これで誰でも壁紙DIYが出来る! 壁紙の基本の貼り方
壁紙を貼り替えてみようと思い立ったら、まずは何もない真っすぐの平面に壁紙を貼ることから始めましょう。スリット壁紙は柄合わせが不要な壁紙でとても簡単。柄付きの壁紙は隣あう壁紙の柄を合わせるという工程が醍醐味の壁紙です。他にも、ビニールではなく不織布や紙でできた輸入壁紙、裏面がステッカータイプの壁紙など、様々なタイプの壁紙の基本の貼り方をご紹介します。
スリット壁紙の貼り方
色々な場所で見かける真っ白な壁紙。-
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- スリット壁紙とは?
- 通常、日本のビニール壁紙の両サイドには、柄の向きや始点を表す目印を記載した「ミミ」と呼ばれる部分が付いています。これは、柄を合わて貼っていく壁紙には必要ですが、無地の壁紙の場合は不要なもの。そのため、RESTAでは、柄の無い壁紙は全て、糊付け時にミミを切り落とし、「スリット壁紙」として出荷しています。だから、壁紙を貼って並べていくだけ。これがスリット壁紙の簡単施工の秘密です。
スリット壁紙の貼り方のポイント
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1.貼り付ける
ロール状になった壁紙を壁の高さに合うようにカットし、バックフィルムを剥がして貼り付けます。
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2.並べる
壁紙同士のすき間が空かないように、くっつけながら貼っていきます。この作業を「突きつけ」と言います。
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3.切りとる
壁紙の余分な部分をカッターで真っすぐカットして完成です!
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壁紙だけをパッケージしたシンプルパックと、道具をセットにしたチャレンジセットをラインナップ。初めての方にはチャレンジセットがおすすめです。
柄入り生のり付き壁紙の貼り方
せっかく貼るならデザイン性の高い壁紙をチョイス!-
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- 柄入り壁紙とは?
- 木目柄、レンガ柄などがイメージしやすいですね。壁紙の幅は約90cm。横に並べるとが柄がぴったりと合うようにデザインされています。また、一定の長さで同じ柄が繰り返されており、これを「リピート」と呼びます。例えば、1.8mリピートの壁紙を高さ2.5mの壁に貼るときは、1列に2リピート分(3.6m)の壁紙が必要になります。
柄入り壁紙の貼り方のポイント
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柄の目印を合わせて貼る
柄リピートの始点に付いている目印を合わせながら、壁紙を貼り付けていきます。
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さらに柄を微調整
重なり合う壁紙を正面から見て、めくって戻すを繰り返すことで、柄合わせの微調整をします。
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重なった部分をカット
壁紙の重なったところにカッターを入れ、ミミを取り除きます。
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輸入壁紙の貼り方
海外の壁紙はいろんな素材で出来ている。-
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- 輸入壁紙とは
- 輸入壁紙とはその名の通り、海外製の壁紙です。ビニール製だけではなく、質感をリアルにするために織物・紙・不織布などの素材で作られた壁紙もあります。海外では壁紙のDIYが日本よりも普及していて、個性的なデザインも豊富。一般的な日本の壁紙より幅が狭いため(約50cm)、貼りやすいのも特長です。
輸入壁紙の貼り方のポイント
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のりを塗る
輸入壁紙は施工前に糊付けが必要です。壁紙の素材によって、壁に糊を塗るものと、壁紙に糊を塗るものがあります。
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柄が合う部分を合わせる
日本の壁紙のような柄リピートの目印の記載はありません。柄が合いそうな部分を探して軽く貼り付けながら、全体的に合ってるか確認するのがポイントです。
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しっかりと突きつける
日本製の壁紙よりも継ぎ目が目立ちやすくなります。隙間ができないようにしっかり突きつけましょう。
輸入壁紙の購入はこちら
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輸入壁紙の選び方で重要なポイントは「素材」。素材にあった糊を選ぶことも大事なポイントの一つです。あとは、好きな柄やデザインを選ぶとよいでしょう。輸入壁紙の最大の魅力はデザイン性の高さです
シール壁紙の貼り方
壁専用のリメイクシートを使ってDIYを始めてみよう!-
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- シール壁紙とは?
- シール壁紙とは裏面がステッカータイプになっている壁紙で、剥離紙を剥がして貼り付ける壁紙です。既存の壁紙の上からそのまま貼れるタイプもあり、部屋の部分的な補修やワンポイントデザインにもオススメ。
シール壁紙の貼り方のポイント
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裏紙を剥がす
15cmくらい剥がして仮貼りし、柄が合っていることを確認できたら、剥離紙を剥がしながら貼付けていきます。
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貼りつける
貼りたい場所に、真っすぐ上から下へと貼り付けましょう。空気が入らないように貼り進めることがポイント。
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端をカット
貼付けが終わったら、壁からはみ出た部分をカットします。基本的な貼り方は一般的な壁紙と同じです。
シール壁紙の購入はこちら
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シール壁紙は主に2つの種類があり、長期間にわたり使用するための「しっかり定着タイプ」と、現状回復したい時に使用する「そのまま剥がせるタイプ」の2種類です。
トリムボーダー壁紙の貼り方
壁紙デザインをもっと楽しむアイテム!-
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- トリムボーダーとは
- 「トリム」とは、レイアウトや構図に関する言葉。「ボーダー」は境界線という意味です。トリムボーダー壁紙は、主に壁のデザインを上下で分ける時の境界線に使用する専用の壁紙です。壁を上下2分割のデザインにすることで、部屋の幅が広がったように見える効果があります。貼るのは簡単なのに、インテリア上級者のように仕上がる壁紙のアイテムです。
トリムボーダー壁紙の貼り方のポイント
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2種類の貼り方
壁紙の上からも貼れますが、下地の壁紙を剥がしてから貼る方が段差がなくなるため、きれいな仕上がりになります。
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糊をつける
トリムボーダーは一部の商品を除き自分で糊をつける必要があります。壁紙の上に貼るときは、普通の糊と強力なボンドを混ぜて使用しましょう。
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水平に貼り付ける
壁紙を剥がして貼るときは、ジョイントカットをしながら施工します。柄付きの壁紙を貼ったことがある方なら、簡単にできる工程です。
トリムボーダー壁紙の購入はこちら
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トリムボーダー壁紙はデザインが最も重要です。しっかりとした柄を持つトリムボーダー壁紙は無地の壁紙との相性が非常によく、色のトーンさえ合わせればとてもオシャレな壁面になりますよ。
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壁紙の貼り方コンテンツ集

壁紙教室
学科編
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実技編
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