プライマーについて知ろう

カッティング用シートを施工するための必需品! プライマーについて知ろう!

カッティング用シートを貼り付けた後の剥がれや浮きを防止するために、プライマー処理を行いましょう。ここではプライマーの役割などについて詳しく解説します。

カッティング用シートで使う
プライマーとは?

下地にしっかりと
定着させるための液剤

  • 下地にしっかりと定着させるための液剤
  • カッティング用シートの裏面にはあらかじめ粘着剤が付いていますが、貼り付ける下地や形状、施工する環境によっては十分に定着しないことがあります。その可能性がある場合にプライマーを使用します。プライマーと粘着剤が接着することで、カッティング用シートがしっかりと下地に定着します。

プライマーの選び方

  • プライマーの選び方
  • プライマーの種類はとても多く、床材用ボンドの定着を良くするものや塗装の下地に使うものもあります。カッティング用シートを貼る場合には、カッティング用シートや粘着シート、粘着壁紙などに対応したプライマーを選びましょう。

カッティング用シート
プライマーの種類

  • プライマーの種類
  • 希釈して使う水性タイプと原液で使う溶剤タイプがあります。
    水性タイプの特長としては、さらっとしていて塗り広げやすく、臭いも溶剤タイプに比べ少ない為、病院や施設での施工に向いています。溶剤タイプのプライマーには速乾タイプや強い定着力を持つものなど数種類あり、カッティング用シートを貼る場所や用途などに応じて使い分けます。金属やポリエステル板など幅広い下地に対応しているのが特長です。特に重ね貼りを行う場合は溶剤タイプの中でも強い定着力を持ったものを選ぶようにしましょう。

プライマーを塗っても
貼ることができない下地

撥水加工された下地

表面に撥水コーティングや防汚コーティングが施されている物は、プライマーをはじいてしまう可能性があり上手く塗れません。また、コーティングが施されている物は粘着剤の定着も悪く、浮きや剥がれが起こりやすくなるので注意が必要です。

オイル系塗料やワックスなどが
塗られている下地

オイル系の塗料やワックスはプライマーをはじいてしまい、プライマーの塗布にムラが出る可能性があります。プライマーの塗布にムラのある所へカッティング用シートを施工した場合、カッティング用シートの浮きや剥がれが起こりやすくなります。

一部のプラスチック製の下地

ポリカーボネートやアクリルなどの一部のプラスチック製品はカッティング用シートを貼ることによって、下地との間にガスが発生し、浮きや剥がれが出るものがあります。そういったものはプライマーを塗布してもカッティング用シートを貼ることはできません。

プライマーを塗る時の
下地処理方法

  • 下地に凹凸がある場合

    下地に凹凸がある場合

    パテで平らになるように処理しておき、下地の汚れや油分を水拭きやアルコール等で取り去ります。水分やアルコール等が乾いたら、シーラーで下地処理後、ハケで薄くプライマーを塗り広げ、よく乾かします。

  • 木材などの場合

    木材などの場合

    木材などの液体をよく吸うものにプライマーを塗る場合は、プライマーの2度塗りを行います。パテで平らになるように処理しておき、下地の汚れや油分を取り去り、シーラーで下地処理後、ハケで薄くプライマーを塗り広げ、よく乾かします。

  • 金属板やメラミン板などの平面の場合

    金属板やメラミン板などの平面の場合

    金属の板やメラミン板などの平面の場合は施工場所の端部のみ塗布してください。冷蔵庫の扉や、曲面・凹凸のない家具なども同様にしてプライマーを塗ります。

  • カーラップフィルムなどの場合

    カーラップフィルムなどの場合

    通常のカッティング用シートと違い、位置の調整や空気抜きが容易にできるように特殊な粘着剤を使用しているため、プライマー塗布の必要はありません。凹みなどがある場合は凹みをパテ処理などで埋めておきましょう。

プライマーを使う際の注意点

  • 貼り始めの位置をしっかり確認しよう
  • 貼り始めの位置をしっかり確認しよう

    プライマーの特性上、一度貼ったものを少しでも剥がそうとすると、カッティング用シートの粘着剤がプライマーごと下地から引き剥がされてしまい、再度貼り付けても粘着剤が効かず、浮きや剥がれが発生してしまいます。貼ってからの位置調整もできない為、貼り始めの位置をしっかりと確認し、スキージーで空気を抜きながら少しずつ確実に貼り進めていきましょう。

  • こぼさないように気を付けよう
  • こぼさないように気を付けよう

    特に溶剤タイプのプライマーは、床や服などに垂れてしまうと水拭きではきれいに拭き取るのが難しいため、プライマーを扱うときにこぼさないように気を付けましょう。また、プライマーには粘着性があるため、ホコリや汚れがこびりつきやすく、床や服の美観を損ねてしまいます。

  • 付けたくない部分には養生を行おう
  • 付けたくない部分には養生を行おう

    タイルや手についてしまった場合はペイント薄め液などの溶剤で落とすことができますが、塗装面やフローリングなどの場合は表面の色や艶が失われてしまいます。こういったことが起こらないように、取り外せるものは先に取り外し、プライマーが付くと困るような場所にはマスキングテープやマスカーなどで養生を行い、プライマーを塗布後、乾く前に養生を剥がすようにしましょう。

プライマーを塗る際のコツは

  • 使い捨てできる容器やハケを使う
  • 使い捨てできる容器やハケを使う

    使い捨てできるプラスチック容器にプライマーを出すようにしましょう。容器に残ったプライマーは落ちにくく、手や洗い場まで汚してしまいます。ハケも同様に、使い捨てできるハケを使いましょう。また、一度にたくさん容器に入れず、使い切れる分量を入れるようにし、足りなくなったらその都度追加します。

  • 同じところを繰り返し塗らない
  • 同じところを繰り返し塗らない

    塗る際は垂れない程度にハケに含ませ、ハケを同一方向に長い線を描くようにスーッと滑らせるとスムーズに塗る事ができます。また、同じところを何回も塗ると、プライマーがダマになってしまい、施工後の見た目に影響が出る可能性があるので、一気に素早く塗り広げましょう。また、プライマーを塗ったところにごみやホコリなどが付いた場合はすぐに取り去りましょう。

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