プロ並みの仕上がりがDIYでできる!
再湿ふすま紙は、裏面に水で溶解するのりが付いています。水をつけて、のりを戻して貼る定番の貼り方で、アイロンタイプや粘着タイプより難易度は上がりますが、プロ並みの仕上がりになるので、是非チャレンジしてみてください。
- 準備する物
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- インテリアバール
- (マイナスドライバーでもOK)
- 養生するもの(ビニールシート等)
- 鋲抜きまたはペンチ
- ポンチ スポンジ
- マスキングテープ 竹ヘラ
- ハンマー カッター
- はさみ 刷毛
- バケツ 地ヘラ
- 雑巾
- 使用する材料


ふすま枠を外す前に
ふすまにもよりますが、ふすま枠は上下・左右で枠の寸法が異なる場合があります。
枠を戻す際に位置や向きを間違えると枠がきれいに戻らなかったり、たてつけが悪くなり、ふすまの開閉がしにくくなる場合がありますので、あらかじめ枠の取り付け位置や
向きが分かるように印を付けておきましょう。
1人でも簡単に作業できますが、2人の方が作業がスムーズに行えます。
ふすま枠を取り外そう
上下の枠から外します。
枠を持ち、軽くゆするように動かして、ふすま本体と枠の間に隙間りを開けます。ふすま本体と枠の隙間にインテリアバールを差し込み、ハンマーで軽く叩きながら隙間を広げていきます。
ある程度ふすま本体と枠が離れたら、枠を持ち、刺さっている釘ごと真っ直ぐに引き抜きます。
同様にして左右を含む全ての枠を取り外しましょう。
ふすま枠を取り外そう
引き手とふすまの間にインテリアバールを差し込んで、引き手を少し持ち上げます。あまり強く引き上げると引き手が変形してしまうので気を付けましょう。
引き手から鋲の頭が少し出たら、ペンチで鋲を引き抜きます。
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鋲を引き抜いたら引き手を取り外しましょう。
貼り付ける前の準備をしよう
ふすま紙は予め巻グセを取っておきます。
ふすま本体の上にふすま紙を置いて位置を決めます。柄があるものは柄合わせラインに合わせて置きましょう。
ふすま本体の角でふすま紙に折り目をつけます。
折り目をつけた位置から1.5~2cm離れたラインでカットします。
床が汚れないように、ビニールシートなどで養生をしておきましょう。
ふすま紙を貼ろう
ふすま紙を裏返して、ふすま紙全体にスポンジで水をつけます。水をつける量は300~400cc程度です。
水の塗布が完了したら、紙が伸びきるまで3~5分程おきます。表面がぬめるようになれば貼り付け可能です。
ふすま紙の上にふすま本体を乗せます。
ふすま本体を表に返して、刷毛で余分な空気を抜きます。
シワになっているところは一度剥がして中央から外側へ向かって刷毛を動かして貼り直しましょう。
側面は雑巾をあてて圧着します。
角の余分な部分は、はさみで切り落としておきます。
余分な切りしろは地ヘラをあてながらカッターでカットしましょう。
カットができたら、半日~1日乾燥させます。
再湿ふすま紙の特徴
貼り付け直後は多少のシワやたるみがあっても乾燥後はキレイに仕上がります。
取り外した枠を取り付けよう
取り外したふすま枠を目印に合わせて元の位置に取り付けます。取り外した順の逆で、左右の枠から取り付けましょう。
枠をはめ込む際、枠を傷つけないように段ボールなどをあてながらハンマーで打ち込みましょう。
引き手を取り付けよう
引き手部分にカッターで切り込みを入れます。
引き手を元の位置に戻して、ポンチで鋲を差し込みましょう。

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