壁紙が黄ばんでしまったら   

いつまでも美しい壁紙でいるために壁紙の黄ばみの原因と補修方法  

せっかくの美しい壁紙も黄ばんでしまったら台無しです。最近ではDIYで嫌な黄ばみを取り去って、再び綺麗な状態になった壁紙を楽しむ人が増えています。今回は家庭にあるもので簡単にできる黄ばみ補修の仕方から壁紙のメンテナンス方法まで紹介します。





 
壁紙が黄ばむ原因とは?
黄ばむ原因①
 

壁紙が黄ばむ原因で一番多いのは、壁紙施工時の糊の拭き漏れです。

壁紙の糊はでんぷんが主成分。乾燥直後は薄い乳白色なので、白い壁紙の上についていても目立ちません。しかし半年~1年くらししてくると、でんぷん質が変化し黄色く変色します。これが壁紙に黄ばみが出てくる原因です。だから、施工時に糊をきれいに拭き取ることが重要なんです。

もしこの糊が原因で黄色くなってしまった場合は、多めの水で水拭きすれば落とすことが出来ます。




 
黄ばむ原因②
 

紙が黄ばむ原因は他にもあります。タバコと調理油です。

タバコを吸った時に出るヤニは壁紙を黄色にするだけではなく、タバコの嫌な臭いも壁紙に付着させる厄介なものです。

また調理中に起きる油はねの他、油煙と呼ばれる油を含んだ煙がキッチン周り以外の様々な壁紙を汚すのです。油煙は少しずつ壁紙を汚し、気づいたときには壁紙がすでに黄ばんでいたということが多々あります。

壁紙の黄ばみとなる原因のタールと油は粘着性が高く落ちづらいです。そのため黄ばみは普通に水拭きして落ちることはありません。





 

黄ばみの補修方法

 
DIYでの壁紙黄ばみ補修に必要な道具
黄ばみ補修
 

黄ばみを落とすためには、油の天敵であるアルカリ性を使用することです。アルカリ性は肌を痛める可能性がありますので、必ずゴム手袋を着用してください。

壁紙黄ばみ補修に必要な道具はスーパーや薬局で手軽に購入することができます。
必要な道具
・スポンジ(壁紙に色が付着する恐れがあるため、可能ならば色のついていないもの)
・バケツ2つ(1つにはきれいな水、もう1つには特性自家製クリーナーを入れます)
・ゴム手袋(手荒れを防ぐためです)
・雑巾(これもまた白色が望ましいです)





 
特性自家製クリーナーの作り方
特性自家製クリーナー
 

頑固な黄ばみを落とすためにアルカリ性の自家製クリーナーを作ります。気になる自家製クリーナーの作り方は以下の材料をミックスするだけです。
 
・温かい水4リットル
・お酢1カップ(おすすめはアルコール酢ですが普通のものでもOKです)
・洗濯ソーダ1カップ(ホウ砂、重曹でも可)
 
もし黄ばみがかなり強いようならばアンモニアを少々加えるといいでしょう。普通のお酢を使用した場合には、お酢の色が壁に着色する可能性もあります。自家製クリーナーを使用する前には、必ず目立たない場所で試して色落ちが起きないことを確認します。





 
DIYでの補修方法
補修方法
 

補修方法はスポンジに自家製クリーナーをしみ込ませ、黄ばんだ部分を優しくこするだけです。

ゴシゴシこすると壁紙の色が落ちる可能性があるので注意しましょう。水滴が壁から流れて乾くと、壁紙に目立つ水染みが出来てしまいます。

少し黄ばみを落としたら、すぐに水気を取り除くことを徹底します。自家製クリーナーで狭い範囲の黄ばみを落とし、きれいな水を含ませたスポンジでその部分を洗います。

最後に雑巾で余分な湿りをふき取り、次の黄ばみを落とします。これを繰り返し、壁紙の黄ばみを全て落とします。





 
壁紙の黄ばみを防ぐコツ

壁紙の黄ばみを防ぐ最大のコツはタバコを室内で吸わないこと、料理をするときは換気を行うことですが、壁紙をコーティングするという方法もあります。

その他に簡単に貼って剥がすことができる壁紙を使用するという方法もあります。もし壁に気になる穴が開いていたら、リペアプレートなどを使用して穴を補修してから壁紙を貼りましょう。
 

 

 
壁紙のメンテナンス
 
定期的な掃除を行うことで壁紙は新品の状態を保てる
定期的な掃除
 

思っている以上に壁紙は毎日汚れています。

壁紙の掃除は大変ですが、月に1回、最低でも3か月に1回はしっかりと壁紙掃除を行うことで新品のような状態を保つことができます。

掃除の仕方は「壁紙黄ばみ補修方法」で行ったものと同じです。しかし普通の汚れ落としには自家製クリーナーではなく、温かいお湯と食器用洗剤少々を混ぜたものを使用して行います。





 
掃除方法
掃除方法
 

まずはハタキを使用して汚れを落としていきます。埃や塵は水分を含むと落としづらくなるからです。掃除機の先端を使用すると、届かない位置にある蜘蛛の巣や汚れも取り除くことが可能です。

壁紙掃除で気を付けるべきことは水染みをつけないこと。そのため少しずつ掃除を行っていきます。壁紙掃除は大変で疲れますが、休憩は1面の壁紙掃除が終わった時にしましょう。掃除途中で行うと水染みがつく可能性があります。

定期的に掃除を行うことで、壁紙の色や質感が美しい状態で保たれ室内が明るく活気づいたものになります。





 
壁紙のメンテナンスを行うときの注意点
壁紙のメンテナンス
 

壁紙のメンテナンスを行う際には気を付けなければいけないことがいくつかあります。

絶対に守るべきことは、研磨洗浄剤を使用しないことです。研磨剤は壁紙や表面に塗られたコーティングを傷つける可能性が高いです。

今回紹介した黄ばみ補修方法と壁紙の掃除方法は、壁紙の素材に関係なく使用可能です。しかしまずはメーカーのホームページで注意点を確認しましょう。

そして自家製クリーナー、掃除クリーナーを使用する前には必ず目立たない端で試し塗りしてください。色落ち、コーティング落ち、壁紙の剥がれが起きたら使用を中止しましょう。

クリーナーの代用品としてメラミンスポンジを使用できます。メラミンスポンジはほんの少量の水を含ませ、こするだけで汚れを落とすことができる優れものです。

しかし研磨作用があるので使用には十分注意してください。簡単に言えば壁紙は紙です。そのため水に強くはありません。

メンテナンスを行う際には、強くこすりすぎない、壁紙を濡らしすぎないことを徹底します。スポンジに水を含ませたら一度ギュッと握り水分を切り、きれいな水を含んだスポンジで汚れを落とした後には、必ず乾いた雑巾で余分な水気を取ってください。




 
どうしても黄ばみが取れない!

もっと綺麗にしたい方へ

黄ばみがこびりついて、どうしても黄ばみが取れない!もっと綺麗にしたいという人もいるはずです。思い切って壁紙を貼り替えることも検討してみてはいかがでしょうか?

特にRESTAオリジナルの「生のり付き壁紙」は、はじめから「生のり」がついた便利な壁紙なので、初心者さんでも簡単に壁紙の貼り替えができちゃいます。
防汚機能がついた汚れに強い特殊な壁紙もあるので、壁紙の黄ばみで悩んでいる人はぜひチャレンジしてみては?

  


 

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