ブラインドの日除けとしての機能は、古代エジプトファラオ王朝時代に今のようなプラスチックやアルミ製ではなく熱帯樹の葉を利用したスクリーン状のもので強い日差しを遮り、人目を避け通風を良くする工夫がなされていたといいます。
その後、ペルシア商人がこのスクリーン状のものを自国のペルシアで紹介し、その後、ブラインドは様々に変化・進化しながら中世になってイタリア、ヨーロッパに広がり、イタリアのベニスでは、上から降り注ぐ太陽の光と下から照り上げる水の太陽光の反射の両方を妨げるため重宝され、よこ型ブラインドの原型「ベネシャンブラインド」が生まれました。
その後、現在のアルミ製のべネシャンブラインドは1946年、アメリカ(現在オランダ)のハンター・ダグラス社が開発・発売したのが始めです。