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汚れが付きにくく、落としやすい!防汚加工生地の効果

椅子張り生地には防汚加工が施されたものが多くありますが、「防汚(ぼうお)=汚れを防ぐ」とはどんな機能なのでしょうか。防汚加工生地の機能性やその効果について詳しくご紹介します。





 

生活の中で汚れとなるものは?

   
酸性と結晶性が汚れの原因
汚れのイメージ
  

生活の中で汚れの原因となるものは、主に酸性と結晶性のものに分けられます。

毎日食事をするダイニングでは、食べ物や飲み物をこぼしたり、醤油やケチャップなどの調味料が飛んでしまい、シミができることが多いですね。コーヒーや紅茶を飲んでくつろぐリビングのソファも同様です。

これらは油を含む酸性の汚れです。ビニールレザーならサッとひと拭きで汚れも落ちやすいですが、布製であるファブリック製品はそうもいきません。

また経年によるホコリや皮脂、煙、油などが長い時間放置されると結晶化します。結晶化した汚れはなかなか落ちません。





 

防汚加工の種類

一般的な防汚加工には、ソイルガード加工(SG)、ソイルリリース加工(SR)、ソイルガードリリース加工(SGR)、ソイルハイド加工(SH)などが挙げられ、用途によって適した加工が施されます。それぞれの加工方法の特徴について解説していきます。

 
 
汚れが付きにくい SG加工(ソイルガード)
SG加工のイメージ
  

繊維で織られた生地は拡大してみると凹凸があります。

ソイルガード加工は、フッ素樹脂で繊維の表面を覆うことで薄い皮膜を作り、凹凸をなくします。ツルッとさせた表面には汚れがつきにくくなります。テフロン加工がよい例です。





 
汚れが落ちやすい SR加工(ソイルリリース)
ウレタンのイメージ
  

ソイルリリース加工は表面に機能性ポリマー樹脂を加工して、水洗いや洗濯をした際に繊維に水を浸透させやすくします。

ソイルガード加工とは逆の原理で、親水性を高めて汚れと繊維の隙間に水が入り込み汚れを落としやすくしています。

ソイルガードとソイルリリースを合わせた加工で、汚れがつきにくく落ちやすい加工方法をSGR加工(ソイルガードリリース)と呼びます。





 
汚れが目立たない SH加工(ソイルハイド)
SH加工のイメージ
 

ソイルハイド加工は、繊維の断面の構造によって光を反射させて汚れを目立たなくさせる加工です。カーペットなど、洗濯ができない生地に加工される場合がほとんどです。
 
椅子張り生地に施される防汚加工はSG加工が一般的ですが、上記の加工を組み合わせることで防汚性をさらに高めているものもあります。





 

SG加工の仕組み

 

椅子張り生地に多く採用されているSG加工ですが、フッ素樹脂で薄い皮膜をつくると、なぜ汚れがつきにくくなるのでしょう。そこには液体の表面張力と、個体の濡れ性が大きく関わってきます。

 
 
フッ素樹脂とは
フッ素樹脂のイメージ
 

フッ素樹脂と言えばフライパンなどでもお馴染みのテフロン加工が代表的です。

繊維をコーティングするフッ素樹脂は、撥水撥油性、離型性、防汚性などの非粘着特性があり、滑りやすく水や油をはじき、汚れにくくする性質があります。





 
液体の表面張力
表面張力のイメージ
  

水や油などの液体には、張力が働いています。表面張力という言葉は耳にすることも多いですよね。

蛇口からポタポタと落ちる水滴は、ほぼ球体に近い形です。これは、気体と液体の界面(表面)に表面張力が働いているためです。

水滴は落ちると球体ではなくなりますが、落ちて接触した物質によってその形状が違ってきます。

ティッシュの上に落ちれば水分が吸収されてしまいますが、テーブルの上なら染み込まずに、こんもりとした水滴状になります。





 
親水性と撥水性
撥水のイメージ
 

同じ水滴でもティッシュとテーブルの上では表面張力の働きが変わってきます。それは、液体と個体の界面に起きる濡れ性に関係してきます。

濡れ性とは固体の親水の度合いです。濡れやすい物質は親水性が高く、水滴の表面張力は弱くなります。


例えば、キッチンのシンクや便器などは汚れを洗い流す必要があるため、親水性の高い材質や加工が施されているので、水滴は広がって濡れる面積が広くなります。

反対に、濡れにくい物質は撥水性が高くなり水滴の表面張力の働きも大きくなります。撥水性の高い物質の上では、水滴は球体に近い形になり物質との接地面積が小さくなります。


このようにSG加工は、フッ素樹脂をコーティングすることで撥水性・撥油性を高め、個体と液体の設置面積を小さくして汚れが付きにくくしているのです。





 

最新技術の防汚加工

 
次世代の防汚「ナノ加工」
ナノ撥水の実験
   

SG加工、SR加工、SH加工について解説しましたが、これらは全て後加工であるため、洗濯を繰り返していると徐々にその性能が薄れてしまうことは否定できません。

近年ではナノテクノロジーが進歩し、防汚加工の性能も高くなりました。ナノ加工を施された生地は水圧だけで汚れが落ちる超強力な撥水効果があります。もちろん、超強力撥水機能で水が染み込まないため汚れが付きにくいという特長もあります。

さらに、繊維をナノレベルで変化させて分子の質を変えることで、洗濯をしても効果が薄れない次世代の防汚技術なのです。





 
幅広い繊維製品に有効な防汚加工
椅子のイメージ
  

カーテン、カーペット、テーブルクロスなどのファブリック製品や、作業着、ユニフォーム、スポーツウエアなどの衣料品など、防汚加工が施されている繊維製品は多方面に渡ります。

椅子張り生地も、布の風合いを楽しみながら生活の中で生じる汚れを防いでくれる防汚加工された生地がおすすめですよ。

 






 
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