ステインとは

DIYペイントの塗料選びステインとは

ステインはわかりやすく言うと木材の着色材です。塗り方はペンキよりも簡単。だけど、木材の美しさを最も引き出すことが出来る不思議な塗料です。木目をはっきりと際立たせることが出来ます。





 

ステインとは

ステインとは英語のstainをカタカナで表現した単語です。
汚れ・シミという意味で、日常で「ステインがつく」「ステインが吸着する」と言うと、コーヒーやワインの着色汚れを指すことが多いです。

塗料におけるステインは、汚れ・シミという意味とは異なります。
ひとことで言えば、木材の着色材。油性タイプが主流で、木材に塗布すると木の質感を損なわず年季を出すことができ、木目の美しさを際立たせます。

ステインの特徴や種類、塗り方について見ていきましょう。




 
着色の特徴
着色の特徴
 

木材には柔らかいところと硬いところが交互に並んでいます。色のうすいところが「夏目」と呼ばれる部分で、木が夏に急成長した範囲です。

この部分は密度が低いため、ステインを多く吸い込みます。反対に色の濃い部分は「冬目」と言い、密度が高いためステインを多く含みません。

つまり、夏目と冬目で吸い込むステインの量が異なるため、木目がはっきりと表れます。





 
水性と油性の違い
水性と油性の違い
 

ステインは一般的にオイルステインと呼ばれる油性タイプが主流です。
オイルステインの特徴としては、色のもととなる成分が液体の染料を使用しています。

反対に、水性ステインは顔料と呼ばれる固体の物質で着色をします。この違いははっきりと仕上がりに差を生じます。


染料は文字通り木材に染みこむため、前章にあった「夏目」の部分により着色します。
しかし、顔料は染み込みにくい個体の粒子なので、染料ほどには木目にあわせた色の濃淡は現れません。

塗り重ねをした時、染料は木目にすき間がなくなると染み込まなくなりますが、顔料は表面に積層していきます。

つまり、どんどん表面が顔料の色に染まるとともに、塗り重ねた厚さによってムラが生じやすくなります。

きれいに仕上げるためにはニオイはありますがオイルステインがおすすめです。 





 
塗り方
塗り方
 

オイルステインの場合、布にステインをつけて刷り込む方法がおすすめです。

ハケで薄く塗って拭き取る方法もありますが、ふき取る分ステインを消費してしまいます。また、ふき取るのが遅いとムラになります。


水性ステインは、乾燥時間が遅く着色しにくいためハケで塗って拭き取る方法がおすすめです。





 
ステインには保護機能はありません
ステインには保護機能はない
 

ステインはただの着色剤です。木材を保護する撥水機能等はありません。

ビンテージ感を出すためのステイン塗装であればそのままでも問題ありませんが、きれいな木目を保持するにはニスの上塗りが必要です。

ニスの種類ですが、水性ニスであればそのまま上塗りしても大丈夫です。
油性タイプやラッカータイプは水性ステインには使用できません。

オイルステインの場合でも少し色にじみが生じるため、セラックニスを下塗りすると色にじみを抑える効果があります。

その後、お好みの油性かラッカーニスで仕上げましょう。











 

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