
色・柄・取付位置で大きく変わる!カーテンでお部屋を広く見せる方法
窓のインテリアとして馴染みのあるカーテン。なるべくお部屋を広く見せるにはどんなカーテンがいいのか迷ったことはありませんか?そこで今回は、カーテンでお部屋を広く見せる方法について「色」「柄」「取付位置」に着目してまとめました。他にも窓をスッキリ見せるインテリアとして、シェードカーテン、バーチカルブラインドもご紹介します。
部屋を広く見せるカーテンの色
薄い色・壁に近い色・寒色を意識して選ぼう!

お部屋をより広く見せるにはカーテンの色が重要になります。空間を広く見せる色としては、薄い色、壁に近い色、寒色の3つのカラーがおすすめです。
薄い色は濃い色よりも閉塞感がなく開放感を感じられ、膨張色である白やベージュはより窓を大きく見せてくれます。また、壁に近い色のカーテンを選ぶと壁が続いてるように見えて、カーテンを閉めているときも広々と感じられます。
ブルーやグリーンなどの寒色は、レッドやオレンジといった暖色よりも奥行きのある空間に見せてくれるので、カラーに迷ったらぜひ選んでみて下さい。
部屋を広く見せるカーテンの柄
無地・小柄がNo.1!ストライプ・ボーダーもおすすめ

なるべく空間を広く見せるなら、カーテンの柄を選ぶ際、無地や小さな柄がおすすめです。大ぶりな模様ですと存在感があり、主張が強いので窮屈に感じられます。
柄付きの生地を選ぶなら、細いラインのストライプやボーダーを選んでみて下さい。ストライプは縦にストンと落ちるラインで天井を高く見せてくれます。ボーダーは横方向の部屋の広がりを感じさせてくれます。
柄を決めるときも、部屋を広く見せるカラー(薄い色・壁に近い色・寒色)を意識した配色で選ぶのがおすすめです。
部屋を広く見せるカーテンの取付位置
窓枠より上!天井を高く見せるのがコツ!

カーテンは窓枠の少し上から吊り下げることが多いですが、お部屋を広く見せるなら天井付近に取付けるのがおすすめです。天井に取り付けると天井が高く見えて空間が広く感じられます。
床までの大きな窓はもちろん、腰高窓や小窓でもこのテクニックを使えます。カーテンを閉めたときも部屋を広く見せるなら、腰高窓でもあえて天井から床まで丈があるカーテンを選ぶ方法もあります。
採光による視覚効果
自然光で開放感のある空間に見せる

日常的に、日中はレースカーテンで柔らかな自然光を取り込んでいるご家庭も多いですよね。お部屋を広く見せるには、採光も重要な要素なんです。暗い室内よりも明るい室内の方が圧迫感なく過ごすことができます。
レースカーテンを通した自然光は、日差しの強さが和らいで、お部屋から外へ空間が続いているようにも見せてくれます。もちろん、レースカーテンで外からの視線はカットされているのでプライバシーも安心。
カーテン以外のお部屋のインテリアにも、白やベージュといった淡くて明るい色を取り入れると。取り入れた光が反射してお部屋全体を明るく、広く見せてくれます。
シェードカーテンでスッキリ収める
面積の小さな小窓にもピッタリ!

シェードカーテンは、生地を水平にたたみながら上下させて開閉する窓掛けのことです。通常のカーテンですと開けたときに左右に生地がたまってしまいますが、シェードカーテンならスッキリと収めることができます。
シェードカーテンは大きな掃き出し窓をはじめ、縦長の小窓や腰高窓におすすめです。
レース生地と不透明生地を1台に備えたシェードカーテンなら採光・目隠し機能があり使い勝手も抜群。
また、見た目がスッキリしているので通常のカーテンより圧迫感がなく、部屋を広々と感じることができます。
バーチカルブラインドでスタイリッシュに
おしゃれなだけでなく、天井を高く見せる

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)は、とにかく見た目がダイナミックでおしゃれな窓インテリア。通常のブラインドと違いファブリック素材を採用しているため、デザインも豊富です。
窓枠内にスッキリ収めて施工することも可能ですが、おすすめは天井への施工。ルーバー(羽根)の縦のラインが天井から床までストンと伸び、天井が高く見えて部屋が広く感じられます。
同じ柄なら複数のカラーが選べる「ミックスルーバー」にすると、お好みのカラーでストライプ柄にすることもできます。部屋を広く見せるカラーを意識すると、さらに空間に広がりを感じられますよ!
バーチカルブラインドのメリット
自然光の採光・調光ができて機能も抜群

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)のメリットは、自然光の採光・調光が細かくできること。ルーバーの角度を変えて光量を絶妙に調節できるのは、ブラインドならではのメリットです。
ルーバーを開いたときに外からの視線が気になる場合は、間にシースルー生地が付いた「センターレースタイプ」を選ぶことで、採光しながら目隠しすることが可能になります。
出入りの際は、カーテン感覚で左右に開閉できるのもポイントです。ブラインドの機能性、カーテンの使い勝手の良さ、どちらも兼ね備えた万能なインテリアです。
カーテンでお部屋を広く見せるには、カラー・柄・取付位置を意識しましょう。カラーなら、薄い色・壁に近い色・寒色を。柄なら、無地・小柄・ストライプ・ボーダーを。取付位置はなるべく天井から。すべてを満たさなくても、どれか1つを意識するだけで、お部屋の見え方がグンと変わります。
シェードカーテンやバーチカルブラインドなら、通常のカーテンよりもスッキリとした印象になります。特にバーチカルブラインドはルーバーが縦ラインなので天井が高く見えます。見た目もダイナミックでおしゃれに仕上がるのでおすすめです。

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