ウッドデッキのメンテナンス
ウッドデッキは木材なので当然メンテナンスが必要になると思われがちですが、実はメンテナンスが不要な木材・デッキ材があるのをご存知ですか?ここでは、木材別のメンテナンス方法についてご説明します。
ハードウッド(広葉木)
系のウッドデッキのメンテナンス
イペ・ウリン・マニエルカラ(アマゾンジャラ)・ガラペイラ
ハードウッド系の木材は、耐久性に優れ、シロアリや雨水などにも強く、腐食の心配が少ないので防虫・防腐塗装が必要ありません。その為、行うべきメンテナンスは、傷や生えてきた苔や付着した汚れを、デッキブラシや高圧洗浄機などで洗浄したり、サンドペーパーなどで落とす程度でOKです。
年に一回程度の洗浄で大丈夫なので、手間のかかる作業にはまずならないと言っていいでしょう。逆に、ペンキなどの塗料が染み込みにくく、塗装した場合でも表面的に色はつきますが、その色あいは長期間持ちません。

ソフトウッド(針葉樹)
系のウッドデッキのメンテナンス
サイプレス
ソフトウッド系の木材は、一年に一回メンテナンスが必要です。メンテナンスをしっかり行わないと、シロアリや雨水などで腐食してしまい、場所にもよりますが2~3年で解体しなければならないという事態にもなりかねません。それらの問題を防ぐためには、防虫・防腐材塗装を施さなければなりません。
メンテナンス方法としては、デッキブラシや高圧洗浄機などで綺麗に洗浄し、めくれかかっている塗膜も剥がし、2~3日程乾きを待って、研磨(サンドペーパー)かけをした後に防虫・防腐塗装を行います。ソフトウッドを長くお使いいただくには、こういったメンテナンスの繰り返しが必要です。

基本的なメンテナンスには塗装がおすすめ!
ソフトウッド系の木材のメンテナンスには塗装がおすすめです。塗装することで防虫効果になり、劣化も抑えることができます。塗装は手軽にペンキを塗るだけでOK!

人工木材
のウッドデッキのメンテナンス
人工木・樹脂木
人工木(樹脂木)は、木粉とプラスチックを混ぜ合わせて加工してあるので含水率が非常に低くなっています。それにより、キノコなどの腐朽菌やシロアリなどの害を受けないので防虫・防腐塗装が必要なく、メンテナンスがあまり必要ありません。汚れや苔などを、デッキブラシや高圧洗浄機などで洗い流す程度で大丈夫です。
デッキ表面に溝がある場合、溝に添ってブラシ掛けをすると汚れが落ちやすいです。また、汚れが酷い場合は、サンドペーパーでこすることで目立たなくなります。


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