カーテンの耐久性

カーテンは布製であるため、汚れたり擦り切れたりすることもあります。日頃からしっかりとメンテナンスをしていれば、きれいな状態で長く使用することもできますが、その耐用年数はどれぐらいなのでしょうか。また近年では、カーテンの型崩れを防いでウエーブ状態を維持する加工方法があります。加工の効果が薄れることはあるのでしょうか。ここでは、カーテンの耐用年数や、加工の耐久性について解説します。

カーテンの耐用年数は?

カーテンを取り替えるのは、引越しや建て替え、リフォームの時が多いと思いますが、そうではない場合の耐用年数はどれぐらいでしょう?カーテンの専門店などでは、日に焼けて変色するなどの経年劣化や、カビや雑菌の繁殖の心配から5~8年程度で交換することをすすめているようですが、決して安くはないカーテンを簡単に買い換えることもなかなか難しいですね。もちろん室内環境やメンテナンス次第では、それ以下にもそれ以上にもなります。目安として、生地が擦り切れてしまったり、落ちない汚れやカビなど、原状回復が見込めない状態になったら替え時です。

カーテンの保管方法は?

カーテンを保管することもありますね。例えば、引越しや建替えで既存のカーテンのサイズが合わず長期保管をする場合や、衣替えをするようにカーテンも季節ごとにイメージチェンジする場合など。しかし保管状態が悪いと、シワになったりカビやダニが発生したり、時には変色してしまうこともあります。長期間保管する前には、必ず洗濯をしましょう。洗濯方法はカーテンに表示されている方法に従います。洗濯後は充分に乾燥させてくださいね。ヒダ山に沿って屏風たたみにし、さらに保管スペースに合わせて二つ折り、または三つ折りにします。ヒダ山のないフラットカーテンの場合は、そのままたたみます。ゆとりのある大きめのビニール袋に入れ保管してください。乾燥剤や防虫剤を一緒に入れておくと安心です。圧縮袋はシワになるので厳禁です。

カーテンの形状を美しく維持する加工とは?

カーテンのウエーブを均等に美しく保つための加工には、「形態安定加工」や「形状記憶加工」があります。ポリエステルなどの合成繊維は、熱を与えて柔らかくなったところで成形し、常温に戻るとその形状を維持する熱可塑性と言う特性があります。形態安定加工、形状記憶加工はどちらもこの特性を利用した加工方法です。メーカーによって加工方法の呼び方はさまざまで、例えばサンゲツでは形態安定加工を「ライトプリーツ加工」、形状記憶加工を「パーマネントプリーツ加工」としています。ここ数年で浸透し、オーダーカーテンのオプション加工として主流になりました。形状記憶加工は裾と脇のみを縫製した段階で加工し、その後にヒダ山を縫製して仕上げます。それに対し形態安定加工は、カーテンを完全に仕立てた後に加工を施します。

後加工の形態安定加工

後加工の形態安定加工は、完成したカーテンのヒダ山の位置に合わせて、専用のプレス機でプリーツをつくる加工方法です。凹凸のあるアイロンと言えば想像がつくでしょうか。プレス機はヒダ山の数とヒダ倍率によって、凹凸の位置と深さを調整できます。プレス機にカーテンを吊るすと、凹凸のアイロン部分が上から下へとプレスしながら移動します。プリーツの形状は、やや尖った山のウエーブになります。カーテン1枚ずつの加工になるので、大量生産には向きません。

前加工の形状記憶加工

形状記憶加工は、大きなドラム型の真空釜で熱と蒸気によって成形する加工方法です。裾と脇を縫製した生地を波形の型の上に乗せ、真空釜の中に水平に入れて40分程蒸します。その後、仕上がり丈にカーテン上部をカットし、ウエーブに合わせてヒダ山を縫製します。形態安定加工のようにプレスしないので、滑らかなS字の美しいウエーブに仕上がります。形態安定加工よりもコストがかかりますが、一度に数枚をまとめて加工できるので大量生産の既製カーテンに向いています。

形態安定加工・形状記憶加工は
全てのカーテンに効果的?

どちらも専用の機械を使用するため、加工できるサイズには上限があります。片開き(1枚)のカーテンで、大きくても巾300cm、丈280cm以内であることが多く、サイズによっては加工できない場合もあります。また、綿や麻などの素材には熱可塑性がないので、加工の効果はありません。遮光カーテンのような厚手のものや、横にハリがある生地など、性質上もともとウエーブが出にくい生地ではあまり効果が感じられないこともあります。

形態安定加工・形状記憶加工の効果は
どれくらいの耐久性がある?

美しいウエーブを保つ形態安定・形状記憶の効果が永久に続くと良いのですが、残念ながら洗濯することによって、その効果も徐々に薄れてしまいます。効果を維持するための洗濯の耐久回数は、メーカーによってもバラバラですが、平均すると形態安定加工は3回程度、形状記憶加工は5回程度までです。また、アイロンの使用は避ける旨が記載されています。

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