防草シートの遮光率について

・タンポポ
・ススキ
・チガヤ　など

・ドクダミ
・ヤブマオ
・ムカゴイラクサ　など

雑草の成長に必要な光の強さから逆算！

植物が成長するために必要な照度（光補償点）は500～1000lxとされています。そして、晴れの日の照度はおよそ10万lxです。この10万lxを500lx以下にするためには、99.5％以上の遮光率が必要ということになります。

地下茎を持つ雑草は、地中で地下茎をどんどんと横に伸ばして繁殖し、そこから芽を出して成長します。地下茎は養分を蓄えることができるため、冬場に地上の葉が枯れても、夏になればまた生えてくる頑固な雑草です。何度駆除しても生えてくる雑草は地下茎で繁殖する雑草の可能性が高いです。

地下茎で繁殖する雑草は、遮光率の高い防草シートを敷いていても、地下茎でつながった先の防草シートを敷いていない場所で光合成を行ってしまうと、防草シートの下でも成長してしまう場合があります。そのため、隣地にも雑草が繁殖している場合などは、雑草の突き抜けに強い強度の高い防草シートがおすすめです。雑草の種類によって突き抜ける力が異なるため、防草シートの強度は雑草の種類に合わせて選びましょう。

RESTAオリジナル 高密度防草シート

遮光率99.99％で雑草の光合成を防止できます。また不織布2層構造で、チガヤやスギナなどの葉先の尖った雑草にも対応。低価格で長期間雑草の発生をおさえたい方におすすめです。

• 低コストで長期間雑草を防止することができる。
• 柔軟性が高いため、地面の凹凸にもなじみやすくすき間なく施工することができる。
• 表面は柔らかい短繊維不織布ため、雨音が響かない。

• 経年変化で色あせが目立つ可能性がある。

谷口産業 植樹ニューマットH

公共事業にも多数実績のある国内メーカーの防草シート。景観にマッチしやすい落ち着いた緑色です。繊維の状態から着色した原着綿を使用しているため、長期間使用しても色あせしにくいのが特徴です。

• 長期間使用しても色あせしにくい。
• 表面は柔らかい短繊維不織布のため、雨音が響かない。
• 専用のカメレオンテープでより美しく施工できる（別売り）。
• 50cm間隔の印入り。
• 安心の日本製。

• 比較的高価な価格帯である。

谷口産業 植樹防草シートT-1

高密度な不織布防草シート。優れた透水性で、植栽の周りに敷いても地面に影響を与えません。表面繊維の毛羽立ちを抑えることで、土埃や飛来種子が溜まりにくく、防草シート表面での発芽を抑えます。

• 表面が毛羽立ちにくいため、落ち葉などの掃除が簡単。
• 抜群の透水性で植栽の周りにも施工可能。
• 安心の日本製。

• 薄くて密度が高いため、跳ね返りが強く施工しにくい。
• 地面との間に空洞があると、雨音が響きやすい。