気軽に始める壁DIYのアイテム シール壁紙とは
ちょっと壁紙DIYをやってみよう!というのにちょうどいいのがシールタイプの壁紙。だけど、「部屋全面にシール壁紙を貼ってイメチェンしたよ」という方はなかなかおられません。それはシール壁紙が部分貼りのワンポイントアクセントとして適しているからなんです。
生のりつき壁紙と
シール壁紙の違い
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シール壁紙は薄い
シール壁紙は基本的にフィルム1枚に粘着剤がついたもの。なので、軽量で取り扱いが容易ですが、生のり付き壁紙と異なり、並べて施工するのではなく、少し重ねて施工します。
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シール壁紙は立体感が無い
生のり付き壁紙には立体的なエンボス加工があります。このため、下地の多少の凸凹があっても生のりつき壁紙なら目立たなくなりますが、シール壁紙だと下地の凸凹が目立つことがあります。
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シール壁紙の粘着剤は固まらない
生のり付き壁紙はその水分が蒸発すると完全に固定されますが、シール壁紙は粘着剤なので、ずっとベタベタしたような状態。完全に固定されることはなく、温度変化によりフィルムが伸縮すると隙間が空いたり、しわになったりすることもあります。
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シール壁紙は貼るときに横滑りしない
壁紙を基準線に合わせて真っすぐ貼りたいとき、生のり付き壁紙は仮貼りして横スライドして微調整ができますが、シール壁紙は横スライドは不可。基準線に合わせるには貼ったり剥がしたりして少しずつ場所を調整します。
上記の特徴は一般的なシール壁紙について記述したもので、全てのシール壁紙に当てはまらない項目もあります。
シール壁紙には2種類ある
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しっかり定着タイプ
強い粘着剤がついており、天井に貼ることもできます。はがす時は、下地の壁紙と一緒にはがす必要がありますが、使用後もしわになったり、隙間が空いたりしにくい特徴があります。
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貼ってはがせるタイプ
弱い粘着剤もしくは、特殊な粘着剤が使われていて、しばらく貼った後でも下地を傷めずにはがすことができます。ただし、長時間にわたり貼り続けると、粘着剤が固化し、はがした時に下地の壁紙を傷めたり、粘着剤が残ったりすることもあります。
セロハンテープがぴったり貼れる場所なら大丈夫!シール壁紙が
貼れる場所、貼れない場所
一般的な壁紙の上に貼る場合
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一般的なビニール壁紙の上に貼ることを想定してシール壁紙は作られているので、ほとんどの壁紙の上に施工できます。
ただし、防汚や撥水性を持つ機能性壁紙は粘着剤との相性が悪いです。また、エンボスの大きな壁紙はシール壁紙と接する面積が小さいため、全体的な接着力が弱くなることがあります。
その他の場所に貼る場合
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シール壁紙はサラっとした面より、ツルっとした面のほうがよく接着します。冷蔵庫の表面のような場所にはかなり強力に接着します。また、冷蔵庫の扉に貼ろうとした場合、コーナーの部分があります。この部分は、フィルムが真っすぐに戻ろうとする力がかかるので、浮きが発生しやすくなります。
シール壁紙の注意点まとめ
- 貼ってはがせるタイプでも長期間(目安:数か月、室温や商品によって異なる)にわたって貼り続けると、はがす時に壁紙を傷めたり、粘着剤が残ったりすることがあります。
- シール壁紙によく使われる塩ビフィルムは、経年で縮む傾向があります。そのため、きれいに並べて貼ると、すき間が開いてくる可能性があります。少し重ねて貼る方法がおすすめです。
- シール壁紙によく使われる塩ビフィルムは、温度が高くなると伸び、低くなると縮む特性があります。そのため、冬には隙間が空き、夏にはしわになることがあります。しっかり固定タイプを使うことで、この現象が発生しにくくなります。
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場所別 壁紙の貼り方
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