窓に合った操作方法でストレスフリー!ロールスクリーンの
操作方法の種類と選び方
ロールスクリーンを選ぶ上で操作方法の選択は、日常的な使用感や使いやすさにつながるとても大事な項目です。今回は、種類が豊富なロールスクリーンの操作方法をご紹介します!あなたや家族にあった操作方法を見つけて下さい。
ロールスクリーンの操作方法プルコード式
プルコード式の特長や操作方法
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プルコード式はロールスクリーン最下部のボトムから垂れ下がったコードを引いて開閉操スクリーンを降ろすときにはプルコードを下に引くとそのままスクリーンも降りていきます。プルコードを少し下に引いて手を放すとスクリーンが自動的に巻き上がる仕様です。
プルコード式で選べるオプション
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操作部品が変更可能な場合が多い
プルコード式は標準だと短いコードに垂れ下がったタイプになりますが、オプションでハンドルタイプやチューブグリップタイプが選べます。床面までスクリーンを降ろして使用する場合は、標準の操作部品だと床について転がってしまうため、オプションで変更するとよりスッキリとした見た目にできます。
プルコード式の
メリットデメリットと向いている場所
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小さな窓から腰高窓におすすめ!
同じ生地を使用したロールスクリーンでも、操作方法によって価格が変わる場合がありますが、プルコード式はどのメーカーでも一番低価格な操作方法となっています。そのため、小さな窓や腰高窓などしゃがんで操作する必要がない窓にはプルコード式がおすすめです。また、自動巻き上がり機能が便利なため、換気のためにこまめに上げ下げしたい窓などにも最適です。
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床まである大きな窓には不向き
プルコード式はロールスクリーンの下部に操作コードがあるため、床まである大きな窓の場合は毎回しゃがんで操作する必要があります。開閉頻度が高い場合はストレスになる場合もありますので、他の操作方法を選択した方が良いでしょう。また、高窓などロールスクリーン上部まで手が届かない位置に設置する場合は、ロールスクリーンを一番上まで巻き上げた時に操作ができなくなる可能性があります。
ロールスクリーンの操作方法チェーン式
チェーン式の特長や操作方法
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上部からボールチェーンがループ状になって垂れ下がったタイプ。コードを引いた分スクリーンが上がり下がり単純な仕組みなので誰でも分かりやすく操作ができます。またロールスクリーンの上部にチェーンが付いているため、立ったまま手軽に操作可能です。
チェーン式の
メリットデメリットと向いている場所
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大きな掃き出し窓に!
チェーン式は立ったまま簡単に開閉操作できることがメリットの一つ。また、製作可能なサイズも幅・高さともにプルコード式よりも大きくなります。そのため、床まである大きな掃き出し窓での使用におすすめです。
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ループ状のコードが少し危険に
チェーン式は、ボールチェーンがループ状になっているため、小さなお子様やペットがいるご家庭では、万が一首などに引っかかってしまった場合大きな事故に繋がりかねません。国内メーカー品では、そういった事故を防ぐために、チェーンを上部で束ねるためのクリップが標準で付属したり、通常仕様以上の力がチェーンに加わった場合にチェーンが外れる機構などが備わっています。ただ、それでも事故の危険性がゼロとは言い切れないため注意が必要です。
ロールスクリーンの操作方法ワンタッチチェーン式
ワンタッチチェーン式の
特長や操作方法
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ワンタッチチェーン式は、チェーン式同様、チェーンを引いた分だけスクリーンが降りていきますが、巻き上げは、プルコード式のように、チェーンを少し下に引く動作をすると自動でスクリーンが巻き上がる仕様です。
ワンタッチチェーン式の
メリットデメリットと向いている場所
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大きな窓・複数の窓に付けたい時に!
通常のチェーン式の場合、チェーンを引いた分だけ上下するため開閉操作に少し時間がかかってしまいます。また、チェーンを引き続けるため基本的に両手で操作する必要があります。ワンタッチチェーン式の場合は自動巻き上がり機能があるため、例えば家事をしながら開閉操作をする可能性が高いベランダの窓や、複数の窓に取り付けて操作したい場合などにおすすめです。
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チェーンの危険性は変わらない
チェーン式よりも機能性がアップしたワンタッチチェーン式ですが、ループ状のコードである点は変わらないため、チェーン式と同様に小さなお子さまやペットのいるご家庭では注意が必要です。
ロールスクリーンの操作方法スマートコード式
スマートコード式の特長や操作方法
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上部から短く垂れ下がったコードを引いて開閉操作操作を行います。コードを下に大きく引くとその分スクリーンが降りていき、少しだけ引くとスクリーンが自動で巻き上がります。コードが上部にあるので立ったまま操作ができ、ループ状になっていないので安全性も高いイチオシの操作方法です。ニチベイ製品のみ選択できます。
スマートコード式の
メリットデメリットと向いている場所
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窓はもちろん間仕切りにも!
スマートコード式は、立ったまま操作可能で、自動巻き上がり機能も付いており、安全性も高い操作方法でこれといった欠点がありません。そのため、小さな窓から大きな掃き出し窓、また間仕切りとしての使用など様々なシーンでお使い頂けます。保育園等でも採用されており、特に小さなお子さまやペットのいるご家庭にはぴったりな操作方法です。
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選べる生地が限定される
あえてデメリットを上げるとすれば、スマートコード式はニチベイ独自の機構のため、ニチベイ製のロールスクリーンのみ対応しています。そのため、様々なメーカーで選択可能な操作方法に比べると、生地のバリエーションが少なくなります。ただ、ニチベイだけでも柄・機能性ともに豊富なラインナップがあるため、そこまで大きなデメリットにはなりません。
ロールスクリーンの
少し特殊な操作方法
チェーン持ち出し式
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操作方法は通常のチェーン式と同様ですが、ロールスクリーン上部のチェーンが出る部分が手前側に傾くようになっています。そのため、窓の前に家具等があり、真下に操作できない場合に、チェーンを手前に引いてスクリーンの上げ下げができる便利な操作方法です。
プロチェーン式
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大型ホイールを搭載し、太くて握りやすいボールチェーンにより、大きなサイズでも軽量で安心な操作方法です。ロールスクリーンのメカ部分が大きく、幅・高さともに通常よりも大きなサイズまで製作可能です。また、上限ブレーキ機能が備わっており、一番上まで巻き上げる直前で少し抵抗が加わり、最後までソフトに巻き上げることができます。自動巻き上がり機能付きの場合はこういった機構が付いている場合が多いですが、チェーン式で備わっているタイプはあまり多くありません。
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