フロアタイル住宅向け・オフィス向け違い

用途に適した床材を選ぼう!フロアタイルの住宅向け・オフィス向けの違いや特長

DIYしやすい床材として人気のフロアタイル。住宅の床におすすめのものは?オフィスや店舗の床に貼るならどれ?デザイン性を重視したものから様々な機能を持ったものまで、豊富に揃うフロアタイルを用途い合わせて選んで、快適な空間づくりをしましょう!





 

フロアタイルの種類について

どれくらいバリエーションがあるの?
フロアタイルの種類
 

フロアタイル(塩ビタイル)は、土足対応OKで、デザイン性にも優れ、施工もしやすいことから、様々な場所の床材として採用されています。

雑貨店や洋服店などで、足元をよく見てみるとフロアタイルが施工されていることがよくあります。最近では、住宅内でもフローリングに代わる床材として、リビングや玄関にも貼られるようになりました。

リアルな木目や石目が再現されていること、ボンドで貼り付けていくだけなのでDIY施工にも向いていることが人気の理由です。


靴のままで歩行する場所によく選ばれるフロアタイルですが、住宅向けやオフィス・店舗向けなど、はっきり商品が分かれているわけではありません。

店舗などには表面に特殊コーティングをしてワックスメンテナンスの手間を減らしたり、靴のかかとが当たって黒い筋になる「ヒールマーク」を軽減させたりする機能が付いたものがおすすめ。もちろん住宅内での施工もOKです。

フロアタイルにどのようなバリエーションがあるのか、施工場所に応じて特におすすめなのはどの商品かをご紹介していきます。





 
まず、フロアタイルの構造を知ろう
フロアタイル構造
 

フロアタイルは塩化ビニル系の素材からできています。表面から、クリア層・プリント層・基材の3層で構成されています。

クリア層は商品によって変わってきますが、およそ0.3mm。
人が頻繁に歩く建物エントランスや廊下などの重歩行箇所向けに、クリア層が厚く作られていたり、特殊コーティングされているフロアタイルもあります。

中には、金属の薄い層が挟んであるタバコの火などによる焦げに強いものや、表面に毛が植毛されたフロアタイルもあります。






 

どんな機能があるの?

 
ノーワックスタイプ
ワックスメンテナンス
 

店舗やオフィスなど、たくさんの人が土足で歩くような場所はワックスメンテナンスのスパンが短く、1ヶ月に1度ぐらいの間隔でメンテナンスされているのではないでしょうか?

ワックスが乾くまでの間は上を歩行できないため、定休日にメンテナンスをしたり、店舗やオフィスの業務が終わった後、深夜にワックスかけをしているところも多いようです。

そんな手間やコストを大幅にカットできるフロアタイルがあります。

各社からいろんな種類のワックスメンテナンス軽減のフロアタイルが発売されていますが、その特徴は様々で、
・施工後数年はワックス不要なもの(その後はたまにワックスをかける程度でOK)
・ワックスが全く必要のないもの
などが製造されています。

ワックスが必要ないタイプの中には、むしろ、ワックスをかけないでくださいという注意書きまであるタイプもあり、人の往来の具合などに合わせてぴったりのノーワックスフロアタイルを選んでください。





 
ピールアップ施工タイプ
ピールアップ施工のビニル床材
 

OAフロアの二重床としておすすめなのがピールアップボンドで施工できるフロアタイル(置敷きフロアタイル)です。

今までは、OAフロアの上にはタイルカーペットを施工するというのが主流でしたが、タイルカーペットと同じピールアップ工法で施工でき、汚れにくく、拭き掃除ができるフロアタイルは広いオフィスや事務所に最適な床材と言えるでしょう。

また、木目調や石目調など様々なデザインから選べるので、おしゃれなオフィスインテリアを実現できることも魅力ですね。


ピールアップ工法とは、貼って剥がせる再粘着性の接着剤(ピールアップボンド)を使用して、置いた床材が滑らないように固定するだけの施工方法で、置敷き施工とも呼ばれます。

剥がした後も粘着力が残っているのため、下のOAフロアのメンテナンスも容易であること、ボンドのつぎ足しや下地処理をせずに、新しい床材に交換できることがメリット。


置敷きタイプのフロアタイルも種類が様々で、タイルカーペットと並べても段差が出にくい厚手のものや、精密電子機器を扱う場所におすすめの制電機能を持ったものも、住宅リフォーム向けに作られた3mm厚のものなどがあるので、施工場所に応じて最適なフロアタイルを選びましょう。





 
耐シガレットタイプ
耐シガレットタイプフロアタイル
 

居酒屋やレストランの喫煙席などで、床がぽつぽつと黄色く変色しているのを見かけたことはないでしょうか?

あのぽつぽつは、タバコの焼け焦げた後なんです。

こうなってしまうと、どんなに拭き掃除をしても汚れや変色は取れません。ひどい場合はタバコの火の熱で床材が変形してしまっている場合も・・・

茶色い木目柄などの場合は目立ちませんが、白系の床材の場合は黄色のぽつぽつが目立ってしまいます。これでは清潔感を出すために、せっかくきれいな白系の床材を選んでも台無しです。

そこで、飲食店やオフィスの喫煙ルームなど、タバコを吸う場所におすすめしたいのが「耐シガレットタイプ」

タバコの火が落ちたり、もみ消しても焦げにくく、ヤニの色が付きにくい特殊なフロアタイルです。

床の美観を保ち、メンテナンスも容易なことが最大のメリットですね





 
水に濡れた靴でも滑りにくい防滑タイプ
防滑タイプフロアタイル
 

雨の日に急いで歩いていて、つるっと滑った経験はありませんか?濡れた靴で歩く可能性がある場所には、安全性を考えた滑りにくい床材を選びましょう。

フロアタイルには濡れた靴で歩行しても滑りにくい加工がされたものがあります。加工方法は商品によって様々で、表面にファイバー毛を植え付けて、防滑性とクッション性を併せ持ったものも販売されています。

土足での重歩行対応、メンテナンスの容易性など、フロアタイル本来の特長ももちろん備えているので、オフィスビルのエントランス、ホテルや病院のロビーなど、濡れた靴で歩行したり、濡れた傘を持って入る場所におすすめです。





 
機能性フロアタイルは住宅には向かない?
住宅フロアタイル
 

機能性フロアタイルは、もちろん住宅に施工もOK!ただ、機能が付いている分、初期コストはかかってしまいます。

そのため、住宅に機能性フロアタイルを施工する場合は、部分的に施工するのがおすすめです。

たとえば、玄関の土間には高耐久のコーティングがされているもの、キッチンの水や油がよく跳ねる箇所には滑りにくい防滑タイプなどがおすすめです。

和室に合う、タタミ模様のフロアタイルもあり、和の雰囲気を損なわずにお手入れ簡単な床にリフォームできます。タタミ模様のフロアタイルには、クッション性があってそのまま直に座ってもおしりが痛くならないタイプもあるので、畳の代わりに敷くこともできますね。

たくさんの種類があるフロアタイルから上手に機能性フロアタイルを使い分けて快適に過ごしましょう。







 
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