![壁紙を貼る道具の使い方](../base/img/info/diy_kb8/title.jpg)
壁紙をキレイに貼るための施工道具の
コツを知っておこう!
壁紙を貼る道具の使い方
壁紙DIYをキレイに仕上げるために必要な、施工道具の正しい使い方を詳しく紹介します!また、作業効率を良くするためのコツなど細部の注意点なども知っておくと役に立ちますよ。壁紙DIYツールの正しい使い方をマスターして壁紙を貼り、壁をキレイに仕上げましょう!
スケール(メジャー)の使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/major.jpg)
壁の寸法を測り必要な
壁紙の長さを出すための道具
![壁の長さを天井側から測る場合](../base/img/info/diy_kb8/major01.jpg)
壁の長さを天井側から測る場合
ある程度スケールを引き出した後、天井や廻り縁にスケールの先を当てたら手でしっかりと動かないように押さえます。下部は引き出したスケールを折り曲げ、折り目が床や幅木に当たる位置までスケール本体を降ろします。
測り終わっても押さえた手は離さずスケールを巻き取りましょう。
![壁の長さを床側から測る場合](../base/img/info/diy_kb8/major02.jpg)
壁の長さを床側から測る場合
ある程度スケールを引き出した後、床や幅木にスケールの先を当て手でしっかりと押さえながら引き出します。押さえた手の届く位置まで引き出せたら、スケールを折り曲げ、折り目が天井や廻り縁に当たる位置までスケール本体を持ち上げます。スケールの先が動いて測りにくい場合はつま先でスケールの先を押さえて固定しましょう。
撫でバケの使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/pake.jpg)
空気を抜いて壁紙のシワを
伸ばすための道具
![空気を押し出します](../base/img/info/diy_kb8/pake01.jpg)
空気を抜きたいときは撫でバケを壁に垂直に当て、壁紙の外側へ向かってしっかりと空気を押し出します。
![角の部分は壁紙が角に沿うように撫でバケをしっかりと入れ込みます](../base/img/info/diy_kb8/pake02.jpg)
角の部分は壁紙が角に沿うように撫でバケをしっかりと入れ込むと、後の筋目付けがしやすくなります。
![継ぎ目の上をなぞります](../base/img/info/diy_kb8/pake03.jpg)
壁紙の継ぎ目の部分は撫でバケを動かす方向へ寝かせ、継ぎ目の上をなぞります。
ヘラ(竹へラ・
プラスチックへラ)の使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/hera.jpg)
切りしろ部分(隅)をキレイに
押さえてクセ付けするための道具
![しっかりと筋目を付けます](../base/img/info/diy_kb8/hera01.jpg)
ヘラを壁に押し当てるように沿わせ、ヘラの角度を45°位に保ちながら筋目を付けます。同じ個所を数回ずつなぞり、しっかりと筋目を付けましょう。
![2枚に重なったところにしっかりと筋目を入れます](../base/img/info/diy_kb8/hera02.jpg)
隅の部分は、壁際にかかった切りしろ部分を折り曲げ、2枚に重なったところにしっかりと筋目を入れます。
![ヘラで少しずつ隅に押し込みながら筋目を付けます](../base/img/info/diy_kb8/hera03.jpg)
切りしろが長い場合や角を巻き込んで貼る場合は、のり面が向き合うように壁紙をつまみ、ヘラで少しずつ隅に押し込みながら筋目を付けます。
金属ベラ(地ベラ)の使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/kinzoku.jpg)
カットする際にカッターを沿わせる
ための定規代わりになる道具
![天井側の持ち方](../base/img/info/diy_kb8/kinzoku01.jpg)
天井側の持ち方
立ち上がった方の端が室内側に向くように持ち、反対側の地ベラの端を角に入れ込みます。地ベラを壁に押し当てるように壁紙をしっかり押さえて作業しましょう。
![床側の持ち方](../base/img/info/diy_kb8/kinzoku02.jpg)
床側の持ち方
4本の指で壁側に押さえる場合と、親指で押さえる場合があり、切り進める方向によって持ち方を変えます。いずれの場合も、しっかりと角に地ベラの端を入れ込み、壁に地ベラを押し付けるようにして壁紙を押さえながら切り進めます。
![ジョイントカットの時の持ち方](../base/img/info/diy_kb8/kinzoku03.jpg)
ジョイントカットの時の持ち方
ジョイントカットの時は、親指で壁に押し当てる持ち方と、4本の指で壁に押し当てる持ち方があります。地ベラが動いてしまわないようにしっかりと押さえることができる持ち方を選びましょう。ジョイントカットの時も、地ベラは壁に沿わせるように押し当てます。
カッターの上手な使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/cutter.jpg)
切りしろ部分をキレイに
カットするための道具
![カッターの刃はこまめに折ります](../base/img/info/diy_kb8/cutter01.jpg)
カッターの刃はこまめに折って、切れ味を保ちながら作業をします。切れにくくなった刃で作業を行うと、壁紙の切り口がガタガタになったり、壁紙が引っかかって破れてしまうことがあります。カッターの刃の折り方は、カッターに付いているカッター刃折りを使う他、ペンチなどで挟んで折る方法もあります。
![天井側・床側をカットする時のカッターの使い方](../base/img/info/diy_kb8/cutter02.jpg)
天井側・床側をカットする時のカッターの使い方
壁に沿うようにカッターの刃を地ベラに当て、カッターの角度を寝かせて持ちながらカットしていきます。
![壁際カットの時のカッターの使い方](../base/img/info/diy_kb8/cutter03.jpg)
壁際カットの時のカッターの使い方
壁際の方向や利き手によりカッターの当て方が変わります。壁際の方を向いた状態でカッターを持つ腕が室内側にある場合は、カットしやすい持ち方でカットを行いますが、逆の場合は地ベラを持った手の下からカッターを持った手をくぐらせるようにしてカットします。
ジョイントカットの時のカッターの使い方
![カッターの角度を寝かせて持ちながらカットします](../base/img/info/diy_kb8/joint01.jpg)
カッターの刃を壁に垂直に当て、カッターの角度を寝かせて持ちながらカットします。カットの時は、壁紙が動かないように地ベラでしっかりと押さえ付け、地ベラの淵に沿ってカッターの刃を下へ動かします。重なった2枚の壁紙をカットしますが、力を入れすぎて下地までカットしてしまわないように気を付けましょう。
![地ベラを下へスライドさせるように動かします](../base/img/info/diy_kb8/joint02.jpg)
切り進める時はカッターの刃は壁から離さず、地ベラを下へスライドさせるように動かします。地ベラをスライドさせた後は必ずカッターの刃に地ベラの淵が当たっているか、地ベラが真直ぐになっているかを確認しながら切り進めましょう。
ローラーの使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/roller.jpg)
壁紙をしっかり圧着し、はがれ防止や
継ぎ目を目立たなくするための道具
![はがれ防止や継ぎ目を目立たなくするための道具](../base/img/info/diy_kb8/roller01.jpg)
壁紙の端にローラーを当てる時は、壁際や幅木などにローラーの金具が当たらないように持ち、しっかりと壁紙を押さえます。
ジョイント(継ぎ目)の隙間を無くす方法
![微妙に開いてしまった隙間を無くす方法](../base/img/info/diy_kb8/roller02.jpg)
スリット壁紙でうまく壁紙同士を突き合わせられなかった、ジョイントカットがうまく出来なかったなど、微妙に開いてしまった隙間を無くす方法です。
![金具の付いていない方の角を当てます](../base/img/info/diy_kb8/roller03.jpg)
隙間の10~15cm横に、ローラーを斜めに傾け、金具の付いていない方の角を当てます。
![ローラーをジグザグに動かして近づけていきます](../base/img/info/diy_kb8/roller04.jpg)
手の平で隙間の方へ壁紙を押しながらローラーをジグザグに動かして近づけていきます。
![隙間が埋まったら、上からしっかりローラーをかけます](../base/img/info/diy_kb8/roller05.jpg)
隙間が埋まったら、上からしっかりローラーをかけます。
![きれいに隙間が埋まりました](../base/img/info/diy_kb8/roller06.jpg)
きれいに隙間が埋まりました。壁紙に付いたジグザグの筋は、壁紙が乾くと消えるので問題ありません。
スポンジの上手な使い方
![](../base/img/info/diy_kb8/sponge.jpg)
はみ出したり、壁に付いてしまった
のりを拭き取るための道具
![はがれ防止や継ぎ目を目立たなくするための道具](../base/img/info/diy_kb8/sponge01.jpg)
のりの拭き取りに使うスポンジはこまめに水の入ったバケツですすぎながら使いましょう。のりが付いたままの状態で拭き取りを続けると、壁紙に薄くのりが残った状態になり、施工後の壁紙の変色の原因になります。また、ローラーなどの道具に付いたのりもこまめにスポンジで拭き取りながら作業を進めましょう。
壁紙を貼るための施工道具
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