裏地におすすめの生地｜RESTA DIY教室

スーツやジャケット、制服、コートなどの比較的フォーマルな服装には大抵裏地がついているものが多いです。

これらは家で簡単に洗うことのできないものが多いため、洗濯の頻度が他の衣類に比べて低い傾向があります。裏地がついていることで何度も着用したときの汚れや臭い、型崩れなどから衣服を守ってくれます。

生地の種類としては、麻、シルク、ファー、レース、レザーなどの素材にはよく裏地がついています。

これらは水に弱いという特徴や、直接肌に触れるとこすれや蒸れなどで不快さを感じる、あるいは生地自体の傷みを防ぐために裏地がついています。

他にもホワイトなどのカラーは下に着ているものが透けて見えないようにという意味合いでも裏地がついていることがあります。

色あせや型崩れ、洋服の傷みを防いで着心地を高めてくれる裏地には下記のような5つの機能が求められています。

・汗や皮脂を、洋服本体の生地に浸透させないよう吸収する吸汗性
・吸湿した後、肌に張り付くなどの不快な状態を起こさないための速乾性
・汗などによる蒸れが発生しやすいため、それを防ぐ透湿性
・汗や皮脂などで雑菌の発生を抑える抗菌機能
・雑菌発生による臭いを防ぐ、防臭機能

この機能を持った裏地に適した布生地をご紹介していきます。

静電気抑制加工で、裏地によく起こりがちな静電気を防ぎ、快適な着心地をキープしてくれます。なおかつ撥水機能もあるので、衣類を傷ませず、長持ちさせることができます。

意外と汗をかくけれども静電気が発生する冬のワンピースやスカートの裏地、ニット素材の裏地に利用されてみてはいかがでしょうか。

• イザベラ・タフタ　GX-400

超撥水効果と透湿効果があります。透湿とは水を通さないけれども、湿気を外に通してくれるという効果があるもので、防水素材でありがちな蒸れることを回避してくれます。
 
また、超撥水は水を弾いてくれるため、生地外からの水分を弾いて寄せ付けません。生地自体が汗などで濡れることがないため、汚れにくいという特徴を持っています。そのため、色の濃いカラーでも色あせせず、キレイな状態が長持ちするという嬉しいポイントも。
 
汚れにくいという特徴があるため、洋服の裏地だけでなく、バッグの内側を保護する裏地としても使いやすい素材です。

• ニューテキスタイルハンター　DF-700R

厚手でクッション性のあるメッシュ素材です。最近流行しているMA-1などの裏地としてオレンジやブルーを使うのもおすすめ。冬ならキルティングスカートの裏地として使うのもかわいいです。

保温性があるものの裏地として使えば、メッシュ生地の通気性と抗菌防臭機能で、家庭では洗えない洋服でも安心して着ることができます。

• ダブルラッセル　W-6006

シャリ感ある素材でジャージーのような質感です。吸汗速乾・制菌・ストレッチ機能があるため、リラックス感のある洋服の裏地におすすめです。毎日のお部屋着としてのラウンジウェアや、ウォーキングなどの運動の際のウェアにお使いいただくと吸汗速乾の機能を感じていただけます。
 
部屋干しでも速乾と制菌で、キレイな状態を保ったまま乾かすことができるので安心です。たくさんのカラーがあるので、お手持ちのウェアに合わせて使ってみてはいかがでしょうか。

• 新ミスター介護士　MR-844