
購入の前に確認しよう! ブラインドのデメリットと解決策
スラットの角度調整で光を自在にコントロールが可能で、豊富なカラー・機能が魅力のブラインド。様々な窓に対応できますが、その中でもあまりブラインドに向いていない窓やケースがあります。そんな窓の紹介と、解決策をご紹介させていただきます。
ブラインドのメリット・デメリット

メリット
・光を自在にコントロールできる
開けるか閉めるかで光を調節するカーテンに比べ、スラットの角度によって採光度を微調整できます。
・ホコリや汚れを取りやすい
ブラインドはアルミ製や木製なので、布製であるカーテンよりモップやブラシ、水拭きなどでホコリ、汚れが取りやすくお手入れをすれば清潔感を保つことができます。
・プライバシーの確保
何十枚ものスラットによって、室内に光を取り入れながら様々な角度からの視線を遮ることができます。
デメリット
・保温性が低い
機能性スラットで遮熱効果は優れているが、保温性はカーテンのほうが優れています。
・こまめなお手入れが必要
スラットの汚れやホコリが目立ちやすいので、日常的なお手入れが必要です。
・強い風によるスラットの音
何十枚ものスラットが、風に煽られるとパタパタと音がします。スラットを閉じた状態で強い風を受けると窓や窓枠に打ち付ける場合もあります。
・子供に優しい構造ではない
スラットや昇降コード、操作コードなど、安全性を考えると赤ちゃんや小さいお子様には触れてほしくない部材が多く使われています。


どんな窓のインテリアも、たくさんのメリット・デメリットがあります。
ブラインドは、スタイリッシュな仕上がり、豊富なスラットカラーや機能が魅力で、様々な窓に対応していますが、実際はそのデメリットによって向いていない窓が存在するのが現状です。
そんな窓やケースの紹介と、解決策をいくつか提案させていただきます。


赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭では、はき出し窓など、床まである大きな窓にブラインドを取り付ける場合は細心の注意が必要です。
ブラインドのスラットや昇降コード、操作コードなどがお子様が触れる位置にあると、コードが絡まるなど事故につながる危険性があります。
お子様が窓付近にいる時は、目を離さないようにしましょう。

はき出し窓にどうしてもブラインドが必要であれば、お子様がいる時は届かないところまでスラットを上げておきましょう。
そうすると、開けている分はもちろん室内に日が入りますし目隠しにもなりません。
そうした状況をカバーしたいのであれば、ブラインドの上からドレープカーテンやレースカーテンをかけるのがおすすめです。
カチッとしたイメージのブラインドに、柔らかいカーテンを合わせることで、インテリア上級者のような応用スタイルに。空間に個性も出せますよ。


ブラインドはすっきりシンプルな印象がありますが、その反面、機械的、淡泊など、どこか冷たさを感じる印象も与えてしまいます。
また、保温性はカーテンなどの布製の窓のインテリアより劣ってしまうので、機能面でも寒さを感じるかもしれません。
寒さが厳しい地域は、ブラインド1台では少々心配です。

ブラインド1台だけではなく、上からカーテンやプレーンシェードなど布製のインテリアを取り付けると保温性をプラスすることができます。
また、リターン縫製仕様のカーテンであればさらに保温性アップ!
日中はカーテンを開け、ブラインドのスラットを全開にすると外からの視線を遮りながら太陽光を十分に取り入れることができます。
夜はカーテンもブラインドも閉めておくことで、日中得た温かさを温存できます。
ブラインドに向かない窓やケースをご紹介させていただきました。いかがでしたか?解決策も、お役に立てると嬉しいです。
ブラインドを気に入っていただき、そんな窓にどうしても取り付けたい場合は他の窓のインテリアやオプション部品をプラスすることで、ブラインドのデメリットをカバーできます。ぜひ、参考にしてみてください。

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