
フロアタイルをおしゃれに貼ろう フロアタイルをヘリンボーン柄に貼る方法
ジグザグと木目が並ぶようなヘリンボーン(ヘリンボン)柄!個性的なフローリングはインテリアの主役になり、お部屋をワンランクアップさせてくれます。簡単施工のクッションフロアや、フロアタイルを使った施工方法もご紹介!
ヘリンボーン床で個性的なインテリアに!

ヘリンボーンとはフローリングの貼り方の一つで、魚の骨のように、短めの木材を組み合わせてV字に配置していく方法です。
デザイン性が高く、床そのものがインテリアの主役になるのでお部屋の印象がワンランクアップ!同じ床材でも組み合わせ方次第で違った印象になるので、他と被らない個性を出すことができます。
フロアタイルをヘリンボーン柄に貼る方法は2つ
ヘリンボーン柄が印刷されたフロアタイルを貼る方法
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- ヘリンボーン柄があらかじめ印刷されたタイルを敷き詰めるだけで、ヘリンボーン調の床が完成します。
一枚一枚貼り合わせる必要がないため施工の手間を省くことができます。ただし、継ぎ目の位置と柄が合わない場合、仕上がりが不自然に見えることもあります。
- ヘリンボーン柄があらかじめ印刷されたタイルを敷き詰めるだけで、ヘリンボーン調の床が完成します。
ヘリンボーン柄におすすめのフロアタイル!
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タイル1枚1枚に斜めに木目が印刷されているので、床にまっすぐに貼り合わせていくだけで簡単にヘリンボーン柄に貼ることができます。
税込3,888円/㎡
ヘリンボーン柄のクッションフロア!
ヘリンボーン柄の床にするには、クッションフロアもおすすめです。あらかじめ柄がプリントされているため、貼るだけで簡単にヘリンボーン調の空間が完成します。
クッションフロアはシート状なので、継目を少なく敷き詰めることが可能。施工性に優れ、水まわりにも使いやすいため、キッチンや洗面所のリフォームにも適しています。
長方形のフロアタイルをヘリンボーン柄に貼る方法
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- 1枚1枚の長方形タイルを交互に配置しながら貼ることで、本物のヘリンボーン柄を再現できます。
印刷ではなく実際の貼り方で柄を作るため、より立体感と高級感のある仕上がりに。手間はかかりますが、完成度の高い空間演出が可能です。
- 1枚1枚の長方形タイルを交互に配置しながら貼ることで、本物のヘリンボーン柄を再現できます。
はめ込み式ヘリンボーンフロアタイルなら
簡単施工で美しい仕上がりに!
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CLASSEN MANOR(マノー)
ドイツ発の世界的なフローリングメーカー「CLASSEN」が手掛けるヘリンボーンフロアタイルです。革新的なクリック形状で、サネをはめ込むだけでしっかりと固定でき、すき間なくきれいに仕上げることができます。
税込価格円/㎡
長方形のフロアタイルを
ヘリンボーン柄に貼る方法を解説!
ヘリンボーン柄に挑戦!

フロアタイルを施工する道具の他に、2等辺三角形の三角定規を準備します。
ない場合は、折り紙やコピー用紙など角が直角の紙を折って、45°のガイドを作っておきましょう。
基準線を引こう

部屋の中心を通る基準線を引きます。線を引く方向は、長い方の壁に平行になるようにしましょう。
縦横の長さが同じ場合は、好みの柄の向きになるように基準線を引きます。
次に部屋の奥側に、先ほどの基準線から45°の位置に線を2本引きます。引いた線はボンドを塗る時に消えてしまわないように油性ペンでなぞっておきましょう。
ボンドを塗って1枚目の位置を決めよう

入り口から遠い方の半分にボンドを塗ります。この時、基準線より手前側にも少しはみ出すようにボンドを塗っておきましょう。はみ出して塗る幅は、フロアタイルの短い辺の長さぐらいが目安。
ボンドのオープンタイムを取ったら、1枚目のフロアタイルを45°の線にぴったりと合うように貼り付けます。
左端まで貼り進めよう

2枚目は、角を基準線上に合わせて、長い辺を1枚目のフロアタイルにぴったりと付けて貼ります。3枚目以降も同様に、カットせずに貼れるところまで貼り進めましょう。
部屋の端まできたら、基準線から壁までの辺の長さを測り、次に貼るフロアタイルに測った長さの印をつけます。(印は、フロアタイルの右上を起点とします。)
この印に、最初に準備した2等辺三角形のガイドの45°の角を合わせ、カット線を引き、フロアタイルを45°の角度にカットします。(ガイドをフロアタイルの辺と印にぴったりと合わせて、長さや角度がズレないようにカットするのがポイント!)
両端の隙間を貼ろう

45°にカットできたら、隙間にはめ込むように貼ります。同様の手順で端まで貼りましょう。
次に、貼り始めた側の隙間に貼る手順です。
先ほどとは違い、1枚目のフロアタイルと2枚目のフロアタイルが接している部分の長さを測ります。そして、フロアタイルの左下を起点として、測った長さの位置に印をつけます。
この印にガイドの45°の角を合わせてカットし、隙間に貼っていきましょう。
2列目を貼り進めよう

2列目の端は、フロアタイルを貼り合わせてV字になっている所から、壁までの長さを測り、次に貼るフロアタイルに印をつけます。(右上を起点にする)
同様にガイドの角を印に合わせて45°にカットしたら、V字部分に埋め込むように貼りましょう。
続けて、V字部分にぴったりと合わせながら2列目以降を貼り進めます。
残りの半分にボンドを塗り、貼り進めていこう

前半部分を貼り終えたら、残りの半分にボンドを塗り、オープンタイムを取りましょう。
最初の1枚は、部屋の中央の基準線から引いた45°の線に合わせて貼り始めます。その後、端の隙間は、前半部分と同様の手順で、ガイドを合わせてフロアタイルを45°にカットしながら貼っていきましょう。
端の隙間は、一枚ずつ長さを確認しながら、確実に埋めていくのがポイント。
これでヘリンボーン柄の床が完成です!
色やサイズで印象が変わる!

単色で大きめのフロアタイルを貼ったり、ランダムに色を変えてみたり、選ぶフロアタイルの色やサイズによっても全体の印象が変わってきます。
ヘリンボーン柄に貼る工程は通常の施工方法より難易度は上がりますが、グンとお部屋の印象がおしゃれになりますよ!
今回は初めての方にも分かりやすいよう、中央に基準線を引くことで、カットする長さを簡単に確認できる方法をご紹介しました。
簡単にDIYを進めていくための方法なので、部屋の中央より少し片側にヘリンボーン柄が寄ってしまいますが、家具などを置くことで気にならなくなります。多少のズレは気にならないという方はぜひお試しください!