ミトンの作り方

デニム生地の裏に14cm角の正方形を1つ、12cm角の正方形を2つ書き込みます。

書き込んだ線に沿ってデニム生地を切り取ります。

14cm角のデニム生地に対角線をまっすぐに引きます。

その線に沿ってハサミでカットします。

キルト芯は12cm角にカットしておきましょう。

12cm角のデニム生地2枚は端から1cm内側に縫いしろ線を引きます。

三角形のデニム生地2枚は、長い辺の1cm内側と2cm内側に2本の折りしろ線を引きます。

これで、生地の準備が完了です。次は指を入れる表のパーツを作っていきましょう。

12cm角のデニム生地の上に、三角形のデニム生地を置きます。どちらも表向きに、角を合わせるように置きましょう。

もう1枚の三角形のデニム生地も、同じように反対側の角に合わせて置き、動かないようにまち針でとめておきます。

生地の端から1.5～2cm内側をL字に仮縫い（波縫い）します。

この時、表側に縫い始めと縫い終わりの玉結びが来るように縫っておくのがポイントです。

縫い終わったらまち針を外し、三角形の生地の飛び出た所をハサミで切り落とします。

これで表のパーツは完了です。次は、吊り下げ用の紐を丸印のどちらか片方に取り付けていきます。

吊り下げ用の紐を9cmの長さにカットし、半分に折りまげ、折り目を付けます。

紐を半分に折り曲げ、端をデニム生地の外側に1cmくらいはみ出させて縫い留めます。

この時、デニム生地の角から５mmあたりにしっかりと縫い付けましょう。

これで吊り下げ紐の取付けも完了です。次は、全てのパーツを縫い付けていきます。

縫わずに開けておいた箇所のキルト芯とその下のデニム生地、表のパーツをそれぞれ持ち、その間から表替えしていきます。

角は中から指で押し、外からつまんで引っ張りながら返すと返しやすいです。縫い目がほつれてこないように慎重に行いましょう。

表返せたら、開けておいた部分を1cm中に折りこみ、形を整えながらまち針でとめていきます。

次に、仮縫いしていた糸を外します。縫い目の1か所をハサミで切り、端から引き抜いていきましょう。

端から5mmほどの所を一周縫っていきます。

低速でゆっくり縫い進めましょう。

角の部分は分厚く、布押さえの間に入りにくいので、厚みの比較的薄いところから縫い始めるとスムーズに縫えます。

一周縫えたら、出た糸をカットし、完成です。

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