
環境保全に貢献するエコな選択
環境に優しい
エコフローリング特集
「せっかく選ぶなら、人にも地球にもやさしい床を。」天然素材を使用した製品や、廃材を減らす上貼り施工など、サステナブルなフローリングの選び方を詳しく解説!

環境に優しいフローリングを
選ぶことは
SDGsへの第一歩
そもそも環境に優しい
フローリングとは?
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「環境にやさしいフローリング」とは、地球や人の健康に配慮してつくられた床材のことを指します。
製品の素材だけでなく、製造・流通・施工・廃棄に至るまで、環境への負荷をできるだけ抑えた設計がなされていることが特徴です。
たとえば、再生可能な原材料を使っていたり、施工時に接着剤を使わず張り替えが可能だったり、廃棄時に有害物質を出さない工夫が施されていたりします。
SDGsとフローリングの関係
フローリングの選び方は、
SDGs(持続可能な開発目標)における
17の目標のうち、
特に以下の2つと
深く関わっています。
“Sustainable Development Goals”=持続可能な開発目標の略称です。
2015年に国連で採択され、2030年までに達成を目指す世界共通の17の目標が掲げられています。これらの目標は、「貧困をなくそう」「地球の環境を守ろう」「みんなが安心して暮らせる社会をつくろう」といった、人・社会・地球がこれからも共に豊かでいられる未来を目指すための道しるべとなるものです。
つくる責任・つかう責任
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「つくる責任・つかう責任」は、限りある資源を無駄にせず、循環させていく社会の実現を目指した目標です。
環境に優しいフローリングは、例えば以下のような点でこの目標に貢献します。- 再生木材や廃材を活用してごみを減らす
- 長く使える設計で張り替え頻度を抑える
- 廃棄時に有害物質を発生させない設計
RESTAは「販売者」という立場から、つくる人とつかう人をつなぐ橋渡し役として、エコな選択肢を責任をもって提案し、持続可能なものづくりと暮らしの循環を支えます。
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フローリングは多くの場合森林資源を原料としています。森林を適切に管理しながら利用することは生物多様性の保全、土壌や水資源の保護、大気の浄化につながります。
以下のような選択がSDGs15の目標に貢献します。- FSC®やPEFC認証など、持続可能な森林管理に基づいた木材を使う
- 地域材を活用し、地元の森を守る仕組みに参加する
「木を使って森を守る」という考え方のもと、フローリングを選ぶことが、地球の緑と生態系を未来に残す選択になります。
おすすめ商品もご紹介!環境にやさしい
エコフローリングの選び方

原材料から選ぶ
フローリングは使われている素材によって、環境へのやさしさが大きく変わります。
再生可能な資源や、適切に管理された森林から採られた木材など、
素材そのものに注目して選ぶことが重要です。

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無垢フローリングや複合フローリングなどの木質系フローリングを選ぶ際は、その木がどこで伐採されたのかが明確な商品を選ぶことが大事です。
FSC®やPEFCなど、持続可能な森林管理に基づく認証を受けた木材を使用した床材は、違法伐採や環境破壊を避けた安心な調達元から来ており、「木を使って森を守る」選択ができます。自然素材ならではの質感も魅力です。
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Classen(クラッセン)フローリング
ドイツを代表するフローリングメーカーのひとつであるクラッセン社のはめ込み式フローリングです。
FSC・PEFC認証済みの木材からできたHDF素材で、国際的な環境ラベルであるブルーエンジェル認証も取得。地球環境ん配慮したフローリングです。
税込4,994円~/ケース
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朝日ウッドテック オール国産材
製品のすべての構成材料に国産材を使用した無垢材挽き板フローリングです。
基材には国産ヒノキ合板と国産材単板を組み合わせたハイブリッド合板を採用し、表面化粧材にはナラ、セン、クリ、ヤマザクラ、ヒノキの5種類の国産広葉樹を使用しています。税込54,143円~/ケース

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亜麻仁油や松脂、木粉などの天然素材から作られたエコ素材。リノリウムとは、1863年にイギリスで発明された素材で、古くから床材として普及していました。その後、塩ビ製の床材が登場し、一時は需要が減少しましたが、近年では環境に優しいサステナブル建材として再注目されています。
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TAJIMA マーモリウムタイル
自然素材からできたリノリウム床材。72%の再生可能な材料、43%のリサイクル材料から製造され、可塑剤や化学物質は含まれていません。
さらに亜麻仁油が酸化する過程で抗菌・抗ウイルス・脱臭な度の効果があるとされています。
税込20,662円~/ケース

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ワインの栓にも使われるコルク樫の樹皮から作られる、再生可能な自然素材。木を伐採せずに収穫できるため、森林にやさしいサイクルで成り立っています。柔らかくあたたかい踏み心地で、転倒リスク軽減にもつながります。
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東亜コルク
スピード施工コルクフローリングコルクの表面にウレタン樹脂を塗布することによって、艶やかな光沢と、強度・耐摩耗性に優れたコルクフローリングです。一般家庭はもちろん、学校や幼稚園、保養施設などでも幅広く採用されています。
税込3,396円~/ケース

施工方法から選ぶ

フローリングの貼り替えといえば、
「古い床を剥がして新しい床を張る」が当たり前だと思っていませんか?
実は今、既存の床の上からそのまま貼れる“上貼り施工”が注目されています。
手軽さだけでなく、環境への負荷を減らせるエコな工法としても、
多くの場面で選ばれています。
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廃材がでないから環境に優しい!
上貼り施工は、既存の床を剥がさずにその上から新しいフローリングを施工する方法です。床材を剥がして処分する手間が省けるため、廃棄物の削減・作業時のCO₂排出削減にもつながります。
原状回復可能な置くだけ商品も豊富で賃貸住宅にも最適です。
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はめ込み式フローリングなら
繰り返し使える!接着剤を使わずに施工できるはめ込み式フローリングは、取り外して再利用できるのが大きな特長です。
原状回復が必要な賃貸住宅や、将来的に張り替えを見据えたリフォームにもぴったり。
引越し先でもそのまま繰り返し使える“使い捨てない”サステナブルな床材です。
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Classen(クラッセン)フローリング
世界的に有名なドイツのフローリングメーカー「クラッセン」。DIY文化が根付くドイツで生まれた施工性に優れたはめ込み式フローリングです。原材料にまでこだわり、国際的な環境ラベルであるブルーエンジェルも取得済み。環境にも配慮されて製造された高品質なフローリングです。
税込4,994円~/ケース
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RESTA クリックeuca
2種類のクリック形状(サネ形状)を採用し、DIYでの施工のしやすさにこだわったRESTAオリジナルはめ込み式フローリング。木目柄・コンクリート・石目調の豊富な色柄を取り揃えております。
税込4,290円~/ケース
海外では”上貼り施工”が
当たり前ってほんと?
フローリングのリフォームといえば、「古い床を剥がして貼り替える」というイメージが一般的ですが、実はドイツや北欧などのヨーロッパ諸国では、既存の床を剥がさずに新しい床を上から重ねて敷く“上貼り施工”が主流です。
欧州では、フローティング工法(浮かせ貼り)と呼ばれる、接着剤を使わずに床材を敷く方法が多く採用されています。ドイツや北欧では、住宅の構造がしっかりしていて下地が劣化しにくいため、床材を剥がす必要がなく、そのまま上から敷くだけで十分という文化が根付いています。
さらに、DIY文化が広く浸透しているため、誰でも簡単に施工できる上貼り式フローリングが高く支持されています。
一方、日本では「床のリフォーム=張り替え」のイメージが根強いですが、実際には、傷んでいるのは表面の仕上げ層だけで、構造部分のフローリングはまだ十分使えるというケースも少なくありません。つまり環境への負荷を考えると日本でももっと浸透していくべき工法なのです。
上貼り施工は、海外ではすでにあたりまえ。日本でも少しずつ認知が広がりつつあり、これからの床リフォームの定番になっていくかもしれません。

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