローリング
商品ラインナップ

1.5mm~2.5mm厚の
上貼りフローリング

こんな場所におすすめ!

 建具との干渉や段差が気になる場所
 表面の不陸が無くフラットな床

  • 裏面粘着加工済みで、剥離紙を剥がして貼るだけの簡単施工!DIYでもプロ並みの仕上がりを実現できます。

    税込12,980円/ケース
    1.5mm厚 MDF素材 裏面粘着 3.26m2/ケース
  • キッチンや洗面所など、耐水性を求める場所には水に強いSPC製がおすすめ。あいじゃくりのサネ形状で、下地まで浸水しにくいのがメリット。

    税込8,800円/ケース
    1.8mm厚 SPC素材 両面テープ/ボンド施工 3.32m2/ケース
  • 床暖対応の耐熱タイプや、ペットの滑りに配慮したタイプ、マンション床の防音性能を維持できるタイプなど、幅広いラインナップが特長。

    税込11,500円/ケース
    1.5mm厚 WPB素材 両面テープ/テープ・ボンド併用施工 3.3m2/ケース
  • 耐水性に優れたSPC素材の上貼りフローリング。清潔感あふれる石目柄もラインナップ。

    税込10,962円/ケース
    1.8mm厚 SPC素材 テープ・ボンド併用施工 3.3m2/ケース
  • 裏面粘着加工済み。MDFと呼ばれる木質素材で温かみのある質感が特長。マンション床に貼っても防音性能を維持できる仕様です。

    税込8,346円/ケース
    2.5mm厚 MDF素材 裏面粘着 1.62m2/ケース
  • 賃貸住宅で人気の上貼りフローリング。裏面吸着タイプで既存の床にしっかりと密着してズレにくいのが特長です。

    税込11,037円/ケース
    2.0mm厚 PVC素材 裏面吸着 賃貸OK 3.24m2/ケース

3.0mm~4.0mm厚の
上貼りフローリング

こんな場所におすすめ!

 表面の多少の不陸が気になる場所
 より安定感のある仕上がりを求める場所

  • ワンフローリングシリーズの中でも安定感のある仕上がりを実現する3.0mm厚タイプ。床暖房の床にも使用可能です。

    税込9,680円/ケース
    3.0mm厚 MDF素材 ボンド施工 3.26m2/ケース
  • あいじゃくりのサネ形状で、より安定した仕上がりに。プロの現場でもよく採用される定番の上貼りフローリングです。

    税込14,292円/ケース
    3.0mm厚 MDF素材 テープ・ボンド併用施工 3.3m2/ケース
  • リアルな木目を忠実に再現した、プレミアムウッド柄が特長。洗練されたデザインが特長的な上貼りフローリングです。

    税込10,428円/ケース
    3.0mm厚 MDF素材 ボンド施工 3.24m2/ケース

5mm厚以上の
上貼りフローリング

こんな場所におすすめ!

 段差に余裕がある場所
 店舗など土足対応が必要な場所
 賃貸住宅で原状回復が必要な場所

  • サネをカチッとはめ込むだけで簡単に施工できるはめ込み式フローリング。耐水性の高いSPC素材で、カッターでも簡単にカットできるDIY向けの床材です。

    税込4,510円~/ケース
    5mm厚 SPC素材 はめ込み式 賃貸OK 1.1m2/ケース
  • 木質素材で温かみのあるはめ込み式フローリング。指で押すだけで継ぎ目がハマるので、施工時の騒音も気になりません。

    税込9,904円/ケース
    9mm厚 HDF素材 はめ込み式 賃貸OK 2.4m2/ケース
  • メーカー独自のクリック形状で、DIYでも本格的なヘリンボーンを実現できる。他とは違う個性あふれる空間に仕上がります。

    税込4,994円/ケース
    8mm厚 HDF素材 はめ込み式 賃貸OK 1.179m2/ケース
  • 本当に置くだけで施工できるフローリング。厚みと重みがあるので、簡単施工でもフラットな床に仕上がります。継ぎ目を固定しないので部分貼り替えにも便利です。

    税込8,699円/ケース
    5mm厚 PVC素材 置くだけ 賃貸OK 2.17m2/ケース

商品ラインナップを
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上貼りフローリング特集
フローリングの
施工方法・豆知識・選び方を
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