6畳の部屋に敷くフロアタイル

フロアタイルDIYの前に知りたい!6畳の部屋に敷くフロアタイル|
割付・必要枚数から価格まで
完全ガイド

6畳の部屋にフロアタイルを敷きたい方必見。6畳の広さ、江戸間・京間の違いをはじめ、割り付けの考え方、必要枚数の出し方、商品ごとの6畳あたりの価格比較まで、DIY初心者にもわかりやすく解説します。

6畳の広さってどれくらい?
地域や建築様式で異なる
サイズの違い

ひと口に「6畳」といっても、地域や建築様式によってサイズが異なることをご存知でしょうか?
日本には主に4種類の「間取り基準」があり、それぞれの6畳サイズには違いがあります。

地域や建築様式で異なるサイズの違い

「間取り基準」とは、建築における畳(1帖)のサイズを定めた基準のことを指します。地域や住宅の形式によって採用される基準が異なり、それにより「6畳」という表記でも実際の面積には差が生じます。
「6畳は約10m2」という表記をよく目にしますが、これは、中京間(名古屋間)やJISの畳サイズに近い「尺モジュール(一間=1820mm)」を前提とした建築上の代表値として一般的に使われているためです。また、不動産公正取引協議会が定める「表示規約施行規則」では、1畳を「1.62m2以上の広さ」として表記すると決められており、6畳は約9.72m2という数値が標準値になっています。
ちなみに、JIS規格における畳サイズの定義(JIS A 9511)では、955mm×1910mm(約1.82m2)を畳の基準サイズとしています。

主な畳サイズ別|
6畳の広さ比較表

間取り種別 1畳サイズ(mm) 6畳のサイズ
(mm)
6畳の床面積 主な使用地域・基準
京間(本間)
(別名:関西間)
約955×1910
(1.824m2
3820
×
2865
10.944m2
関西・中国・四国・九州
(※最も大きい基準)
中京間
(別名:名古屋間)
約910×1820
(1.656m2
3640
×
2730
9.937m2
名古屋を中心とした中部地方
(※中間サイズ)
江戸間
(別名:関東間)
約880×1760
(1.548m2
3520
×
2640
9.292m2
関東・東北など
(※やや小さめ)
団地間
(別名:五八間)
約850×1700
(1.445m2
3400
×
2550
8.670m2
公団住宅・アパートなど
(※最小:省スペース設計)

このように、最も広い「京間」と、最も狭い「団地間」とでは、6畳で約2.3m2(およそ畳1.5枚分)も差があり、「6畳サイズ」の基準は、地域や建築様式によって大きく異なります。 そのため、DIYでフロアタイルを購入する際には、できるだけ施工場所の実寸測定を前提に材料を揃えるのが理想的で、材料が過不足になるリスクも減らせます。 まずは自分の部屋の“正確な畳サイズ”を知ることが、フロアタイル選びの第一歩。正確な床面積を知ることで、フロアタイルの割付計画や必要数量の見積もりも正確に行えます。

長さ約900mmの
フロアタイルなら
長手方向に4枚分が目安

フロアタイルの代表的なサイズである「約150mm×約900mm」。
この「長さ約900mmサイズ」が、6畳の部屋にどう貼れるかを割付の観点から見てみましょう。

長手方向に4枚分が目安

たとえば、中京間6畳(3640mm×2730mm)の部屋に、長さ900mmのフロアタイルを貼る場合、部屋の長手方向に4枚でほぼピッタリの3600mmとなります。
長手方向に900mmの倍数で収まる場合、割り付けがしやすく、材料ロスも少なくなります。
一般的な木目柄のフロアタイルは、1枚の長さが約900mmの製品が多く、正確には「914.4mm」が標準サイズとなっていますので、ひとつの考え方として目安にすると良いでしょう。

割り付けの考え方と注意点

フロアタイルを敷くとき、カット量や見栄えを左右するのが「割り付け」です。
割り付け次第で、仕上がりの印象も大きく変わります。

基準線の取り方と
貼り始めの位置

基準線の取り方と貼り始めの位置

部屋の中心から割り出す「センター割り」が基本。中心線を基準に敷き並べることで、左右のバランスが整い、美しく仕上がります。

  1. 1. 基準線を引くために、まず部屋の縦と横の寸法を測ってそれぞれの中心を割り出します。
  2. 2. 基準線より部屋の奥半分にボンドを塗り、基準線から左右対称になるように1列目を貼っていきます。
  3. 3. 貼り始めは、基準線の中心にフロアタイルの角を合わせて、線にぴったりとズレないように貼ります。

貼り方の種類

  • ZZZZZ
  • 長方形フロアタイルの場合、様々な貼り方のパターンがありますが、代表的なものに、「レンガ貼り」「乱貼り」などがあります。
    レンガ貼りは、定尺貼りともいい、一定の間隔で交互にずらしながら貼っていく、初心者でもトライしやすい貼り方です。乱貼りは、継ぎ目をランダムにずらして並べる貼り方で、ロスが少なくコストを抑えることができます。
    一方、石目調など正方形フロアタイルの場合は、「通し貼り」や「流し貼り(定尺貼りと同じ)」などがあります。
    同じフロアタイルでも、貼り方次第で印象も変わります。初めて貼る方やDIY初心者の方は、迷ったらレンガ貼りや流し貼りがおすすめです。

端部の調整とカットロスを見越す

端部の調整とカットロスを見越す

壁際に貼る1枚が細すぎると仕上がりの見た目に影響し、施工性も悪くなります。部屋の中心から割り付けた時に、壁際など一番端にくるフロアタイルの幅が極端に狭くなる場合は、基準線を中心からずらしてバランスが良くなるように貼り始めの位置を調整します。最小幅が100mm程度は残るよう調整するのが理想です。
また、端部などでカットした残りの部分が使えなくなり材料ロスが出ることを見越して、フロアタイルの数量を多めに準備しておくと良いでしょう。予備分はDIYの場合は施工面積の5~10%増し、複雑な割り付けの場合(ヘリンボーン貼りなど)は10~15%増しが目安です。

6畳の部屋に必要な
フロアタイルの枚数を
計算する方法

いざ購入するとなると気になるのが「何枚必要か?」。
必要数量を無駄なく計算する方法を3つ紹介します。

計算方法 [1]
フロアタイル1ケースあたりの
平米数を目安に

  • フロアタイル1ケースあたりの平米数を目安に
  • 1番簡単な方法は、商品ページに記載されている「1ケースあたりの平米数」から計算する方法です。
    たとえば、中京間6畳(約9.937m2)に、1ケースあたり約3.34m2のフロアタイルを施工する場合

    9.937 ÷ 3.34 ≒ 2.97(ケース)
    必要数量は、3ケース分(72枚)

計算方法 [2]
フロアタイル1枚のサイズから
必要枚数を算出

フロアタイル1枚のサイズから必要枚数を算出

たとえば152.4×914.4mmのフロアタイルを使用し、中京間6畳(約9.937m2)に敷く場合

1枚あたりの面積:約0.139m2
(0.1524×0.9144)
必要枚数:9.937m2 ÷ 0.139m2約72枚

計算方法 [3]
自動計算ツールを活用する

自動計算ツールを活用する

フロアタイルの必要数が簡単に計算できる便利なツールをご用意しています。
以下の条件で実際に計算してみました。
「152.4×914.4mmのフロアタイルを使用し、中京間6畳(3640mm×2730mm)に敷く場合」

必要枚数の計算結果 → 約72枚

紹介した3つの計算結果は、端からぴったり施工した場合の必要数量です

予備が必要な場合や、DIYが初めての方など、予備分として1.1倍程度の数量をご購入されることをおすすめします。

6畳分のセットで購入できる
フロアタイル

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    税込17,160円/セット
    カラーチップ
    ボンド施工 2.5mm厚 3ケースセット(約10.02m2
  • 賃貸OK!裏面すべり止め加工でずれにくく、重量と厚みがあるので置いて敷いていくだけで施工できます。店舗・オフィスの床リフォームにもおすすめのDIY向け床材です。

    税込43,340円/セット
    カラーチップ
    置くだけ 5mm厚 5ケースセット(約10.85m2

人気商品別6畳分のフロアタイル
価格一覧

具体的にどの商品を選ぶかは、デザインだけでなく価格や性能も大切な判断基準。
人気商品をピックアップして「6畳換算価格」を比較してみました。
※必要枚数は、中京間6畳(約9.937m2)に施工する場合の目安です。

商品名 1枚のサイズ(mm) 必要枚数
(※目安)
価格(送料込) 商品の特徴
フロアタイルeuca ジェネラルウッド
フロアタイルeuca
ジェネラルウッド
152.4×914.4
72枚
(3ケース)
税込17,160
ボンド施工
2.5mm厚
シンコール マットネラ ブランオーク
シンコール マットネラ
ブランオーク
152.4×914.4
72枚
(3ケース)
税込25,023
ボンド施工
2.5mm厚
東リ ロイヤルストーン コンクリート
東リ ロイヤルストーン
コンクリート
450×450
50枚
税込27,020
ボンド施工
3mm厚
クリックeuca コンクリート・大理石
クリックeuca
コンクリート・大理石
305×610
54枚
(6.7ケース)
税込40,810
はめ込み式 5mm厚
賃貸OK 床暖対応
クリックeuca 木目ベーシック
クリックeuca
木目ベーシック
150×935
71枚
(8.9ケース)
税込40,590
はめ込み式 5mm厚
賃貸OK 床暖対応
コスモフローリング
コスモフローリング
148×1212
55枚
(5.6ケース)
税込56,340
はめ込み式 7mm厚
賃貸OK 床暖対応
置くだけeuca
置くだけeuca
177.8×1219.2
46枚
(4.6ケース)
税込43,340
置くだけ 5mm厚
賃貸OK 裏面滑り止め
デコセルフ
デコセルフ
184×950
57枚
(5.7ケース)
税込54,120
置くだけ 5mm厚
賃貸OK 裏面滑り止め
東リ ピタフィー
東リ ピタフィー
150×900
74枚
(3.1ケース)
税込42,336
裏面吸着 2mm厚
賃貸OK 住宅用

まとめ6畳の部屋に
フロアタイルを敷くなら
正確なサイズ確認と割付計画
がカギ

  • 正確なサイズ確認と割付計画がカギ
  • 6畳という表記だけでは実際の床面積がわかりづらく、江戸間や京間、団地間などの違いによって必要なフロアタイルの枚数や価格も変わってきます。特にDIYでの施工をお考えの場合は、内法寸法での実測と、割付・カットロスを見越した余裕ある数量計算が成功のポイントです。
    今回ご紹介したように、タイルサイズに応じた割付や、商品ごとの6畳換算価格を比較することで、見た目・コスト・施工性のバランスをとった選び方ができます。
    まずはご自宅の6畳が“何m2なのか”を確認するところから、理想の床づくりをはじめてみてください。

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