遮像レースカーテンの特長と選び方

ゆったりくつろいでいる姿を見られたくない、何となく恥ずかしいから目隠ししたい、という方も多いのではないでしょうか。
室内の様子が丸見えだと、生活リズムや家族構成も丸分かり。不審者が外から下見をしている可能性もあり、防犯面でもキケンなんです。一人暮らしの女性や、お年寄りのみのご家庭、子どもが留守番する時間帯がある場合は、とくに注意が必要です。
そういった面から考えると、カーテンも防犯対策の1つと言えます。最近では、レースカーテン1枚でも、透けにくくて目隠し効果のある「遮像レースカーテン」が注目を集めているんです。

遮像レースカーテンとは、昼夜問わず室内が透けにくいレースカーテンを指します。 室内の明かりをつけていても、外から中の様子がボヤッとカモフラージュされ、プライバシー対策に最適なカーテンなんです。
夕方以降、カーテンを閉めなくちゃ！と心配する必要もありません。レースカーテンですから自然光も取り入れられ、明るい室内に。ドレープカーテンとレースカーテンの良いところを併せ持ったカーテンです。

遮像レースカーテン1枚で室内が透けないので、ドレープカーテンなしでもOK。レースカーテンはドレープカーテンよりも軽いので開け閉めしやすいです。また、ドレープとレースの2枚使いだと洗濯も大変ですが、レースカーテンだけなら量も少なくて済むので楽チンです。
さらに、遮像レースカーテンは通常のレースカーテンよりも密度が高く、特に表示がなくても断熱機能が備わっています。断熱機能とは、外気から伝わる窓の温度に左右されにくくなり、一定の温度を保ちやすくすることを指します。冷暖房の効きがよくなり、夏は涼しく冬は暖かく過ごしやすいです。

ミラーレースカーテンは、太陽光を反射して日中の視線を遮ります。室内からは外の様子が見えるので、景色を楽しめます。日差しによる暑さや紫外線もカットできます。
ただ、雨や曇りの日は反射できる光が少ないため、外から室内が見えることもあります。夜間はドレープカーテンも閉めるのが基本です。
遮像レースカーテンは、密度のある生地で透け感を抑え、一日中目隠しできるのが特徴です。視線を遮るのに優れている分、室内からも外の様子が見えにくくなります。
通年で窓まわりの冷気・暖気を伝えにくくする断熱機能は、ミラーレースカーテンにはないポイントです。

遮像レースカーテンには「ウェーブロン」という特殊な糸が使われています。ウェーブロンは、光を乱反射させて目くらまし効果と透過光を屈折させるレンズ効果があり、レースカーテンでありながらもしっかり目隠しできる魅力があります。
四ツ山扁平断面という糸の形状で室外からの視線をカットし、プライバシー保護に優れたレースカーテンになるんですね。外からの自然光を採光できるので、カーテンを閉めても明るい室内で生活できます。