
あなたはどちらがお好みですか? ブラインドの天井付け・正面付けの違い
ブラインドの取り付け方法をご存知ですか?取り付ける場所によって取付方法や雰囲気、採寸方法がそれぞれ異なります。こちらではブラインドには代表的な取付方法、3種類について、それぞれの特徴や採寸方法の違いを説明します。お部屋にぴったりの取付方法を見極めましょう!


お部屋のコーディネートや過ごしやすさにこだわりたい場合、重要なのはブラインドのスラット(羽)や部品のカラーを選ぶことだけだと思ってはいませんか?
実は、ブラインドは取り付け方法によってお部屋の環境がガラッと変わります。
カラー選びが完璧でも、取り付け方法がそのお部屋の雰囲気や自分のイメージに合っていないと、満足できない空間になってしまうのです。
そこで、正しく選ぶことができるよう取り付け方法について詳しくご紹介します!
取り付け方法の種類


【メリット】
窓枠の内側に取り付けるので、採寸さえきちんとできていれば、エアコンや家具など障害物との接触の心配がありません。
また、製品上部のメカ部分やスラット(羽)もすべて窓枠の中に納めるのでスッキリとした印象です。
【デメリット】
スラット(羽)と窓枠の隙間を無くすことは構造上不可能なので、光が漏れてしまいます。
朝日をできるだけ遮りたい寝室や、書斎のような仕事やパソコンをするお部屋は西日が入るとまぶしいので、窓の方角をよく確認しましょう。
ピッタリ取り付けよう!天井付けの注意点
天井付けは、初心者でも寸法さえきちんと合っていれば比較的簡単です。そこで、採寸のポイントをおさえておきましょう。
窓の採寸の際、窓枠の上下の幅、左右の高さを測り、窓枠のゆがみがないか確認しましょう。もしゆがんでいたら、オーダーサイズは一番小さい数字で注文してください。
隙間ができてしまいますが、上部のメカ部分やブラインド下部のバーが納まらないという問題を防ぐことができます。隙間が気になる場合は後述する正面付けがオススメです。


【メリット】
窓枠を覆うように取り付けるので、隙間からの光漏れの心配がありません。
高い遮光性が期待できます。
【デメリット】
窓周辺の壁や窓枠にブラインドをしっかり固定できる下地がないと取り付けできません。下地探しで場所を確認しましょう。
また、窓枠より大きく取り付けるので、周辺の壁やエアコン、家具などの障害物に接触する場合があります。
しっかり取り付けよう!正面付けの注意点
以上のように、正面付けは遮光性が高い特長を持っています。しかし遮光性が高くなるからと言って窓より大きくしすぎるとうまく取り付けられないことも。
正面付けの採寸時のポイントをおさえましょう。
・採寸時に窓枠の大きさだけでなく、周囲に家具やエアコンなどの障害物があるか、それらは窓枠から何センチ程度離れているかもメモしておきましょう。
・はき出し窓などへの取り付けで、製品が床までくる場合は製品高さを実際の寸法から10mm程度引いておくと、床に当たるのを防ぐことができます。


アパートなどの賃貸物件には、あらかじめカーテンレールが取り付けてある場合が多いです。
カーテンレールにはアルミブラインドなど、カーテン以外の軽量な窓インテリアを取り付けることもできます。
もちろん壁や窓枠に穴を空ける必要はありません。
取り付けには専用のカーテンレールビスが必要になるので、ブラインドと一緒に注文しましょう。


一般的に浴室の壁には、毎日の湿気でカビが発生しないよう防水の化粧パネルやタイルが使われています。窓枠は樹脂製の場合が多いのではないでしょうか?
浴室以外でも、下地がコンクリートの壁の場合、ブラインド付属のネジでは取り付けができないので困ってしまいますよね。
そんな、ネジでの取り付けが困難な場所には、ノンビスタイプがおすすめです。強いつっぱる力が、製品をネジ止めしなくてもしっかり固定してくれます。
また、つっぱりタイプは浴室に取り付けることを考え、サビに強い素材が使われている製品が主流で、汚れに強いという特長も持っています。


ここまでブラインドの4つの取り付け方法や採寸時のポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事が、あなたがブラインドを取り付けようとしている窓、その窓があるお部屋にはどの取り付け方法が一番似合うか考えるお力添えになれば幸いです。
ぜひ、あなたのお部屋にピッタリのブラインドを見つけてみてください!

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