
水回りをもっと快適な空間に耐水タイプのブラインドについて知ろう!
国内メーカーのアルミブラインドや木製ブラインドには、水回りでお使いいただける耐水タイプがあります。水に強い耐水タイプのブラインドの素材や構造について分かりやすくご説明します!


耐水タイプのブラインドは、水仕事をするキッチンや湿気の多い洗面室、水に最も触れるバスルームなどに対応しています。
通常タイプでは少し心配な水回りに特化したブラインドなので、ご自宅のすべての窓に安心してお使いいただけます。
では耐水タイプの素材や構造はどうなっているのでしょうか?アルミブラインドと木製ブラインドそれぞれご説明いたします。
耐水タイプのアルミブラインド


標準タイプの特長をおさらいをしましょう。
・豊富なスラットカラー
・スタンダードな25mmタイプ、すっきりスリムな15mmタイプの2種類から選べるスラット幅
・遮熱コートや酸化チタンコートなど選べる機能性スラット
・模様替えで操作ポールなどが家具に接触する場合には、取り付け後に操作位置の変更が可能
・ブラインドを少し短くしたい時には、取り付け後に製品の高さ調節が可能
・ワンポール式やポール式など選べる操作方法
これだけでも十分に機能が備わっていますが、耐水タイプはさらに2つの機能が追加されます。


スラットはもちろん、ブラインド上部のヘッドボックスや下部のボトムレールなど細部にも水回りの状況に対応できるアルミやステンレスを使用しています。
窓回りの湿気や水によるサビの発生を防ぎ、水回りでも清潔で快適な空間を守ります。
水回りに特化した特別なタイプではありますが、スラットカラーのラインナップは豊富なので安心して他のインテリアとのコーディネートをお楽しみいただけます。
さらに、酸化チタンコート・フッ素コートが施されているスラットにランクアップすると衛生的でお掃除もラクラク!


ブラインドのスラットのような薄く軽い、表面が滑らかなものは、通常タイプの構造では水による表面張力の影響でスラット同士がくっついてしまいます。
そんな問題を解決してくれるのがこのダブルラダー(ダブルピッチ)構造。
1枚1枚のスラットの上下を昇降コードとは別の細いコードで押さえています。
これによりスラット同士のくっつきを防ぎ、さらに風によるスラットのバタつきを抑制することができる一石二鳥の優れた構造です。
水がブラインドに直接触れたり、日中は湿気対策で換気をするバスルームでも安心してお使いいただけます。
木製ブラインド


ウッドブラインドでも標準タイプの特長をおさらいをしておきましょう。
・木の質感がより楽しめる50mmタイプとすっきりスリムな35mmタイプの2種類から選べるスラット幅
・家具や内装材に合わせやすい豊富なスラットカラー
・模様替えで操作ポールなどが家具に接触する場合には、取り付け後に操作位置の変更が可能
・ブラインドを少し短くしたい時には、取り付け後に製品の高さ調節が可能


耐水タイプはスラット幅は50mmタイプのみの取り扱いとなりますが、そのほかの機能はそのままに水回りに対応できる機能を追加。
ブラインドの素材は、実は木製ではなく木目調の合成樹脂押し出し材。とは言っても木製ブラインドのイメージをできるだけ崩さないよう木の風合いを忠実に再現しています。
また、金属部分には防錆加工が施されているので全てにおいて安心です。
アルミブラインドの耐水タイプにも採用されている水滴によってスラット同士がくっついてしまうのを防ぐダブルラダー(ダブルピッチ)構造も搭載。


木製ブラインドは、ナチュラルに高級感を演出できるインテリア性の高い製品。ビジュアルの良さと優れた機能が豊富なことから、住宅だけでなく非住宅にも使いやすい窓のインテリアです。
非住宅空間の内装材には、日本防炎協会に防炎認定された商品を使用しなければなりません。カフェやレストランなどの飲食店、ホテルの客室にこの防炎タイプが対応できます。
さらに耐水性能があれば、ホテルの浴室・浴場やエステサロンなど、木製ブラインドの使用幅が広がります。
よりオシャレな空間が求められる場所にも安心してお使いいただけます。


耐水タイプのブラインドの特長をご紹介させていただきました。いかがでしたか?
スラットや本体、コードの構造まで、水回りでストレスなく使えるよう考えられて作られていましたね。
水回りに通常タイプのブラインドを設置してしまうと、水や湿気による劣化が予想されます。
アルミ・木製ブラインドには、水に強い素材・構造の耐水タイプがあることをぜひ覚えておいていただけると嬉しいです。

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