100均の防草シートの効果は?リアルな経過観察で衝撃の結果に!

100均の防草シートの効果は?
リアルな経過観察で
衝撃の結果に!

100均やホームセンター、海外のサンプル品まで、ありとあらゆる防草シートを集め、屋外に放置して観察してみました!独自に行った防草シートの耐候実験の結果からわかった劣化しにくい防草シートの選び方をご紹介します。

実験(1)
7種類の防草シートの耐候実験

100均・ホームセンターで購入した
防草シートを含む
7種類で検証!

撮影日:2023年10月26日

全7種類の防草シート

全7種類の防草シートを並べてピンで固定しました。

約半年後の様子を観察!

撮影日:2024年4月12日

100均の防草シート(不織布タイプ)は
すでにボロボロに・・・

100均の防草シート(不織布タイプ)

最も変化が早く表れたのは100均(不織布タイプ)です。
紫外線劣化の影響で下地が透けてしまうほど薄くなっています。触るとボロボロと崩れるように破れてしまいます。

半年後でこの様子なので、実際防草効果を発揮するのは長くて3~4か月というところでしょうか。
(紫外線の強い夏場ならもっと早く劣化する可能性もありそうです・・・)

ホームセンターの織布防草シートは
ライン部分だけが劣化

ホームセンターの織布防草シート

少しだけ変化がみられるのはホームセンターの織布タイプの防草シートです。
青色のラインの部分のみ少し劣化してきている様子がわかります。

織布タイプの防草シートは、施工のしやすさを重視して色付きのラインが入っているものが多いですが、実は黒色の部分よりも色付きラインの方が紫外線の影響を受けやすい性質があります。このライン部分に十分な耐候剤が配合されていなかったのが原因と考えられます。

その他の防草シートは特に劣化した様子は見られませんでした。

約1年後の様子を観察!

撮影日:2025年1月8日

前回の観察から約半年後、
実験開始から約1年後の様子です。

100均の防草シート(不織布タイプ)は
・・・ない!?

100均の防草シート(不織布タイプ)

まず1年後に経過を観察し一番驚いたことが、半年経過した時点ですでに劣化が始まっていた100均(不織布タイプ)がない!おそらくボロボロに劣化して風で飛ばされてしまったのでしょう。まさかの結果に思わず笑ってしまいました。

100円ショップの防草シートは、紫外線の影響を受けない、砂利や人工芝の下地として使用するのが良いのかもしれません。

100均の防草シート(織布タイプ)は
収縮して端のホツレも

100均の防草シート(織布タイプ)

約半年後では特に劣化した様子が見られなかった100均(織布タイプ)はさらに半年後、著しく劣化が進んでいます。
端が熱で収縮したのかかなりサイズが小さくなっています。
また、編み込みの密度が低いため、端のホツレもとても目立っています。

ホームセンターの織布防草シートは
ライン部分が消失!

ホームセンターの織布防草シート

続いてこちらもなんとも面白い結果が出ています。
約半年後の経過観察で、青色のライン部分だけに少し劣化が見られたホームセンター(織布タイプ)ですが、約1年後は青色のラインが見事に消え去っています。
ライン部分以外もところどころ繊維がちぎれて穴が空いており、これではすき間から雑草が生えてくるでしょう。
※今回の実験は、下に強力な防草シートを敷いているので雑草は生えてきていません。

RESTAオリジナル防草シートと
サンプル品は1年たっても劣化なし!

RESTAオリジナル防草シート

RESTAオリジナル 二層式高密度防草シート500Wは、少し色あせが見られますが、劣化が進んでいる様子は見られませんでした。また、織布防草シート90Xや未販売のサンプル品も1年では劣化が見られませんでした。

約2年後の様子を観察!

撮影日:2025年8月25日

前回の観察から約8か月後、
実験開始から約2年後の様子です。

ホームセンターの織布防草シートは
穴が開いて防草シートとして
機能しない状態に・・・

ホームセンターの織布防草シートの経年劣化の状態

最初のうちはまったく問題なし。でも1年を過ぎたあたりで、まずライン部分が消えはじめ、2年後にはご覧の通り……。
紫外線による劣化が進み、ついには穴が開いてしまいました。
これではもう、防草シートとしての役目を果たせません。
今回の結果から見ると、耐用年数はおよそ1年ほどといったところでしょう。

100均の防草シート(織布タイプ)は
さらに劣化しはがれてしまいました

100均の防草シート(織布タイプ)の経年劣化の状態

1年前から端のホツレが気になっていた100均の織布タイプはこの通り。
端のホツレが広がり全体が縮んではがれてしまっています。
表面に破れは見られないものの、ピンでとめても形をキープできない状態となっています。

RESTAオリジナル
織布防草シート90Xと
密度110g/m2
織布防草シート(サンプル品)は
ライン部分に若干劣化が見られました

RESTAオリジナル 織布防草シート90Xの経年劣化の状態
密度110g/㎡の織布防草シート(サンプル品)の経年劣化の状態

1年前はどちらのシートも問題ありませんでしたが、今回の観察ではライン部分に劣化が見られました。
特に、密度110g/m2の織布防草シート(サンプル品)では、赤いラインだけが紫外線の影響を受けやすく、ほとんど消えてしまっています。

本体の黒い部分はまだ大きな劣化は見られないものの、色の違いによって部分的に劣化が進んでいるようです。

赤のラインの劣化が
特に早い理由は?

太陽光を含む光は、いろいろな波長の光が混ざったものです。これらの異なる波長の光が物質に当たると、その物質は特定の波長の光を反射して、私たちの目にはその色が見えます。同時に他の波長の光を吸収し、吸収した光の波長の色は見えません。

エネルギーが強い青色の光を反射する

波長が短い紫や青の光はエネルギーが強く、波長が長い赤や黄色の光はエネルギーが弱いです。青色のラインは、エネルギーが強い青色の光を反射し、エネルギーが弱い赤色や黄色の光を吸収するため、比較的劣化のスピードが遅いです。一方、赤色のラインは、エネルギーの弱い赤色の光を反射し、エネルギーの強い青色などの光を吸収するため、劣化のスピードが速くなります。このように、色の見え方において波長が短い色ほど、吸収される光のエネルギーが小さいため劣化のスピードが遅くなります。

波長の短い色ほど劣化スピードが遅い

※物質の劣化スピードは色だけでなく素材や、
耐UV剤などの添加物によっても異なります。

 RESTAオリジナル
二層式高密度防草シート500Wは
変色がより進行

RESTAオリジナル二層式高密度防草シート500Wの経年劣化の状態

劣化や破れは見られず、防草シートとしての機能は十分ですが、表面の色味が変化しています。
施工当初は緑色でしたが、時間の経過とともに青みが強くなってきています。

素材自体の強度には問題ないものの、紫外線の影響で色素が変化していると考えられます。

密度120g/m2
不織布防草シート(サンプル品)は
突如ボロボロに変化

密度120g/㎡の不織布防草シート(サンプル品)の経年劣化の状態

1年前までは大きな変化もなく順調でしたが、2年が経ったところで、突如表面がボロボロに劣化してしまいました。
完全に下地が露出してしまっているので防草シートとしての機能は果たせません。

これまでの結果をまとめると・・・?

施工後約2年での劣化状況を表にまとめてみました!

  約半年後 約1年後 約2年後
RESTAオリジナル
二層式高密度防草シート500W
未販売のサンプル品
(120g/m2 不織布タイプ)
×
未販売のサンプル品
(110g/m2 織布タイプ)
RESTAオリジナル
織布防草シート90X
ホームセンターの織布タイプ ×
100均の織布タイプ ×
100均の不織布タイプ × × ×

・・・防草シートとして十分使用可能な状態
・・・すきまから雑草が生えてくる可能性がある状態
×・・・防草シートとしては機能しない状態

購入時の見た目は同じでも、実際に屋外で使用していみると、たった2年でここまでの差が現れました。
長く使う場所ほど初期コストだけでなく時間とともにどう変化するかを考慮して選ぶことが大切です。

実験(2)
あらゆる防草シートの
カットサンプルを一気に比較!

次は防草シートの種類を増やして
比較してみました!

  • 防草シート耐候実験
  • 防草シートの実際の耐候性を探るため、RESTAで販売中の国内メーカーの防草シート、100円ショップやホームセンターで調達した防草シート、海外工場から取り寄せた防草シートのカットサンプルなど、市場に出回るありとあらゆる防草シートを集め、耐候性実験を行いました。

防草シートのカットサンプルの上半分に太陽光を当てた状態

防草シートのカットサンプルを並べ、
上半分だけ光が当たる状態で、屋外に放置しました。

約4か月後に経過観察!
新たに発見した劣化の違いは?

\ 発見! /
防草シート表面の色あせの違い
  • 海外製と日本製防草シートの表面の色あせの違い
  • RESTAオリジナルの二層式高密度防草シート500W(海外製)と谷口産業の植樹ニューマットHを比較すると、表面の色あせに違いがみられました。RESTAの二層式高密度防草シート500Wはわずかに色あせが見られますが、植樹ニューマットHは紫外線が当たっていた場所と当たっていない場所との境目がわからないほど、ほとんど色あせが見られませんでした。

原着綿を使用している
防草シートは
色あせが少ない!

原着綿とは、原料の段階で色付けしている材料のことです。顔料や染料が繊維と一体化しているため、色あせしにくくなっています。海外製品に使用されている材料は、繊維化した後に着色しているため、色あせがしやすくなっています。変色によって防草効果には差がないため、予算を抑えたい方はRESTAオリジナル二層式高密度防草シート500Wを、美しい景観を維持したい方は谷口産業の植樹ニューマットHを選ぶことをおすすめします。

一般的な着色工程と原着綿の着色工程の違い
  • RESTA二層式高密度防草シート500Wの色あせ
  • RESTAオリジナル
    二層式高密度防草シート500Wは
    コストパフォーマンスが最強!

    海外から取り寄せたダークグリーンの防草シートのカットサンプルを並べてみると色あせの差が顕著です。一番左がRESTAで販売している二層式高密度防草シート500Wです。数多くの工場から取り寄せた防草シートの中で最も色あせが目立たないものとなっています。日本製の防草シートと比べると色あせしやすいですが、その中でも低価格を追求しつつ品質の高い防草シートを販売しています。

防草シートの耐候実験まとめ

今回は数か月~2年にわたり防草シートを屋外に放置し、その様子を観察しました。
短い期間でも劣化のスピードに違いがみられました。一部の防草シートはボロボロになってしまったり、色あせに差が見られたりと、防草シートの品質が耐久性に直結していることがわかりました。
まずは気軽に低価格の防草シートを使用するのもいいかと思いますが、防草シートは広い面積に敷くには意外と労力がかかります。長期間効果を実感したい方は、コストと性能のバランスを見て商品を選ぶのをおすすめします。

今後も耐候実験を継続し、新たな劣化の違いが見られた場合には、ページを更新していきます。お楽しみにお待ちください。

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