椅子張り生地と普通の布時の違い 看板画像

生地の違いを徹底解説!椅子張り生地と普通の布地の違い

椅子張り生地は、ソファや椅子を張り替えるための生地で、ファブリック生地やビニールレザーがありますが、普通の布生地とはどんな点が違うのでしょうか。椅子張り生地の特長をご紹介しながら、普通の布生地との違いを解説します。





 

椅子張り生地に求められることとは?

   
耐久性や抗菌性などの機能
防汚加工の椅子張り生地
  

ダイニングで使用する椅子やリビングのソファは飲食することもあり、何かをこぼしたりすることも少なくありません。小さなお子さまがいればなおさらですね。

洗濯できない椅子やソファは、衛生上でも心配です。また生活の中で毎日のように座るファブリック製の椅子やソファは、日々の汚れが取れなくなったり、次第に表面が擦り切れてしまうなどの磨耗も起こります。

このようなことから椅子張り生地は、普通の布生地よりも防汚性・耐久性・抗菌性などの性能が必要になってくると言えます。





 
椅子張り生地と普通の布生地の違い
椅子張り生地の通気性
  

表地の見た目はどちらも変わりませんが、椅子張り生地には基布となる裏地が付いているものが多いです。

ファブリック製の椅子張り生地の裏地には、止水するためのコーティングがされていたり、フィルムが貼られたりしています。

ビニールレザーの椅子張り生地は、メリヤスやフェルトなどの裏地が施されています。また伸縮性のある生地もあり、普通の布生地よりも椅子張りに適している素材です。





 

椅子張り生地に求められる性能

 
椅子張り生地の性能試験
撥水加工の椅子張り生地
 

椅子張り生地は、菌の繁殖を抑えたり、汚れにくい加工や強度を持たせるような加工がされています。

JIS規格に則って行われる性能試験の中には「摩擦強度試験」「摩擦堅牢度試験」「耐光試験」などがあり、それぞれの結果は1、1-2、2、2-3、…と5級までの評価がされ、級数が高いほど性能も高い生地になります。

それぞれの性能試験の評価は、椅子生地メーカーの見本帳などに表示されています。





 
摩擦強度試験
摩擦強度試験
 

ファブリック製のソファや椅子は座るたびに繊維と繊維が擦れて、摩擦が起こることで繊維がすり減っていきます。

摩擦強度試験は物と物が触れ合うことで起こる摩擦や摩耗に対して、どれだけの強度があるかをJIS規格に基づいて行う試験です。

椅子張り生地では、摩擦によって減少した繊維の質量によって強度を評価しています。また、毛玉の状態も評価されます。





 
摩擦堅牢度試験
摩擦堅牢度試験
  

繊維が擦れ合うと、すり減るだけでなく色移り(汚染)を起こすこともあります。

摩擦堅牢度試験は摩擦によって色落ちした度合いを評価するための試験です。
乾いた状態でテストする「乾燥試験」と、濡れている状態でテストする「湿潤試験」があります。

一般的には乾燥しているよりも湿っている生地の方が色移りがしやすい結果になりますが、稀にその逆の結果になることもあります。





 
耐光試験
耐光試験
 

窓辺に置いてあるファブリックソファの色が色褪せてしまったことはありませんか?

生地の色褪せの原因は、ほとんどが紫外線によるものです。普通の布生地よりも椅子張り生地は耐光性があり、変退色しにくい性質を持っています。

耐光試験は、紫外線耐光強度(紫外線による変色の度合い)を評価するための試験です。人工的な光で一定の条件下で検査されます。





 

利用環境や使用する場所に合った機能

 
用途別の必要な機能
椅子張り生地のイメージ
 

椅子やソファを利用する際、その場所や用途によって必要な機能も違ってきます。

例えば衛生管理が徹底されている医療施設や介護施設では、消毒液の使用が可能な椅子張り生地でなければなりません。

また飲食店などでは、汚れがつきにくく落としやすい機能や、自動車の内装に使用するものは燃えにくい素材である必要が出てきます。





 
次亜塩素酸で漂白消毒したら色落ちする?
耐次亜塩素酸加工の椅子張り生地
 

ノロウィルスの消毒にはアルコールではなく、塩素系漂白剤である次亜塩素酸が使用されます。

耐次亜塩素酸機能とは次亜塩素酸に耐性があり、使用による色落ちや色抜けがしにくい機能です。

主に医療施設や介護施設など、次亜塩素酸が頻繁に使用される場所で利用されていますが、家庭でも日頃のメンテナンスで漂白剤が使えるメリットがあります。

耐次亜塩素酸機能はビニールレザーに付加されることが多い機能ですが、一部ファブリック製の椅子張り生地でも対応しています。





 
コーヒーをこぼしたらシミになる?
  • 防汚性能1
  • 防汚性能2

サンゲツではメーカー独自の機能として、中性洗剤を少し混ぜた水で簡単に汚れを拭き取れる「イージークリーン機能」のある椅子張り生地があります。

また他のメーカーでも椅子張り生地には、表面のはっ水加工や裏地の防水加工などが施されています。生地に合ったお手入れ方法をすることで、シミならないように拭き取ることが可能です。

飲食店でも広く利用されていますが、家庭のダイニングチェアーにとってもありがたい機能ですね。





 
車の内装には普通の布生地は使用できない?
難燃ビニールレザー
  

車のシート、天井、床、トランクの中などの内装のあらゆるところには、ファブリックやレザーが使用されていますね。

自動車の内装に普通の布生地は使用できません。万一の火災に備えて燃えにくい材質を使わなければならない法律があるのです。

車の内装に使用できる生地にはJABIA(日本自動車車体工業会)で素材登録され、椅子張り生地の見本帳などにはJABIA登録番号が記載されます。

内装を普通の布生地で張り替えてしまった場合、車検が通らないこともあるので注意が必要です。







 
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