知って納得!床材選びの参考に。クリックeucaのSPC素材と一般的なPVC(LVT)素材の違いとは!? SPC床材とPVC(LVT)床材の比較と違い
RESTAこだわりのオリジナル床材「クリックeuca」は高耐久SPC素材が特長!では、一般的なPVC(LVT)などのビニル系床材とSPC床材クリックeucaの違いは何なのでしょうか?素材の特性を知って最適な床材選びをして頂くため、PVC(LVT)床材とSPC床材の違いを徹底的に比較します!
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- PVC(LVT)床材とは
- 一般的にPVC床材と呼ばれるフロアタイルなどは、PVC(ポリ塩化ビニル)を主成分としたビニル系床材(LVT)のことをいいます。
PVC(LVT)フロアタイルの厚みは約2.5mmと薄く、柔らかいので簡単に折り曲げることができます。水濡れや汚れに強く土足にも対応できるメリットがある一方、気温の変化で伸縮を起こしやすく、収縮により隙間があいたり、膨張により床材同士が突き上がる場合があるため、施工の際には注意が必要です。

SPCとPVCの特徴比較
PVCに石の成分である炭酸カルシウムを配合したものがSPCです。


ストーンパウダー(炭酸カルシウム)を配合した高耐久硬質素材です。
一般的なフロアタイルなどのPVC床材(LVT)と比べて、伸縮率は約1/10と極めて低く、温度変化の影響を受けにくいため、PVC床材のように隙間をあけて施工する必要が無く、施工後の温度変化で隙間があいてしまったり、床材同士の突き上げが起こる心配はありません。また、熱に強いので床暖房の上にも施工が可能!隙間の無いキレイな床を維持できます。

構造の違いと伸縮率の比較
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SPC床材は、ベース素材に「石」を配合しているため、伸縮率が極めて低く、温度変化の影響を受けにくい性質があります。反りや膨れが起こらず隙間があく心配もないので、温度変化の著しい場所や寒冷地でも使用可能で、伸縮の無いキレイな床を維持することができます。
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温度変化の影響を受けやすいPVC床材(LVT)は、熱による膨張での付き上がりや、冷えによる収縮で隙間があいてしまう現象が起こってしまいます。PVC床材の中には、ガラス繊維を間に挟み込むことで、熱による膨張を最小限に抑えるPVC床材もあります。

施工方法の違い
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SPC床材クリックeucaは、伸縮しにくい素材でできているため、壁際に隙間をあけず突きつけて置くことができます。隙間を確保するためのスペーサーは不要です。
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PVC床材デコリカクリックは、壁際に5mmの隙間をあけて施工する必要があります。そのため、スペーサーを用意し、壁際に挟みながら置いていきます。

カットのしやすさ
SPC床材もPVC床材も、カッター等で簡単に切り離すことができ、
施工場所に合わせて幅や長さをカットする方法は基本的に同じです。

SPC床材クリックeucaは、PVCよりも硬い素材でできているため、折り曲げる際に少し力がいります。
特に長手方向に折り曲げにくい場合は、テーブルの端を使ったり、裏返して手で押さえながら持ち上げるようにすると楽に折り曲げることができます。

柔軟性を比較
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SPC床材は、素材に「石」を含んでいるため、硬くしっかりしています。そのため、浮きや反りなど歪みも起こりにくく、フラットな床を維持できます。
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PVC床材は、柔らかい塩ビ素材です。楽に折り曲げる事ができ、割れや欠けが起こりにくく扱いやすい床材です。

SPC床材は床暖の上にも施工できる!
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SPC床材は、熱に強く温度変化による伸縮が起こりにくいので床暖房の上にも施工が可能です。
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PVC床材は、温度変化の影響を受けやすく、熱により膨張しやすいため、床暖房の上への施工は適しません。

SPC床材クリックeucaとPVC床材デコリカクリック 比較一覧


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