
好きな生地でロールスクリーンをDIY ローラーキットの組立て方
好きな布生地で好きなサイズに合わせて作ることができるロールスクリーンのフレームキット。ソファカバーやクッションなどのファブリック製品とのリンクコーデを楽しみたい、といったこだわり派の方にもおすすめです。順序通り組み立てれば、あっという間に出来上がります!
- 準備する物
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- ・布生地
- ・ハサミ
- ・メジャー
- ・ハケ
- ・鉛筆(チャコペン)
- ・プラスドライバー
- ・金ノコ
(パイプをカットする場合のみ) - ・定規(差し金もあると便利です)


- ・ローラーパイプ(ローラーエンド内蔵)
パイプ内にスプリングモーターが差し込まれています。(パイプ直径30mm) - ・ボトムバー(左右にボトムキャップが付いています。)
- ・セットテープ(9mm幅・15mm幅)
- ・タックピンネジ
- ・ワッシャー
- ・ブラケット
- ・ボトルスティフナー
組立てる前に
取り付け場所を採寸し、仕上がり幅を決める
窓枠の幅と高さを測ります。採寸したサイズが「仕上がり幅・仕上がり丈」になります。
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窓枠の内側に
取り付ける場合窓枠の内側寸法を測ります。 -
窓枠を覆うように
取り付ける場合窓枠の外側寸法を測ります。※生地部分の幅は仕上がり幅よりも両側約2cmずつ短くなります。この隙間を考慮して採寸しましょう。
お好みの幅に合わせてカットしたい場合
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ローラーパイプ、ボトムバー、セットテープを金ノコでカットする必要があります。
- ●ローラーパイプ 仕上がり幅より-43mm
- ●ボトムバー 仕上がり幅より-38mm
- ●セットテープ 仕上がり幅より-43mm
※ローラーパイプは必ずスプリングモーターを取り外し、ボトムバーはボトムキャップを外してからカットしてください。
ロールスクリーンに適した布生地とは?
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スムーズに操作できる布生地
- ●布生地の重量200g/m²以下
(シーツのような布生地を目安にしてください) - ●厚さが均等でゆがみがないこと
必要な生地寸法- ●幅:仕上がり幅の+30mm
- ●丈:仕上がり丈の+200mm
※布生地の丈の最大製作可能サイズは2200mm~2400mmです。(生地の厚みによって異なります。)
- ●布生地の重量200g/m²以下
布生地の準備(ほつれ止め)
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ほつれ止めを塗るため、布生地の端から約3cmの所を起点としてスクリーン幅(仕上がり幅-43mm)を測り、カット線を引いてください。
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カット線を中心として20mm~30mm程度にボトルスティフナーを塗布します。完全に乾いてからカット線に沿ってカットします。
スクリーンの組立て方法
1.セットテープを貼付ける
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スクリーン表面の上部に9mm幅、下部に15mm幅のセットテープを四隅が直角になるように貼付けます。この時、差し金を使用すると簡単です。
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テープからはみ出ている部分を生地の上下ともキレイにカットします。
2.ローラーに布生地を取付ける
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ローラーパイプからスプリングモーターを取り出します。
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9mm幅のセットテープを貼付けたスクリーン上部をローラーパイプの溝に差し込み、スプリングモーターを戻します。
3.ボトムバーに布生地を取り付ける
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スクリーン下部は15mm幅のセットテープを中心に一巻きし、ボトムバーの溝にローラーパイプと同様に差し込みます。
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左右にボトムキャップをはめ込み、アクセサリーがボトムバーの中心にくるようにセットしてください。
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4.スクリーンを巻く
表面が内側になるようにスクリーンをローラーパイプに巻き付けていきます。スクリーンのしわやたるみが出ないようご注意ください。
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5.ブラケットを取り付ける
ロールスクリーンのサイズに合わせてブラケットをタッピングネジで水平に取り付けます。ブラケットの形状が、左右異なっているのでご注意ください。
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6.本体を取り付ける
右側の丸穴のブラケットに本体(ローラーエンド内臓側)を差し込んでから、左側の角ミゾのブラケットにスプリングモータ側を落とし込みます。手を放すとスクリーンは自然と降りてきます。スクリーンが下がったら、そのまま本体をブラケットから外し、スクリーンを手で巻き取り、再度本体をブラケットに取り付けます。
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7.開閉確認をして完成!
スクリーンが自然に下がらず、操作し開閉することが確認できたら、角ミゾのブラケットカバーを「カチッ」と音がするまでロックしてください。操作は、アクセサリーを手で引いて、止めたところでスクリーンはストップします。スクリーンを巻き上げたい時は、少し下に引いて手を離すと巻き戻ります。※アクセサリーは必ずボトムバーの中心にセットしてください。

巻き込んだ時にズレて"タケノコ状態"が生じる場合、ローラーパイプにビニールテープを2~3cm貼って調整します。

無理に巻かず、斜め手前に引いてから離すと戻ります。※破損の恐れがありますので、ローラーパイプを手で回転させないでください。

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