
こんなことをすると壊れる!ロールスクリーンの故障の原因
ロールスクリーンの故障の種類や基本的な扱い方をご紹介します。ロールスクリーンをお手入れする際の注意点、気を付けたいシーンも覚えておくと安心です。
ロールスクリーンの故障には
どんなものがあるの?
ロールスクリーンの故障には、ローラー部の破損や生地の破れ、操作コードとチェーンの不具合などがあります。


ロールスクリーンを動作させる重要なパーツと言えば、ローラーです。必要以上に力を入れて調節すると、ローラー部が破損する恐れがあります。
ローラーが破損すると、スクリーン(生地)をくるくると巻き取れず、巻き乱れの原因になるので、適度な力で操作するようにしましょう。


ロールスクリーンの大部分を占めるのが、スクリーンの生地。通常の使用方法なら破れることはまずないですが、強風に煽られたり過度の負担がかかったりすると、生地が破れてしまいます。
小さなお子様のイタズラや、ペットの引っかきなどには注意が必要です。
生地が破れて残念な見た目にならないよう、日頃からスクリーンの生地に負担をかけず、時折メンテナンスすると良いですね。


ロールスクリーンの操作は、コードあるいはチェーンで行います。
長年の使用でコードが引きちぎれてしまったり、チェーンが引っかかってスムーズにロールスクリーンが操作できないなどの不具合が発生した場合、パーツだけ交換できることもあります!
ロールスクリーンの基本的な扱い方
ロールスクリーンを壊さず、長く愛用するためには基本的な扱い方を覚え、次のような行動はなるべく控えるようにしましょう。


ロールスクリーンを必要以上に引っ張ると、ローラー部やスクリーン、操作コードやチェーンなど、本体全体に過度な負担がかかってしまいます。
もちろん、通常の操作でかかる力であれば問題なくお使いいただけます。


ロールスクリーンの生地をねじると、生地が破れやすくなります。
故意に生地をねじるシーンは少ないと思いますが、強い風に煽られる場合や、お子様の遊びの空間では注意が必要です。


ロールスクリーンに汚れがついてしまった際、水拭きでお手入れしていませんか?
標準タイプのロールスクリーンは、生地に張りをもたせるため、樹脂加工が施されています。
樹脂は水に溶けやすい性質があるので、水拭きしてしまうと張りが無くなってシミになってしまうんです。正しくお手入れすることで、より長期的にロールスクリーンを使用できます。


コードやチェーンが垂れ下がっていると危険ですから、結んで短くまとめているご家庭もあるのではないでしょうか。
特にチェーンタイプでは、結び目が固くなると、ロールスクリーンを操作することが出来なくなってしまいます。
チェーンやコードをまとめるための専用のクリップがありますので、ぜひそちらを使用してみてください。
ロールスクリーンのお手入れ
ロールスクリーンを長く愛用するためには、お手入れも重要です。標準生地とウォッシャブル生地のロールスクリーンの正しいお手入れ方法をご紹介します。


標準タイプのロールスクリーンは、水に濡らさず、はたきや小型のハンディモップでこまめにホコリを払い落としましょう。
生地に張りを持たせる樹脂加工が水に溶けやすいため、水拭きするとスクリーンの張りが無くなったり、シミができたりする場合があります。


ウォッシャブルタイプのロールスクリーンは、一部だけ汚れても、部分的なシミを防ぐために、丸洗いをおすすめしています。
漂白剤が入っていない洗剤を使って、ロールスクリーンをふんわり丸めて洗濯機(弱)で洗います。その後、手や脱水機で軽く絞り、シワにならないよう陰干ししましょう。
シワが気になる場合は、中温であて布をしてアイロンをかけると良いです。

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