101OKNタックシートってどんなもの?
建材や家具のリメイクに最適!シールのように貼るシート
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粘着剤付きオレフィンシート
101OKNタックシートとはオレフィン製のシートの裏に粘着剤をつけて、剥離紙を剥がすだけで貼り付けることができる様に加工された粘着剤付きのオレフィンシートです。
オレフィンシートは塩化ビニル製の化粧シート材の代替品として誕生し、人や環境に優しい素材として、多くの建材や家具に使用されています。
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人や環境に優しいシートって本当?
101OKNタックシートは、「シックハウス症候群」になるリスクをかなり低減させています。ホルムアルデヒドをはじめとする、厚生労働省の濃度指針値にあるVOC対象14物質は原材料に使用していません。
また、101OKNタックシートに使用しているオレフィン系素材は、燃焼時に有害な物質を発生しにくく、建材や家具のリメイクに安心してご使用いただけます。
101OKNタックシートの見た目はどんな感じ?
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表面
柄バリエーションが豊富で、表面の質感や光沢を追求したものが多く揃っています。
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裏面
カットの目安になるメモリが書かれた剥離紙が貼りついています。
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粘着面
粘着剤が薄く塗られており、ぴったりと施工する面に定着します。
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薄さ
0.15mmと薄いので、角の折り曲げ作業がスムーズに行えます。
101OKNタックシートはどんな機能があるの?
きれいをキープ!うれしい3つの機能
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傷が付きにくいタイプ
スリキズに強い摩擦傷性
処理を施しています。
綺麗な状態をキープ! -
傷・汚れに強いタイプ
汚れが落しやすく、えぐれ傷に
強い特殊コーティングを
施しています。 -
紫外線をカットするタイプ
スリキズに強い摩擦傷性
処理を施し、屋内紫外線から
表面を守ります。
質感を追求した3つの表面効果
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木の肌触り感がある生地
グロスマットコーティング
処理により、木の肌触り感を
追及しています。 -
反射効果を楽しめる生地
特殊なエンボス加工で、
光の当たり具合によって
表情や質感が変わります。 -
天然素材を再現した生地
天然素材の深みのある表情を
再現しています。
よりリアルな質感に。

表面に硬質成分が含まれており、スチールウールなどで擦っても
白くなりにくく、表面をキズから守る効果があります。

耐キズ性能 ダーク系には傷に強いジェムコート

ナノサイズの造核剤を用いた高度な結晶化制御技術により、透明性と
しなやかさを備えつつ、凹みやえぐれ傷から守ってくれます。


下地の色に差があった場合でも、シートの表面色に影響しにくく、高い隠蔽性があります。


101OKNタックシートの機能性試験

※本性能データは弊社試験に基づく値であり、この結果を保証するものではありません。
貼れる下地と下地処理の方法は?

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表面の汚れを拭き取る。べニア板や石膏ボード等、釘の出ているところは釘をしっかり打ち込む。
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パテ処理で下地の凹凸部分を平坦にする。
※べニヤ板・化粧板・モルタルに施工する際はシーラー処理を先に行います。 -
パテ材を乾かし、さらに凹凸部分をサンドペーパー(180番)で平らにならす。
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アルコールで表面を拭いて、その上からプライマーを全体に塗布する。
施工の際に注意することは?
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シワができないように注意
入った空気を無理に抜こうとすると、シワができてしまうことがあります。
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引っ張り過ぎないように注意
貼り付いたものを無理に引っ張ると柄がかすれてしまったり、指の型が出てしまいます。
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粘着面同士が貼り付かないように注意
粘着面同士が貼り付いてしまうとキレイに剥がせなくなり、シワの原因になります。
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施工する下地の色に注意
薄い色柄のものを上から貼る場合、下地の色や模様が影響してしまう事があります。

101OKNタックシートは薄い素材でできているため、裏紙のある部分までスキージーを滑らせてしまうと裏紙の段差の影響を受け、筋ができてしまうことがあります。圧着時は裏紙の手前でスキージーをとめましょう。

施工には表面の傷を防ぐために布付きスキージーを使いましょう。RESTAで販売しているスキージーには布が付いておりませんのでフェルトなどやわらかく厚みのある布を両面テープで貼り付けてから施工してください。
101OKNタックシートとカッティング用シート
ってどうちがうの?
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素材の違い
どちらもプラスチック樹脂の一種ですが、ポリオレフィン樹脂はポリオレフィン・ポリプロピレンを主原料とし、食品ラップなどの原料と同じ物でできています。塩化ビニル樹脂は、薬品などに強く、難焼性のある素材で、水道パイプなど建築材料にも使われています。
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幅の違い
101OKNタックシートは920mm幅で、建具や家具・小物などのリメイクに適しています。幅の狭い方が施工しやすく、女性の方やDIY初心者の方にはお勧めです。カッティング用シートは1220mm幅で、広い壁面や大きな物の貼り替えに適しています。
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表面の違い
どちらも表面の見た目は大きな違いがなく、それぞれに柄の素材感を出すための凹凸加工がされています。実際の質感が気になる方は無料サンプルにてご確認いただけます。
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厚みの違い
101OKNタックシートは0.15mm、カッティング用シートは約0.2mmと見た目の差はあまりなく、指で触ってみると101OKNタックシートの方がわずかに薄い事が分かります。
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裏面の違い
裏面にはどちらも剥離紙が貼りつけられており、カットの目安になるメモリが書かれています。カッティング用シートはメモリのないものもあります。
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粘着面の違い
101OKNタックシートには薄く平坦に粘着材が塗られています。カッティング用シートの粘着剤には空気抜き用の溝加工が施されています。

複雑な凹凸部(3次曲面)施工時の施工性を高めるためにカッティング用シートには空気溝加工があります。101OKNタックシートは平面や2次曲面対応製品ですので、空気溝が無くても施工には問題はありません。
施工のコツは、少しずつ剥離紙を剥がしながらしっかりスキージーで空気を抜き、表面を手でなでて、空気が入って膨らんでいる所がないか確認しながら進めていきましょう!

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施工できる場所の違い
101OKNタックシートは建具や家具などの平面や角貼りに適しており、カッティング用シートは平面はもちろん、複雑な凹凸のある物にも施工する事ができます。
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対応曲面の違い
101タックシートは2次曲面に対応しており、カッティング用シートは3次曲面に対応している物がほとんどです。凹凸の多いところはカッティング用シートをお勧めします。
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伸びの違い
ドライヤーで温めたときの伸び率は、101OKNタックシート
では温めによる伸び率はほとんどなく、カッティング用シートの方が伸び率は高くなっています。この伸び率の高さが3次曲面施工を可能にしています。 -
コーナー部の施工性の違い
冷えた状態でのコーナー部の定着は、薄くしなやかな101OKNタックシートの方がよく、しっかりと角に張り付いていますが、張りのあるカッティング用シートは冷えた状態ではコーナー部に少し浮きが出てしまいます。

本物の木だと水分が染みこんでしまうのでコーヒーの汚れがしっかり残ってしまいますが、101OKNタックシートは水分を通さないので水分やコーヒーをこぼしてしまってもさっと拭き取るだけ!
洗面所やキッチンの棚板、お茶などを置くためのボードに貼れば、水分は染み込まないのにナチュラルな木目の棚やボードに変身!しっかり水をはじきます。