場所別に選ぶ 屋内用の塗料
室内でのペイントはニオイの少ない水性塗料がおすすめです。また、ホルムアルデヒドの含有量が少ないということも重要です。そんな屋内用の塗料を場所ごとにピックアップしました。ペイント初心者の方でも分かりやすくお選びいただけます!
壁・天井
お部屋の大部分の面積を占める壁や天井用の塗料選びのポイントは、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散が限りなく少ないものを選ぶことです。ここに記載している塗料はすべてその基準を満たした商品です。
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石材・タイル
機能性タイルなどにペイントするとその機能が失われます。つるつるの面はスプレータイプがおすすめ。
床
人が歩いたりイスを引きずったりするため、かなり高い耐摩耗性が必要となります。また、定期的なメンテナンスの簡易性も重要なポイントになります。
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無塗装フローリング
フローリング用の木材であれば、表面研磨まで済ませている商品が多いので、下処理なくペイントできます。
柱・窓枠・巾木など
素材に合わせて塗料を選べば、どの塗料でもペイントできます。ただし、住居を支える重要な部分ですから、腐食やサビ対策を重点に置く方がよいでしょう。
浴室・水まわり
たえず水がかかるような場所に使用できる塗料は数が限られています。また、防汚処理をしている素材が多いため、ペイントがのりにくいという点も注意です。
金具
金属の用途でペイントすべき塗料が変わります。人がつかんだり、物が当たったりする箇所には耐久性のある塗膜が必要です。錆が出やすい素材にはサビ止め機能も重要です。
ドア
素材にあわせて塗料を選べばどの塗料でもペイントできます。手で触れることが多く、皮脂が付いてよごれが目立ちますので、濃い色のマット仕上げは避けたほうがよいでしょう。
その他
その他の部分に関しては基本的に素材に合わせた塗料を使用すればよいでしょう。木部・金属・プラスティックなどの素材にペイントできる多用途塗料を選択するのも一つの手段です。
